第2話【幻のE・HERO降臨】
「俺はベースと、ブレスを生贄に捧げ、」
2体のモンスターが生贄になる。
「現れろ!’F・HEROグレード・バーン’!」
フレスの場に新たなF・HEROが現れる。
F・HEROグレード・バーン
レベル7 攻撃力2400
「十代!貴様のヒーローと、俺のヒーロー…どっちが強いか、ここで証明だ!」
フレスが言う。
第1OP 99%(BOWL)
GX‐2【幻のE・HERO降臨】
F・HEROと言うヒーローカードを使うフレス。上級モンスターを召喚され、形勢が逆転されそうになる。
両者
LP2500
「グレード・バーンの効果発動!墓地のF・HERO1体を除外することで、エンドフェイズまで、除外したモンスターの攻撃力分アップする!俺はF・HEROブレスを除外!」
フレスは墓地から1枚のカードを除外した。
F・HEROグレード・バーン
攻撃力2400→3900
「攻撃力3900!」
「グレード・バーンでネオスを攻撃!バーン・プレス!!」
グレード・バーンが攻撃する。
「この攻撃でネオスが!」
「十代!」
ラージ館長と明日香が言う。
「トラップ発動!’攻撃の無力化’!攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」
バリアが張られ、攻撃が無効になった。
「チッ」
フレスが舌打ちをする。
明日香は一安心した。
「カードを1枚セットし、ターンエンド」
フレスのターンが終了した。
F・HEROグレード・バーン
攻撃力3900→2400
5ターン
両者
LP2500
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
『グレード・バーン…墓地のF・HEROを除外することで攻撃力を上げる攻撃に特化したモンスター…だが、今の攻撃力だったら、ネオスで倒せる!』
十代が呟く。
「行くぞネオス!グレード・バーンに攻撃!ラス・オブ・ネオス!!」
ネオスが攻撃する。
「そんな単純な攻撃が通じると思ったか!永続トラップ発動!’フレイム・プロテクト’!このカードがあるかぎり、F・HEROは1ターンに1度、破壊されない!」
グレード・バーンがネオスの攻撃に耐える。
「だが、ダメージは受けてもらう!」
十代が言う。
フレス
LP2500→2400
「たかが、100ダメージごとき…」
フレスが笑って言う。
「俺は’E・HEROフェザーマン’を守備表示で召喚!」
十代がモンスターを召喚した。
E・HEROフェザーマン
レベル3 戦士族
守備力1000
『今、俺のできることは、ここまでだ…』
十代が呟く。
「俺は、これでターンエンド」
十代のターンが終了した。
「十代…」
明日香が呟く。
6ターン
十代
LP2500
フレス
LP2400
「俺のターン!」
フレスがカードをドローする。
「こいつはいいカードを引いた」
「?」
「俺は’F・HEROフィアンマ’を召喚!」
フレスがモンスターを召喚する。
F・HEROフィアンマ
レベル4 攻撃力100
「攻撃力100!?」
「何を考えているの?」
ラージ館長と明日香が言う。
「…………」
「今に見せてやる…フィアンマの効果発動!このカードを墓地に送り、装備カード1枚をデッキから手札に加える!」
フィアンマが炎となって消え、フレスはデッキから1枚のカードを手札に加え、使用する。
「装備魔法’ヒート・ナックル’をグレード・バーンに装備!」
グレード・バーンの右腕が大きくなる。
「このカードを装備したモンスターが、相手の守備表示モンスターを攻撃したとき、その守備力を攻撃力が上回っていたら、貫通ダメージを与える!」
「なっ!」
「グレード・バーン!フェザーマンに攻撃!ヒート・バーン・プレス!!」
グレード・バーンが大きくなった右腕でフェザーマンに攻撃する。
「うわっ!」
十代
LP2500→1100
「十代!」
「十代さんのライフが一気に!」
明日香とラージ館長が言う。
「くぅ」
「俺は、これでターンエンドだ」
フレスのターンが終了した。
7ターン
十代
LP1100
フレス
LP2400
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
「マジックカード’フュージョン・リカバリー’発動!墓地から融合と、バースト・レディを手札に加える」
十代は墓地から2枚のカードを回収した。
「そして、融合発動!フィールドのネオスと、手札のバースト・レディを融合!」
2体のモンスターが1つになる。
「行くぜ!宇宙の騎士!’E・HEROネオス・ナイト’!」
十代の場に剣と盾を持った融合モンスターが現れる。
E・HEROネオス・ナイト
レベル7 攻撃力2500
「ネオス・ナイト!?」
「私も初めてみる新しいE・HERO」
ラージ館長と明日香が言う。
「ネオス・ナイトの攻撃力はネオスと融合した戦士族モンスターの攻撃力の半分、攻撃力がアップする!」
E・HEROネオス・ナイト
攻撃力2500→3100
「ネオス・ナイトが攻撃するとき、相手が受けるダメージは0になる!ネオス・ナイト!グレード・バーンに攻撃!ラス・オブ・ネオス・スラァァッシュ!」
ネオス・ナイトが攻撃する。
「忘れたか!?永続トラップ、フレイム・プロテクトの効果で、俺のF・HEROは1ターンに1度、破壊されないことを!」
グレード・バーンがネオス・ナイトの剣を受け止める。
「ああ、知ってるぜ。だが、ネオス・ナイトは相手にダメージを与えられないかわりに、1度のバトルで2回の攻撃を行えるんだ」
「!?」
ネオス・ナイトが更に押し、グレード・バーンを破壊する。
「これで、グレード・バーンを破壊したわ!」
「やっぱり、このお方は凄い…」
明日香とラージ館長が言う。
「フッ…残念だったな」
「?」
「この瞬間、グレード・バーンに装備されたヒート・ナックルの効果発動!このカードを装備していたモンスターが破壊されたとき、手札から新たなF・HEROを特殊召喚する!」
「!?」
「グレード・バーンを破壊したのが徒になったな!俺は手札から’F・HEROアカシック・バースト’を特殊召喚!」
フレスの場に新たなF・HEROが現れる。
F・HEROアカシック・バースト
レベル8 攻撃力2800
「くっ…ちょっと、油断し過ぎたか…」
十代はちょっと笑って言う。
「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
十代のターンが終了した。
8ターン
十代
LP1100
フレス
LP2400
「俺のターン!」
フレスがカードをドローする。
「’F・HEROブレイジング’を召喚!」
フレスがモンスターを召喚する。
F・HEROブレイジング
レベル4 攻撃力1900
「ブレイジングの効果発動!このカードをデッキに戻し、相手は1枚ドロー、そして、アカシック・バーストの攻撃力をエンドフェイズまで1900ポイントアップ!」
ブレイジングがフィールドから消え、十代はデッキから1枚ドロー、そして、アカシック・バーストの攻撃力が上がる。
F・HEROアカシック・バースト
攻撃力2800→4700
「攻撃力4700…」
十代が言う。
「燃えろぉぉ!アカシック・バーストで、ネオス・ナイトに攻撃!アカシック・クローズ!!」
アカシック・バーストが攻撃する。
しかし、
「速攻魔法発動!’融合解除’!ネオス・ナイトの融合を解除!ネオスとバースト・レディを特殊召喚!」
ネオス・ナイトが2体のモンスターに分かれる。
E・HEROネオス
守備力2000
E・HEROバースト・レディ
守備力800
「なら、アカシック・バースト!ネオスに攻撃!」
アカシック・バーストがネオスに攻撃する。
「ネオス!」
「更に、ネオスを破壊したことで、アカシック・バーストの効果発動!相手に600ダメージを与える!」
アカシック・バーストが十代に炎をぶつける。
「うっ」
十代
LP1100→500
「十代!」
明日香が言う。
「ターンエンドだ!」
フレスのターンが終了した。
F・HEROアカシック・バースト
攻撃力4700→2800
「十代…」
「十代さんのライフは風前の灯しみ…次の相手のターンで、勝負が付く」
明日香とラージ館長が言う。
「諦めろ…お前にもう勝ち目はない。これで、幻のE・HEROは俺たちクローン・エンパイラが頂く」
フレスが言う。
すると、十代が顔を上げる。
「冗談じゃないぜ…そのカードは、この博物館の宝なんだ。お前みたいに、知らないやつに持っていかれてたまるかよ」
十代が言う。
「まだ減らず口を…わからないのか?!この状況を!お前のライフは500!フィールドにはザコモンスター1体だけ!もう、勝ちは見えている」
フレスが言う。
「悪いな…俺のデッキにザコモンスターなんていない…それに、俺はまだデュエルをあきらめたわけじゃない!」
十代の目がオッドアイに雰囲気が変わる。
「!?『雰囲気が変わった』」
「フレス…なんのために、幻のE・HEROを持っていくか、知らないが、それは、この博物館の、いや、このアメリカ全体の宝物だ。それを簡単に持っていかせはしない」
「まだ、わからないか!もう、勝負は」
「まだだ!俺はまだデュエルの勝負をあきらめたわけじゃない!」
十代が言う。
すると、フレスの横にあった幻のE・HEROの結晶が光る。
「「!?」」
「!?」
「なんだ!?」
フレスが結晶から少し離れる。
すると、結晶が砕け、赤い光が十代に近づく。
「?」
そして、赤い光が十代のデッキに入り、デッキが光る。
「!!」
十代は目をつぶる。
そして、十代の頭に声が響く。
『汝の名は?』
『俺の名前は遊城十代…』
『十代…汝には、とてつもない力が宿っているな…』
『俺は精霊の魂を宿すもの…そして、精霊の魂を知るものだ』
『汝…いや、十代…お前の力、しかと受け取った!この私の力を使うがいい!』
十代が目を開ける。
「な、何が起こった?」
フレスが言う。
「今のは…」
ラージ館長が言う。
「行くぞ!フレス!ラストターンだ!」
9ターン
十代
LP500
フレス
LP2400
「俺のターン!」
十代がカードをドローする。
十代は目をオッドアイにさせる。
「俺はバースト・レディを生け贄に捧げ」
バースト・レディがフィールドから消えると、火柱が立つ。
「!?」
「現れろ!’E・HEROバーニング・ボンド’!」
火柱から新たなE・HEROが現れる。その姿は赤かった。
E・HEROバーニング・ボンド
レベル7 攻撃力2400
「何!?」
フレスが言う。
「これって!」
「ついに、姿を現しました…幻のE・HERO!」
明日香とラージ館長が言う。
「馬鹿な!?十代が幻のE・HEROに選ばれたと言うのか!」
フレスが言う。
「やはり、私の予想はあっていました…十代さんが…幻のE・HEROのマスターになることを!」
ラージ館長が言う。
バーニング・ボンドは赤い粒子のようなものを周りに降らしていた。
「バーニング・ボンドはLV7だが、E・HERO1体を生け贄で召喚可能!バーニング・ボンドが召喚されたことで、俺はデッキからマジックカード1枚、手札に加える!」
十代はデッキからカードを1枚手札に加え、発動する。
「マジックカード’オーバーソウル’発動!墓地からネオスを特殊召喚!」
十代の場にネオスが現れる。
E・HEROネオス
攻撃力2500
「だが、どのモンスターも、俺のアカシック・バーストの攻撃力には届かない!」
フレスが言う。
「’強欲な壺’を発動!デッキから2枚ドロー!」
十代はデッキから2枚ドローした。
「装備魔法’ネオス・フォース’発動!このカードはネオスのみ装備可能。攻撃力を800ポイントアップ!」
E・HEROネオス
攻撃力2500→3300
「攻撃力3300!」
「更に、マジックカード’ヒートハート’を発動!バーニング・ボンドの攻撃力を500ポイントアップさせる!」
E・HEROバーニング・ボンド
攻撃力2400→2900
「!」
「バーニング・ボンドで、アカシック・バーストに攻撃!インパクト・バーニング!!」
バーニング・ボンドが攻撃する。
「ぐわっ!」
フレス
LP2400→2300
「だが、永続トラップ、フレイム・プロテクトの効果により、アカシック・バーストは破壊されない!」
「だが、それは1ターンに1度だ!ネオス!アカシック・バーストに攻撃!フォース・オブ・ネオスペース!!」
ネオスが攻撃する。
「うあぁ!」
フレス
LP2300→1800
「この瞬間、装備魔法ネオス・フォースの効果発動!破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
「なんだと!」
「くらえ!ネオス・フォース!!」
ネオスがフレスに攻撃する。
「ぐわっ!」
フレス
LP1800→0
ソリッドビジョンが消える。
「やった!十代さんの勝ちです!」
「十代」
ラージ館長と明日香が言う。
すると、フレスがデュエルディスクを落として言う。
「フッ…フフ…」
「?」
「幻のE・HEROに選ばれておめでとう…だがな、一ついっといてやるよ。俺の仲間に一人、性格の悪い気色の悪いやつがいてよ…そいつがな…デュエルアカデミアに行こうっていってるんだよ」
フレスが笑って言う。
「!?」
「デュエルアカデミアに!?」
「どうして?」
明日香とラージ館長が言う。
「さぁな…まぁ、冗談かもしれないが…頑張ることだな…」
すると、フレスが光り出す。
「!?」
十代たちは目を瞑る。
そして、数秒後、3人は目を目を開けるが、フレスの姿はなかった。
あったのはフレスが使っていたF・HEROデッキだけだった。
十代は、それを拾う。
「消えた…」
「一体、何者だったんでしょう」
明日香とラージ館長が言う。
「明日香、今すぐデュエルアカデミアに行くぞ。みんなが心配だ」
十代が明日香のところに来て言う。
「そうね」
明日香が言う。
十代は次にラージ館長にあいさつをする。
「短い間だったが、いろいろ助かったぜ。それと、これ」
十代が幻のE・HEROをラージ館長に差し出す。
「いえ、それは、あなたが持っていてください」
ラージ館長が言う。
「?」
「そのバーニング・ボンドは、あなたを選びました。なら、そのカードはあなたが持っていた方がいいでしょう」
ラージ館長が言う。
「いいのか?」
「ええ」
「なら、ありがたく受け取るぜ」
十代が言う。
「あ、それともう1つ」
「?」
「幻のE・HEROは、そのカードを合わせて、6枚あります」
「!」
「つまり、あと5枚です」
「驚いたわ…まさか、ほかにも存在していたなんて」
明日香が言う。
「残念ながら、ほかの幻のE・HEROがどこにあるかはわかりませんが、そのうちの1枚があなたを選んだぐらいです。きっと、ほかのカードもあなたを選ぶでしょう」
ラージ館長が言う。
「いろいろ教えてくれて、助かったぜ。ありがとうな。明日香、行くぞ」
十代が言う。
「ええ、それじゃあ、ありがとうございます」
明日香が十代の横に並び、一緒に歩く。
ラージ館長はそれを見送る。
『遊城十代くん…あなたは、やはり凄い…きっと、この世界を変える日が来るかもしれませんね』
ラージ館長が呟く。
第1ED Wake Up Your Heart(KENNwith The NaB's)
予告
十代:急いでデュエルアカデミアに向かった俺たち。
そして、アカデミアでは翔や剣山たちがいた。
クローン・エンパイラの奴らに好きにさせてたまるか!
次回【おかえり十代 VSI(イメージ)・HERO】
みんな、俺は帰ってきたぜ!
ヒーロー講座
今回は’F(フレイム)・HERO’について教えるぞ。このF・HEROは全てが炎属性モンスターなんだ。赤い炎に包まれたF・HERO、触ったら火傷じゃすまないぜ。