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第10話【ネオス・ジェネクス】



「なんて奴だ…まさか、ここまで強くなっているとは」
エドが言う。




「俺たちがいない間に、ここまでの成長を遂げるとは…」
亮が言う。


「行くぜ!ブラック・ネオスでS・HERO2体に攻撃!ラス・オブ・ブラック・ネオスーファイア!!」
ブラック・ネオスがS・HERO2体を破壊する。


ライカ&ブレス
LP8000→6300


状況は十代と亮が有利になった。


しかし、敵2人は、笑みを浮かべていた。


「?」




「笑っている?」
エドが言う。





「ヒューズを破壊してくれてありがとうよ」
ライカが言う。


「!?」



「この瞬間、ヒューズの効果発動!このカードが破壊された後に、S・HEROが破壊されたとき、効果を無効にし、相手モンスター1体のコントロールを得る!」
ヒューズとサイルの亡霊がブラック・ネオスにまとわりつき、コントロールを奪う。


「ブラック・ネオス!…くっ…やっぱり、コントロールを奪う効果を持っていたか」
十代が言う。


「サイコって呼ぶぐらいだからな…当然だろ」
亮が言う。


『俺は、このターン、通常召喚はすでに行っている…』
十代が呟く。



「俺は手札を全て伏せ、ターンエンド」
十代は2枚のカードを伏せ、ターンを終了した。


『S・HERO…侮れないな…』
十代が呟く。






第1OP 99%(BOWL)






GX‐10【ネオス・ジェネクス】




ブラック・ネオスのコントロールを奪われた十代。


そして、デュエルは6ターン目を迎える。





6ターン
十代&亮
LP8000
ライカ&ブレス
LP6300


「我のターンだ。ドロー!」
ライカがカードをドローする。


「我は’S・HEROデス・サイコ’を召喚!」
ライカの場にモンスターが現れた。



S・HEROデス・サイコ
レベル3 攻撃力600


「ブラック・ネオスで、サイバー・ラーバァに攻撃!」
ライカが十代からコントロールを奪ったブラック・ネオスで攻撃し、サイバー・ラーバァを破壊する。

「ぐっ…だが、サイバー・ラーバァの効果は戦闘で破壊されたとき、プレイヤーが受けるダメージを0にする!更に、自分のデッキから同名カードを特殊召喚する!」
亮はデッキからサイバー・ラーバァを取り出し、特殊召喚する。


サイバー・ラーバァ
攻撃力400


「ふん…かかったな」
ブレスが言う。


「デス・サイコの効果発動!我のターンで相手がモンスターを特殊召喚したとき、そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る!」
ライカが言う。
「何!」
亮が驚き、サイバー・ラーバァのコントロールが奪われた。


「くっ…」


「デス・サイコ!丸藤亮にダイレクトアタック!」
デス・サイコが亮に攻撃を仕掛ける。


「っ……」


しかし


「リバースカード発動!」


「!?」


「’二度の固め’!2回目の攻撃を無効にする!」
十代が発動したトラップによって、デス・サイコの攻撃が無効になった。


「邪魔をしてくれたな…十代…だが、次は止められない!サイバー・ラーバァで亮にダイレクトアタック!」
ライカがサイバー・ラーバァで攻撃する。


「ぐっ」


十代&亮
LP8000→7600


「たかが、400ごときで…」
亮が言う。



「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド。エンドフェイズ、サイバー・ラーバァのコントロールは元に戻る」
サイバー・ラーバァが亮のフィールドに戻った。

そして、ライカのターンが終了した。




7ターン
十代&亮
LP7600
ライカ&ブレス
LP6300


「俺のターン、ドロー!」
亮がカードをドローする。


「伏せカード発動!永続トラップ!’リビングデッドの呼び声’!墓地からサイバー・ラーバァを特殊召喚!」
墓地からサイバー・ラーバァが復活し、フィールドに2体のサイバー・ラーバァが揃う。


サイバー・ラーバァ
攻撃力400


「そして、サイバー・ラーバァを生け贄に…」
サイバー・ラーバァが消える。


「現れろ!’サイバー・ドラゴン’!」
亮の場にサイバー・ドラゴンが現れる。


サイバー・ドラゴン
レベル5 攻撃力2100


「来た…サイバー・ドラゴン」
十代が言う。


「更に、マジックカード’強制転移’を発動!お互いにモンスターのコントロールを入れ替える。俺はラーバァだ」
亮が言う。


「くっ…なら、ブラック・ネオスだ」
ライカが言う。


2体のモンスターが入れ替わった。


「サンキュー、カイザー」
十代が言う。



「反撃だ!サイバー・ドラゴン!サイバー・ラーバァに攻撃!エヴォリューション・バースト!!」
サイバー・ドラゴンが攻撃する。


「くっ」
サイバー・ラーバァが破壊されたが、効果によってダメージはない。


「ブラック・ネオス!デス・サイコに攻撃!」
ブラック・ネオスが攻撃する。


「くっ…だが、この瞬間、トラップ発動!’サイコ・フレーム’!S・HEROが破壊されたとき、プレイヤーが受けるダメージを0にする!」
ライカが発動したカードによって、ダメージは0になった。


「なら、カードを2枚セットし、ターンエンド」
亮のターンが終了した。




8ターン
十代&亮
LP7600
ライカ&ブレス
LP6300


「我のターン!」
ブレスがカードをドローする。


「マジックカード’融合’発動!手札の’S・HEROシンセ’と、’S・HEROダイスマン’を融合!」
2体のモンスターが一つになる。


「現れろ!’S・HEROラガン・バース’!」
ブレスの場に融合モンスターが現れた。


S・HEROラガン・バース
レベル8 攻撃力2900


「融合モンスター!」


「融合もできるのか!」
亮と十代が言う。



「ラガン・バースの効果!召喚に成功したとき、相手モンスター1体のコントロールを得る!」
ラガン・バースの効果が発動し、ブラック・ネオスがブレスのフィールドに行こうとする。

しかし、

「させるか!トラップ発動!’リリース・ドロー’!モンスター1体を生け贄に、デッキから3枚ドローする!」
ブラック・ネオスが消え、十代はデッキから3枚ドローする。


「やるな…なら、ラガン・バースで、サイバー・ドラゴンに攻撃!サイコ・ウイップ!!」
ラガン・バースが攻撃する。


「トラップ発動!’マジック・シリンダー’!」
亮がトラップを発動した。

が、


「無駄だ!ラガン・バースがバトルしているとき、トラップカードの発動を1度だけ無効にする!」


「何!?」

ラガン・バースが亮のカードを破壊。続いて、サイバー・ドラゴンを破壊した。


「ぐわっ!」


十代&亮
LP7600→6800


「更に、ラガン・バースは、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えられる!行け!ラガン・バース!」
ラガン・バースが亮に効果ダメージを与える。


「ぐわああ!」


十代&亮
LP6800→4700


「亮!」
エドが言う。


「カイザー!」
十代が言う。


「くっ」

「我は、これでターンエンドだ」
ブレスのターンが終了した。


「流石だな、ブレス」

「我も、お前と同じ、S・HEROデッキだからな」
ライカとブレスが話す。


「大丈夫か?カイザー」

「ああ…それより十代…お前のターンだ」

「ああ」
十代が言う。






9ターン
十代&亮
LP4700
ライカ&ブレス
LP6300


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「’バブルマン’を召喚!」
十代がE・HEROを召喚した。


E・HEROバブルマン
レベル4 攻撃力800


「バブルマンの効果!自分のフィールドに他のカードがないとき、デッキから2枚ドローする!」
十代はカードを2枚ドローする。

「’融合’発動!フィールドのバブルマン、手札の’フェザーマン’を融合!」
2体のモンスターが1つになる。


「現れろ!’セイラーマン’!」
十代の場に融合モンスターが現れる。


E・HEROセイラーマン
レベル5 攻撃力1400


「そして、カードを1枚セット!」
十代はカードを1枚伏せた。

「セイラーマンは、自分フィールドに伏せカードがあるとき、相手にダイレクトアタックができる!行け!セイラーマン!アンカー・ナックル!!」
セイラーマンが攻撃する。

「ぐわっ!」


ライカ&ブレス
LP6300→4900


「十代…貴様」
ライカが言う。


「ターンエンドだ」
十代のターンが終了した。



「ブレスが受けたダメージは、我が2倍にして返す!」
ライカが言う。




10ターン
十代&亮
LP4700
ライカ&ブレス
LP4900


「我のターン!」
ライカがカードをドローする。

「マジックカード’サイコ・フュージョン’発動!」
ライカがマジックカードを発動した。


「まさか…」
エドが呟く。



「このカードは墓地のS・HEROを除外し、融合モンスターを融合召喚する!我は墓地のダイスマンと、デス・サイコを除外し、融合!」
2体のモンスターが一つになる。


「現れろ!’ブラック・サイコ’!」
ライカの場に融合モンスターが現れる。


S・HEROブラック・サイコ
レベル8 攻撃力2900


「また、融合モンスター」
十代が言う。


「ブラック・サイコの効果!召喚に成功したとき、相手モンスターのコントロールを得る!我はセイラーマンのコントロールを得る!」
セイラーマンがライカの場に行く。


「くっ…セイラーマン」
十代が呟く。


「ラカン・バースでダイレクトアタック!」
ラカン・バースが攻撃する。


だが、

「伏せカード発動!’速攻召喚’!俺は’ヒーロー・キッズ’を召喚!」
十代の場にモンスターが現れる。


ヒーロー・キッズ
レベル2 守備力200


「なら、ヒーロー・キッズを破壊しろ!」
ラカン・バースがヒーロー・キッズを破壊した。

「まだだ!我にはブラック・サイコと、セイラーマンの攻撃が残っている!行け!モンスター共よ!」
ブラック・サイコとセイラーマンが十代と亮に攻撃する。


「ぐわっ!」

「うわっ!」


十代&亮
LP4700→400


「くっ」


「我は、これでターンエンド。そして、ブラック・サイコの効果でコントロールしたモンスターはエンドフェイズに破壊される」
セイラーマンが破壊される。


「セイラーマン…すまない」
十代が謝る。





11ターン
十代&亮
LP400
ライカ&ブレス
LP4900


「俺のターン!」
亮がカードをドローする。


『俺たちのライフは400…次に攻撃を受ければ、確実に終わる…だが、まだ負けるわけにはいかない』
亮は、今、引いたカードを見た。

『これなら…』
亮が呟く。


「マジックカード’プロト生産’!手札の機械族モンスター…’サイバー・フェニックス’を墓地に捨て、手札が3枚未満のプレイヤーはデッキから3枚ドローする!」
亮はデッキから3枚ドロー、十代は2枚ドローする。
相手は手札が3枚あったため、カードは引けなかった。


「’プロト・サイバー・ドラゴン’を召喚!」
亮がモンスターを召喚する。


プロト・サイバー・ドラゴン
レベル3 攻撃力1100


「そして、トラップ発動!’ボーン・フロム・ドラコニス’!フィールドと墓地の機械族を全て除外し、手札からLV10の機械族を特殊召喚する!俺はフィールドのプロト・サイバー…そして、墓地のサイバー・ラーバァ2体、サイバー・フェニックス、サイバー・ドラゴンを除外!」
亮は5枚のカードを除外した。


「現れろ!’サイバー・エルタニン’!」
亮の場にモンスターが現れる。


サイバー・エルタニン
レベル10 攻撃力?





「サイバー・エルタニン?」
エドが言う。


「これが今のカイザーの切り札…」
十代が呟く。


「サイバー・エルタニンの効果!このモンスターの攻撃力は除外されている機械族×500となる!」


サイバー・エルタニン
攻撃力2500


「それだけじゃない!サイバー・エルタニンが召喚されたとき、除外されている機械族分、相手モンスターを破壊する!」


「!」
ブレスが驚く。


「これでお前たちのカードを全て破壊だ!コンステイレイション・シージュ!!」
サイバー・エルタニンがビームを放つ。

しかし、


「無防備な効果は受けないタチでね…トラップ発動!’サイコ・ブレイン・ストーム’!S・HEROがいるとき、破壊効果を無効にする!」
ライカとブレスの周りにバリアが張られる。


「あともう少しのところを…なら、サイバー・エルタニンでセイラーマンに攻撃!ドラコニス・アセンション!!」
エルタニンがセイラーマンを破壊する。


「「ぐっ」」


ライカ&ブレス
LP4900→3800



「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
亮のターンが終了した。


「流石カイザーだぜ」
十代が言う。


「調子に乗るなよ、丸藤亮!」
ブレスが言う。





12ターン
十代&亮
LP400
ライカ&ブレス
LP3800


「我のターン!」
ブレスがカードをドローする。

「ふん…残念だが、エルタニンには、ここで退場してもらう!」
ブレスが言う。


「ブラック・サイコ!エルタニンに攻撃!ブラック・サイコ・ブレイン!!」
ブラック・サイコが攻撃する。



「これでは、せっかくのエルタニンが負ける…」
エドが言う。


「まだだ!俺はなんとしてでも十代のターンまで、届ける!速攻魔法!’エナジー・スパーク’!フィールドに攻撃力2000以上の機械族がいるとき、相手のバトルフェイズを終了する!」
ブラック・サイコの攻撃が止まる。


「チッ」

「だが、お前たちのライフはわずか400。次の我のターンで終わりだ!」
ライカが言う。


しかし、


「次のターンがあればな」
十代が言う。


「何!?」
ブレスが言う。


「そろそろ、終わらせるぜ、このデュエルを…」
十代が言う。






13ターン
十代&亮
LP400
ライカ&ブレス
LP3800


「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「マジックカード’エマージェンシーコール’を発動!デッキからE・HERO1体を手札に加える!俺はネオスを手札に加える!」
十代は1枚のカードを手札に加えた。


「そして、融合、発動!手札のネオスと…」
十代の場にネオスが現れる。


「カイザーのサイバー・エルタニンを融合!」
2体のモンスターが飛び立つ。



「何!?」
ライカが驚く。



そして、2体のモンスターが1つになる。


「現れろ!’E・HEROネオス・ジェネクス’!」
十代の場にトンファーを持った機械族のような体をしたネオスが現れる。


E・HEROネオス・ジェネクス
レベル7 攻撃力2500


「ネオス・ジェネクスの効果!こいつの攻撃力は、融合素材にした機械族モンスターのLV×200アップする!」
エルタニンのLVは10だった。



E・HEROネオス・ジェネクス
攻撃力2500→4500


「攻撃力4500だと!」
ブレスが言う。


「ネオス・ジェネクス!ラカン・バースに攻撃!ラス・オブ・ネオス・パニッシュ!!」
ネオス・ジェネクスがトンファーでモンスターを破壊する。


「「ぐわああ!」」


ライカ&ブレス
LP3800→2200


「だが、まだライフは…」
ブレスが言う。


しかし、


「ネオス・ジェネクスの効果!」

「「!?」」

「相手モンスターを破壊したとき、そのモンスターと同じ種族モンスターが相手フィールドにいるとき、そのモンスターと強制バトルをし、モンスターを破壊したとき、相手ライフに自分のライフの倍の数値をダメージとして与える!」


「「何!」」

「くらえ!ラス・オブ・ネオス・パニッシュ!!」
ネオス・ジェネクスがブラック・サイコに攻撃。戦闘ダメージと効果ダメージを一緒に与える。


「「うわああ!」」



ライカ&ブレス
LP2200→600→0



そして、ライカとブレスがいたところが輝き出す。


亮とエドは驚く。




数秒後、2人は目を開けるが、ライカとブレスの姿はなかった。


「十代、あの2人は?」
エドが十代の横に来て言う。


「さあな…いつも負ければ、今みたいに消えるんだ、クローン・エンパイラのやつらは」
十代が前に歩き、2つのデッキを拾う。

「S・HERO…か…。ちょっとばかし、ビビったな」
十代が言う。


「さて、早くアカデミアに行くとする」
十代が言う。


「そうだな」
亮が言う。


3人は飛行機に乗り込む。


「今日はすごく疲れたな」
十代が言う。






第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)





予告


翔:兄さん!兄貴と一緒に来てたんだね

剣山:これで丸藤先輩も、またしばらく兄と一緒の島に暮らせるドン

翔:うん、そうだね


剣山:次回【十代VS翔 2人の絆、サイバー・ネオス】


丸藤先輩!兄貴とデュエルって、どういうことザウルス!?





ヒーロー講座


今回は、ライカとブレスが使っていた’S(サイコ)・HERO’について教えるぜ。S・HEROは、その名の通り、相手モンスターのコントロールを奪うHEROだ。少し厄介なモンスターだ!
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