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第3話【おかえり十代 VSI(イメージ)・HERO】




広い部屋の中、マントをかぶった男がいた。


「幻のE・HEROが奴に取られたか…」
男が言う。


「まあいい…どっちにしろ好都合だ。俺の計画には、お前が必要だからな…兄弟……いや、十代」
男が笑う。






第1OP 99%(BOWL)






GX‐3【おかえり十代 VSI(イメージ)・HERO】






時間は午後の4時。天気は晴れ。もう少しで夕日になる。


そして、デュエルアカデミアの校長室では、続々と、このアカデミアを卒業した生徒が来た。


「お久しぶりです!鮫島校長」
眼鏡をかけ、黒い服で身を包む翔が言う。

「おお!丸藤くん!久しぶりだ」
鮫島が言う。

「トメさんたちも久しぶりだドン」
黄色、ノースリーブを着て、頭には恐竜の顔したバンダナをつける剣山が言う。


「はいよ!久しぶりだね」
「元気にしてましたか?」
トメとセイコが聞く。



「勿論ッスよ!」
翔が言う。



「フッ…あの腰巾着が、こうも育つとはな」
あんまり昔から姿が変わらない万丈目が言う。


「それ、どういう意味ドン?」
剣山が万丈目を見る。



「まあまあ、2人とも落ち着いて」
近くにいた鮎川が言う。


「でも、本当に、みんな変わってきたわよね」
「そうですね」
白いノースリーブを着るジュンコと、薄いピンク色のノースリーブを着るももえが言う。

「最後にあったのはいつでしたっけ?」
黒い服を着たレイが言う。


「今年の1月の同窓会だ!まあ、同年代じゃなかった奴もいたがな」
万丈目が剣山とレイを見る。



「そんなことより、皆さん、私のために来てくれてありがとう」
鮫島が言う。


「同然ですよ。今年は校長の最後の教育生活の年なんですから」
レイが言う。


「そういえば、セイコさんも、今年で…」
ももえがセイコを見る。


「はい!来年の6月に結婚するので、今年で退職です」
セイコが言う。


「結婚か…いいな」
ジュンコが言う。


「おっと!結婚といえば、この僕の出番だよ」

すると、後ろの扉から、いきなり一人の男が現れる。

「テェェン、ジョウイン!!」
歯を光らせ、左手をグットにする吹雪だった。


「「吹雪さん!」」
「師匠!」
ジュンコと、ももえ、万丈目が言う。


「吹雪、もうちょっと、落ち着いたら」
吹雪の後ろに藤原が来る。

「藤原先輩!」
剣山が言う。

「みんな、久しぶり」
藤原が言う。


「お久しぶりです。鮫島校長」
吹雪が校長の近くに来て言う。

「元気そうだね」
「えぇ、もう元気いっぱいですよ」
吹雪が笑って言う。


「勢揃いだね」
藤原が周りを見て言う。


「みんな、楽しみだったからね。今日から始まる1年間が」
翔が言う。



「師匠!そういえば、天上院くんは?」
万丈目が聞く。

「明日香なら、明日に来るよ」
吹雪が言う。

「明日香さん、1月に会ったときは、アメリカからわざわざ、遊びに来てくれたけど」
「今年から、この学校の先生ですわ」
ジュンコと、ももえが言う。



すると、トメが校長室にある時計を見る。

「あら、やだ!こんな時間。セイコちゃん、購買部に行って、明日の準備するわよ」
「はい!」
トメとセイコが言う。

「じゃあ、みんな、またね」
2人は校長室を出る。


「そういえば、校長?僕たちの部屋はどこになるんですか?」
レイが聞く。

「キミたちの部屋は、男性ブルー寮の近くにある来客用の部屋に泊まってもらうよ。去年できたばかりの部屋だ。まぁ、数は少ないが…」
鮫島が言う。

「別にいいドン!部屋より、学園でまた楽しめるのが嬉しいザウルス!」
剣山が言う。


みんなが笑う。


すると、翔が鮫島校長の机に置いてあった雑誌を見る。

そこには、ある人の記事が載っていた。


「兄貴…今頃、何してんのかな?」
翔が言う。

鮫島は机に置いていた雑誌を見る。


「彼の行方を知る者は、この4年間、誰も知らない。もう、世間じゃ、かなり有名なのに」
鮫島が言う。

「会いたいザウルス…」
「僕も…」
剣山とレイが言う。


「ふん!どうせ、どっかで、デュエルでもやってんだろ。デュエルバカだからな」
万丈目が言う。

「明日香が、凄く心配してたよ」
吹雪が言う。

「そうでしたわね」
「あのバカは、いつも、明日香さんを心配させるんだから」
ももえと、ジュンコが言う。


「でも、十代くんのことだから、きっと元気にやってると思うわ」
鮎川が言う。

「そうだよ!」
藤原が言う。




すると、


「た、大変なノーネ!」
デュエルアカデミアの教頭、クロノスが慌てて、校長室に入る。


「クロノス教頭!?」
万丈目が言う。


「あ~ら?シニョールたち、いつ来たノーネ?」
クロノスが言う。

「ついさっき」
翔が言う。


「それで、どうしたんです?」
鮫島が聞く。


「あ!そうなノーネ!これを見て欲しいノーネ!」
クロノスは近くにあったリモコンで、テレビを付ける。




すると、そこには、2人の男性が映っていた。


『ほぉ、それは本当ですか?ラージ館長』
その番組の司会者が言う。

『はい!あの遊城十代さんが着て、幻のE・HEROのマスターに選ばれたんです!』
テレビに映っているラージ館長が言う。

画面左上には、’幻のE・HERO、遊城十代を選ぶ’と、書いてあった。


みんなは驚いた。


「これって!」
「あの宿主を選ぶと言う幻のE・HEROが十代くんを!」
「兄貴、アメリカに行ってたザウルス!?」
「けど、兄貴、どうして、幻のE・HEROのところに…」
「大方、幻のE・HEROを見に行ったら、たまたま選ばれたってところだろ」
鮎川、鮫島、剣山、翔、万丈目が言う。


「でも、テレビに映っている人が、こう行ってるってことは、十代様、元気にしてるだわ!」
レイが言う。




『ところで、ラージ館長?遊城十代くんは、どうでしたか?』
『う~ん、そうですね…写真で見たときより、背はかなり伸びていました。それに十代さんと一緒にいた女性が、昔より逞しくなっている、って、言っていました』
『女性!?彼女ですか?』
『どうでしょうね』
2人の会話が盛り上がる。


みんなは、口を半開きしていた。

「あのバカに…」
「彼女なんて…」
「そんなーー!十代様!」
「おめでとう!十代くん!春が訪れたねー!」
「あの単純デュエルバカに彼女だと!?この俺でも、できたことないのにか!」
みんなが言う。

「ハハッ…万丈目くん、先、越されたッスね」
翔が言う。

「ふん!俺には天上院くんという天使がいる。だから、彼女、いや、妻が、もう少しでできるんだ!」
万丈目が言う。

「本当ッスか」
翔が言う。

「なんだと!貴様!俺と天上院くんの赤い糸を切る気か!?」
「いや、明日香さんの赤い糸は、おそらく別の人についてると思うよ」
「そこまで言うか…なら、翔!今すぐ、デュエルをして決着を付けるぞ!」
「望むところッスよ!」
万丈目と翔が火花を散らす。




数分後、翔、万丈目、剣山、レイ、吹雪、藤原、ジュンコ、ももえ、鮎川、鮫島、クロノスがデュエル場に来た。


デュエル場は誰もいなかった。


「なんで、こうなったの?」
「万丈目先輩、学生時代から、あんまり変わってないザウルス」
「本当」
鮎川、剣山、レイが言う。



そして、翔と、万丈目がフィールドに立つ。

「ふん!お前とは、アカデミアを卒業して以来、やっていなかったな」
「そうスッね…白黒はっきりつけるッス!」
「いいだろう…このデュエルで、どっちが強いか勝負だ!」
万丈目と翔がデュエルディスクを起動させた。


スタートのかけ声をしようとした、そのとき!


フィールドの中央がいきなり、輝き出す。


「なんだ!?」
「眩しい!」
「「きゃああ」」
「一体、これは…」
みんなが目を瞑る。



しばらくして、みんなは目を開く。


すると、光が放っていた場所から一人の男が出てきた。

「ふ~ん、ここがデュエルアカデミアか」
男は周りを見て言う。

「なんだ!?貴様」
「どっから、出てきたんッスか!」

「つーか、誰ドン?」
万丈目、翔、剣山が言う。

「ふん!お前たちに教える名などない」
男が言う。

「じゃあ、シニョールは何しに来たノーネ?」
クロノスが聞く。

「もちろん、デュエルをしに来た…ん?」
男はジュンコ、ももえ、レイの3人を見る。

「「「!?」」」

「いや、デュエルは、やっぱいいや」
男はフィールドから降り、ジュンコ、ももえ、レイに近づく。


「かわいいな…うん、お前ら、俺と共に来い」
男が言う。


「なんでよ!」
「そうですわ!」
ジュンコ、ももえが言う。

「ふん、お前らは、なんか面白そうだ」
男が言う。

「イヤだもんねー、だれがついていくか」
レイが下を出す。

「そうか、なら、」
男はポケットからナイフを出して来た。

「ナイフ!?」
「ちょ、何をする気なの!?」
鮫島と鮎川が言う。

「服を引き裂いてやる」
男が言う。


「おい!止すんだ!」
吹雪が言う。


「やなこった、」
男が言う。


「おい!貴様、この俺が相手になってやる」
万丈目が男に近づく。

「ちょ、万丈目くん!」
翔がフィールドから降りる。


「男が俺に近づくな!」
男がナイフを突きつける。


万丈目は怖くて、後ろにバックステップをする。


「ちょ!万丈目くん」
ジュンコが言う。

「まあ、がんばれ」
万丈目が言う。

「何よ!それ!万丈目先輩のバカ!」
レイが言う。

「誰か助けてくれないのですか?」
ももえが言う。

「ナイフが怖いノーネ」
「ううう」
クロノスと剣山が言う。


「臆病者!」
ジュンコが言う。

「ふん!ナイフだけで怯えやがって、だが、これで、…」
男が3人を見て、ナイフを舐める。

ジュンコ、ももえ、レイは後ろに下がる。

男は笑いながら、後をつく。


3人はついに、壁にぶち当たった。逃げ道はない。


「もう逃げられないぞ」
男が笑って言う。

「誰か助けてよ…」
レイが言う。

「まずは、ナイフで、その服を引き裂いて、裸にしてやる」
男が言う。


3人は足がガクッとなり、床に座る。


「ジュンコさん!ももえさん!」
「レイちゃん!」
鮎川と、剣山が言う。

「さぁ、俺の契りとなれ!」
男がナイフを振り下ろそうとする。


すると、そのとき、

男の横に誰か来て、男の首に腕を組む感じで、現れた。

「……」
「おいおい、女に得物を使って脅すとは、やることがやんちゃだな…」
男は横を見る。

「貴様…」

赤い服を着た男の目が見えた。

「遊城十代!」
男が言う。

男の隣に来た男は、このアカデミアの卒業生、遊城十代だった。


「十代様!?」

「「兄貴!?」
「十代くん!?」
「シニョール十代!?」
みんなが驚く。

卒業したときより、背はかなり伸び、髪の毛も少し伸びていた。

「十代…なぜ、貴様がここにぃ!」
男が十代にナイフを突き刺そうとするが、誰かに腕を掴まれ、止められる。

男はナイフを持っていた手を見る。

掴んでいたのは、十代のエースモンスター、E・HEROネオスだった。



「ジュンコ!ももえ!レイちゃん!」
3人のところに明日香が来る。

「明日香さん!?」
ももえが言う。

「明日香!?」
吹雪も驚く。


「3人共、早く立って!」
明日香が言うと、3人は立つ。



「お前、クローン・エンパイラのメンバーだろ?フレスって奴から聞いたぜ」
「フレス?なるほど、あいつから聞いて、ここに来たってわけか」
2人が話す。

《十代くん…気をつけるんだニャ。この男、何をしでかすかわからないんだニャ》
十代の横に大徳寺の人魂が出てきて言い、更に、ファラオが鳴く。

「お前が、ここにいるってことは、フレスはやられ、幻のE・HEROは、お前が持っていると言うことか…」
男はナイフを投げ捨てる。

「?」
「俺たち、クローン・エンパイラのことについて奴から聞いたのか?」
「フレスは何も話さなかったぜ」
十代が言う。

すると、男は、十代から離れ、ネオスも掴んでいた手を離す。

男は十代から離れる。

「俺の名前はプレート。十代、俺とデュエルしろ!俺が勝ったら、幻のE・HEROは頂戴する」
「お前たち、クローン・エンパイラは、何が目的だ?」
「話すことなどない。大人しくデュエルをすればいい」
「断っても無理って感じだな」
十代が頭を掻く。

ネオスが消える。


「明日香、俺のバック頼むわ」
十代が明日香にファラオが入ったバックを投げる。

「あと、みんなを、下がらせてくれ」
十代が言う。

「わかったわ。さ、行きましょう」
明日香が近くにいた3人を下がらせる。


十代とプレートはデュエルフィールドに立つ。


同時に、みんなが、観覧席に座る。

「天上院くん!なぜ、キミが十代と?」
万丈目が聞く。

「アメリカで会ったの。それで、一緒に来たのよ」
明日香が言う。

「じゃあ、テレビで言っていた十代くんと一緒にいた女連れって、」
「明日香さんのことッスか!?」
藤原と翔が言う。

「え?」


「明日香さん!いつから、十代くんと?」
「明日香先輩って、十代様と付き合ってるんですか?」
鮎川とレイが言う。


「え?ちょっと……///」
明日香の顔が赤くなる。


「何かの間違いだ!そうだよね?天上院くん!」
万丈目が慌てる。

「ちょっと!私、別に十代と、そんな関係じゃないわよ!」
明日香が慌てて言う。

「そうなのか、残念」
吹雪が言う。


「ま、まぁ、久しぶりに会って、イケメンにはなっていたけど」
明日香が座りながら言う。

「た、確かに…」
「予想以上の成長ぶりですわ」
ジュンコと、ももえが頬が赤くして言う。

「ああ!3人共、ほっぺた赤い!」
レイが言う。

3人はギクッとなる。

吹雪は、それを見て笑みを浮かべる。


『でも、本当に逞しくなってるね…十代くん。さぁ、デュエルの方は、どうかな?』
吹雪が呟く。





「十代、フレスを倒したってことは、あのデッキを持っていると言うことか?」
「あのデッキ?…あぁ、フレスが使っていたデッキのことか?持ってるぜ」
「ふん、なら、少しぐらいはいいか…」
「?」
「行くぞ!十代!」

2人がデュエルディスクを起動させた。


「「デュエル!」」
2人のかけ声でデュエルがスタートした。




1ターン
両者
LP4000


「俺から行かせてもらうぞ!ドロー!」
プレートがカードをドローする。


「行くぞ!俺は’I(イメージ)・HEROリオン’を召喚!」
プレートがHEROを出す。



I・HEROリオン
レベル1 攻撃力800



「!?」
十代が驚く。





「あの人もHEROデッキ!?」
明日香が言う。


「あの人も?どういうことだ?天上院くん」
万丈目が聞く。



「実は、前に戦ったクローン・エンパイラのメンバーと名乗る男も、F(フレイム)・HEROっていう見たことないHEROを出してきたの」


「そのデッキは?」
鮫島が聞く。



すると、明日香が持っていた十代のバックからファラオが出てきて口にデッキを加えていた。


《それだニャ、明日香さん》
大徳寺が出る。



「大徳寺先生!?」
翔が驚く。


《久しぶりだニャ》
大徳寺が言う。



明日香はファラオの口からデッキを取り、鮫島に渡す。


「確かに、こんなHEROは見たことがない」
鮫島が言う。



「奴ら、一体、何者なの?」
藤原が言う。







そして、デュエルは、


「リオンの効果発動!召喚に成功したとき、フィールドに’イメージトークン’1体を特殊召喚する!」
リオンのとなりにトークンが現れる。


イメージトークン
レベル1 攻撃力100


「俺はカードを2枚セットし、ターンエンド」
プレートのターンが終了した。




「どういうことだ…」
「?」
「お前たちの使うHEROデッキ、それは、なんだ?いや、そもそも、お前たちは何者だ?」
十代が聞く。


「その口振りだと、フレスには何も聞いてないか…いいだろ、俺たちが何者は答えられないが、HEROカードのことは教えてやる」
プレートが言う。


「…………」
十代は聞く。



「俺たち、クローン・エンパイラは、そんな多い人数がいる組織じゃない。そして、俺たち、クローン・エンパイラが所持しているデッキ…それが、24個のHEROデッキだ」
「24つのHEROデッキだと?」
「そうだ…A~Zまでのアルファベットが付く24つHEROデッキだ」
プレートが言う。




「だけど、アルファベットは全部で26…後2つは?」
藤原が言う。




「1つは、今、どこにあるかは知らない…だが、もう1つは、すぐそばにある」
プレートが言う。


「!」
十代は自分のデッキを見る。


「そうだ…そのE・HEROも、その内の中にカウントする。そして、俺たちの目的は、お前のデッキを頂くこと…だが、その前にやるべきことが、」
プレートが言う。




「幻のE・HEROを奪うこと…」
明日香が言う。





「じゃあ、なぜ、俺のデッキが必要だ?そもそも、幻のE・HEROを最初に狙うのはなぜだ?」
十代が聞く。


「さあな、そのことに関しては、上の人から何も聞いてない」
「くっ……」
「話しは、ここまでだ…デュエルを続ける」
プレートが言う。


「お前たちに、幻のE・HEROも、俺の魂も渡さない!」





2ターン
両者
LP4000


「俺のターン、ドロー!」
十代がカードをドローする。


「マジックカード’フェイク・ヒーロー’発動!手札から’E・HEROクレイマン’を特殊召喚!」
十代の場にモンスターが現れた。



E・HEROクレイマン
レベル4 攻撃力800




「フッ!さっそく来るか?」
プレートが言う。



「俺はクレイマンを生け贄に捧げ!」
クレイマンが消え、火柱が立つ。



「現れろ!’E・HEROバーニング・ボンド’!」
十代のフィールドに幻のE・HEROが現れる。



E・HEROバーニング・ボンド
レベル7 攻撃力2400


「幻のE・HEROは、E・HEROと名のついたモンスター1体、生け贄で召喚可能!」
バーニング・ボンドが赤い粒子を放出する。





「あれが、幻のE・HEROと言われたカード」
「凄まじい気迫だね」
「でも、格好いいし、綺麗な粒子が出て凄い」
鮫島校長と、吹雪、レイが言う。




「バーニング・ボンドが召喚に成功したとき、デッキからマジックカード1枚、手札に加える」
十代はデッキから1枚のカードを手札に加えた。


「速攻魔法’サイクロン’発動!フィールドに存在するマジック、トラップカード1枚を破壊する!」
十代が発動したサイクロンで、プレートの伏せカード1枚が破壊された。


「バーニング・ボンド!イメージトークンに攻撃!インパクト・バーニング!!」
バーニング・ボンドが攻撃する。



「残念だが、お前が破壊したカードは外れだ!トラップ発動!’アイ・イメージ’!自分フィールドにI・HEROと、イメージトークンがいるとき、発動可能!このターンのバトルフェイズを強制終了させる!」
プレートが発動したカードにより、バーニング・ボンドの攻撃が止む。


「なら、カードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。





3ターン
両者
LP4000


「俺のターン!」
プレートがカードをドローする。


「俺はリオンと、イメージトークンを生け贄に捧げ、現れろ!’I・HEROエレオス’!」
プレートの場に上級モンスターが現れる。


I・HEROエレオス
レベル7 攻撃力2200


「エレオスの効果!自分フィールドにイメージトークン2体を特殊召喚する!」
プレートの場にイメージトークンが2体、現れる。


イメージトークン×2
攻撃力100



「トークンが2体?」
十代が言う。


「そして、マジックカード’アップ・ピース’!トークンを生け贄に捧げ、モンスター1体の攻撃力を生け贄に捧げたトークン1体につき、500ポイントアップする!」


I・HEROエレオス
攻撃力2200→3200



「これで、エレオスの攻撃力はバーニング・ボンドの攻撃力を上回った!エレオスで、バーニング・ボンドに攻撃!イメージ・スイング!!」
エレオスが攻撃する。



「トラップ発動!’ヒーロー・バリア’!E・HEROがいるとき、攻撃を1度だけ、無効にする!」
エレオスの攻撃がバリアによって、受け止められる。


「チッ…カードを1枚セットし、ターンエンド」
プレートのターンが終了する。




「兄貴…なんとか、モンスターを守ったッスね」
「流石ドン」
翔と、剣山が言う。





4ターン
両者
LP4000



「俺のターン!」
十代がカードをドローする。


「行くぜ!バーニング・ボンド!I・HEROエレオスに攻撃!インパクト・バーニング!!」
バーニング・ボンドが攻撃し、エレオスを破壊する。


プレート
LP4000→3800


「そいつを待っていたぞ」

「!?」

「エレオスの効果発動!戦闘で破壊されたとき、手札からI・HERO1体を特殊召喚する!現れろ’I・HEROスパーダ’!」
プレートの場に新たなI・HEROが現れる。


I・HEROスパーダ
レベル8 攻撃力2700


「レベル8のモンスター…」

「スパーダが召喚されたとき、自分フィールド上の空いているモンスターゾーン全てにイメージトークンを特殊召喚する!」
プレートの場に4体のトークンが現れる。


イメージトークン×4
攻撃力100


プレートの場にモンスターが5体になった。




「モンスターがたった1ターンで5体も…」

「逆に自分を不利に追い込んでしまったノーネ」
翔と、クロノスが言う。




「厄介になってきたな…俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。





5ターン
十代
LP4000
プレート
LP3800


「俺のターン」
プレートがカードをドローする。

「スパーダの効果発動!イメージトークンを全て生け贄に捧げ、生け贄に捧げたトークン×500ポイントアップする!」
スパーダが4体のイメージトークンを吸収する。


I・HEROスパーダ
攻撃力2700→4700





「攻撃力4700!」
「ちょ、ちょっと、マズいんじゃない」
鮎川とジュンコが言う。



「スパーダで、バーニング・ボンドに攻撃!ネット・スパイラル!!」
スパーダが攻撃する。


「ぐわっ!」


十代
LP4000→1700


「「兄貴!」」

「十代様!」



「やってくれるな…だが…」
十代が言う。


さらに、バーニング・ボンドが破壊されていなかった。


「!?」

「俺はトラップカード’ヒーローシールド’を発動した。モンスター1体を戦闘破壊から守り、ダメージ1000につき、カードを1枚ドローする!」
十代はデッキから2枚ドローする。


「フッ…ターンエンドだ」
プレートのターンが終了した。


「これで、次で俺の勝ちだ。幻のE・HEROは頂く」
プレートが言う。


「は?次のお前のターンで勝つだ?んなわけねえだろ」

「何?この状況で、まだ、そんな口が聞けるか?」
プレートが言う。






6ターン
十代
LP1700
プレート
LP3800


「俺のターン」
十代がカードをドローする。


《十代…》
バーニング・ボンドが十代に呼びかける。


「ああ、わかってるぜ」
十代が言う。


そして、今、引いたカードを発動する。


「マジックカード’エクストラ・エスケープ’!融合デッキから’E・HEROサンダージャイアント’を墓地に送り、デッキからモンスター1体を特殊召喚する!現れろ!’E・HEROバースト・レディ’!」
十代の場にモンスターが現れる。


E・HEROバースト・レディ
レベル3 攻撃力1200


「だから、どうした?そんなザコモンスターを出して、何になる?」

「お前は何も知らないんだな…幻のE・HEROの、最終能力を」

「最終能力だと?」

「行くぜ…バーニング・ボンド…」
十代の目がオッドアイになる。

さらに、バーニング・ボンドと、バースト・レディが赤く光る。


「なんだ?これは!」

「バーニング・ボンド…今こそ、枷を外す!バーニング・ボンド!最終能力発動!バーニング・ボンドと、フィールド上のE・HERO1体を墓地に送り、融合デッキから’WE(ダブルエレメンタル)・HERO’を融合召喚する!」
2体のモンスターが一つになる。


《これが、幻の力》
観覧席にいた大徳寺が言う。


「現れろ!’WE・HEROアカシックストーム’!」
十代の場に真っ赤に燃えるモンスターが現れる。


WE・HEROアカシックストーム
レベル8 攻撃力2800


「ダブルエレメンタルだと!?」




「融合のカードを使わずに、融合モンスターを!」
「コンタクト融合に似てるッス」
藤原と翔が言う。

「これが、バーニング・ボンドの真の姿」
鮫島校長が呟く。



「アカシックストームの効果発動!自分フィールドに存在するモンスターが、こいつだけだったとき、手札からE・HERO1体を特殊召喚できる!現れろ!’E・HEROネオス’!」
十代の場にエースモンスターが現れる。


E・HEROネオス
レベル7 攻撃力2500


「更に、アカシックストームは墓地からE・HERO1体を除外することで、そのモンスターの効果を得る!俺はサンダージャイアントを除外!」
十代は墓地から1枚のカードを除外した。


「サンダージャイアントの効果を得たアカシックストームの効果!手札を1枚捨て、このモンスターより、元々の攻撃力が低い相手モンスター1体を破壊する!」
十代は手札を1枚捨てた。

「ヴェイパースパーク!!」
アカシックストームが効果でスパーダを破壊する。

「しまった!!」

「行くぜ!アカシックストーム!ダイレクトアタック!アカシック・ブレイク!!」
アカシックストームが攻撃する。


「ぐわっ!」


プレート
LP3800→1000


「バカな」

「これで、お終いだ!ネオスで、ダイレクトアタック!ラス・オブ・ネオス!!」
ネオスが攻撃する。


「ぐわああ!」


プレート
LP1000→0


「バカな…この俺が…クローン・エンパイラの一員である…お―」
すると、周りが光り出し、みんなが目を閉じる。


「っ!」



数分後、みんなが、目を開けるが、プレートの姿はなく、やはり、デッキだけが残っていた。


十代はデッキを拾う。


「やつら、一体、何者なんだ?」
十代がデッキを握る。





第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)




予告


翔:兄貴!久しぶりッス!

十代:ああ、またしばらく一緒にいれるぜ。


剣山:嬉しいドン!兄貴!

翔:だけど、万丈目くんがいきなり、兄貴にデュエルを挑んできたッス

十代:どっちが強いか証明するだ?まぁ、楽しいデュエルができたら、それでいいか。


翔:次回【VS万丈目 新たなハネクリボー登場!?】


十代:手加減はなしだぜ!万丈目





ヒーロー講座


今回はプレートが使ったI(イメージ)・HERO。召喚時、フィールドにイメージトークンと言った、トークンを特殊召喚し、トークンでいろんな戦術に使うんだ。
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