プロローグ1
紅ウサギ「誰か〜誰か助けてくださーい。」
極メガネ「オワタ\(^o^)/」
になり「ワケガワカラナイヨ」
すみかぜ「それよりここどこ?」
ウ、メ、に、な「知るかボケ!!」
なつき「マジでこれからどうするんだよ、
団長はいないし、私達がどこにいるのかわからないし。」
紅ウサギ「団長か。」
極メガネ「団長w。」
なつき「団長ね。」
になり「団長って俺達をここに連れて来た元凶だよね。」
すみかぜ「うん、元凶だな。」
紅ウサギ「とりあえず、これからどうしようか。」
メ、な、に、す「どうしようか。」
彼らはなんでこうなったかというと
数時間前
シュン「おーい、みんなーちょっと見てくれー」
シュンはみんなに黒い箱のようなものを見せた。
すみかぜ「団長、これは何?」
紅ウサギ「なんか嫌な予感が…」
になり「ちょっと用事が…」
なつき「意外といい物かもしれないよ?」
極メガネ「マジかよ楽しみだな。」
紅ウサギ「メガネ、なつきさん。それはない!」
すみかぜ「話をもどすけど、その黒い箱って何?」
紅ウサギ「さぁ?もしかしてすみさん気になるの?」
すみかぜ「べ別に、ただヤバイ物かそうでない物かを早く知りたいだけだよ。」
極メガネ「うわーすみさんヒビっているんだーw」
すみかぜ「ヒビってなんかいないよー」
ゆい「ところでシュン、その黒い箱は何?」
シュン「友結、よく聞いてくれたな。
聞いて驚くな、『これはゲームの世界に入れる機械』だ。」
そこにいるシュンと友結以外の人達は驚いたと同時にこれはヤバイなと思った。
なつき「前言撤回、ヤバイやつだった。」
になり「よ、用事があるので帰ります。」
シュン「帰らせるわけないじゃん。」
シュンは少し威圧するように言った。
になり「ですよねー」
紅ウサギ「団長、この黒い箱はどこで買って来たの?」
シュン「さぁね。」
すみかぜ「メルカリ?それともヤフオク?」
シュン「ちがうよ。」
になり「ハードオフにでも行って来たの?」
シュン「行ってねぇよ。」
なつき「アマゾンで何か買ったの?」
シュン「買ってねぇよ。そもそもネットでこれは買ってないから。」
極メガネ「じゃあどこかで拾って来たとか?」
シュン「だいぶ近いな。」
紅ウサギ「じゃあ、まさか、家の前に置いてあったとか?」
シュン「そうだよ。そのまさかだよ。」
ゆい「え?」
シュン以外「えーーーーー!!」
その場にいたシュン以外の人達が驚いた。
になり「てか、家の前に黒い箱が置いてあるって、怪しさ満点じゃね?」
紅ウサギ「それは言えてる。」
なつき「それなw」
ゆい「でもおかしいな、私が見た時、こんなものは置いてなかったような。」
シュン「え?」
全員「えーーーーー!!」
盛り上がっていた話を友結の一言がぶちこわした。と同時に全員が驚いた。
シュン「友結、それは本当か?」
ゆい「本当よ。」
シュン「たとえ友結でも…
でもかわいいから許す♥」
ゆい「ありがとう。シュン。」
紅ウサギ「団長、その箱に説明書とかないの?」
シュン「ない。あっても読まない。」
紅ウサギ「ですよねー」
すみかぜ「じゃあなんでそれが『ゲームの世界に入れる機械』だとわかったの?」
シュン「はってあった紙にそう書いてあった。俺もよく知らん。」
シュン「というわけでこれを使ってみようと思う。」
ウ、す、メ、に、な「は!?」
紅ウサギ「おいおい、マジかよ。」
すみかぜ「団長、本気か!?」
極メガネ「団長、用事があるので帰ります。」
になり「俺も。」
なつき「私も。」
3人は急いで帰ろうとしたが、シュンと友結に阻止された。
シュン、ゆい「帰らせるわけないだろ(でしょ)」
なつき「うわぁ」
になり、メガネ「マジかよ。」
ウサギ、すみかぜ「やっぱり。」
紅ウサギ「で、本当に行くとしてここにいない人達はどうするの?」
すみかぜ「いない人達って?」
紅ウサギ「夜さんとか。」
シュン「さっき電話したら今から来るって。」
紅ウサギ「南拓さんとか。」
なつき「ここに来る前に『用事があるから遅くなる』ってメールが来たよ。」
紅ウサギ「焉月さんとか。」
シュン「さっきから電話をかけているんだが、全然つながらない。」
紅ウサギ「マジか。」
シュン「というわけで、今からこのメンバーで行こうと思う。」
紅ウサギ「マジか…」
すみかぜ「本当に行くのか…」
なつき「マジかよ…」
になり「試すしかないんだね、うん。」
極メガネ「……」
紅ウサギ達は逃げるのは無理だと思い、怪しい機械を試すしかないんだと思った。
シュン「今からこの機械を試してみようと思うのだが、その前に…」
シュン「友結、たしか倉庫にビデオカメラがあると思うから持って来てくれない?」
ゆい「いいよ。」
友結が家を出たあと、しばらくして、シュンは怪しい機械をいじりはじめた。
シュン「こうかな?」
シュンが特定の持ち方をした時、箱からまぶしい光があふれてきた。
すみかぜ「うわっ!」
紅ウサギ「まっまぶしい…」
紅ウサギ達はまぶしい光に飲み込まれていった。
気がつくと紅ウサギ達は荒野にいた。
紅ウサギ「ここはどこ?」
になり「さぁ?」
なつき「知らんな。」
極メガネ「ここはゲームの中なの?」
すみかぜ「知らない。でも一応調べてみない?」
ウ、な、に、メ「賛成。」
紅ウサギ達はこのエリアを少し調べてみた。
すぐにすみかぜがなにかを発見した。
すみかぜ「あそこになんか看板があるよ。」
ウ、な、に、メ「マジで!?」
全員が看板を見た。
見た瞬間、全員の表情が固まった。
『ようこそゲームの世界へ。
あなた達はゲームのキャラクターとなり、
このゲームをクリアしてもらいます。
ただし、外にゲームをクリアする人が
いないとこのゲームは進みません
のでご注意ください。』
全員「えぇーーーーー!!」
これで最初に戻る。
一方、その頃のシュン
シュン「うわーーー!まっまぶしい。」
気がつくとシュンはよくわからない建物の中にいた。
シュン「ここはどこだ?」
シュンは周囲を見渡した。
シュン「建物の中だということは間違いないみたいだけど。」
シュン「とりあえず調べてみるか。」
シュンはこのよくわからない建物を調べて見ることにした。
しばらく調べていると、長い杖を持った少女と出会った。そしてその少女に話しかけた。
シュン「あのー悪いんだけどさー……」
?「あのっ、お願いがあるんです!
何も聞かないで私に協力してください!」
シュンが何かを言う前に長い杖を持った少女がつめよって来た。
シュン「協力ってなんだよ?そもそも何に協力すればいいんだ?」
?「う〜ん、とりあえずメア姉を呼んでくる。」
そう言って長い杖を持った少女はシュンの前から立ち去った。
?「メア姉ー」
メア姉と呼ばれた女性はふり返った。
メア姉「あら、ミーナ。どうしたの?」
ミーナ「メア姉聞いて!ついに見つけたの!
あの計画に賛同してくれるかもしれない人が。」
メア姉「本当!?今すぐその人の所まで案内して。」
ミーナ「うん、わかった。」
ミーナ「お待たせー連れて来たよー」
メア姉「あなたがあの計画に賛同してくれるかもしれない人ですか?」
シュン「いやだからあの計画ってなんだよ!?
そもそもお前らは誰なんだよ!?」
メア姉「申し遅れました。私はメアリーといいます。
メアと呼んでください。」
ミーナ「私はミーナ・サ……」
メアはミーナが自分の名前を最後まで言おうとしているのに気がついて、ミーナの口に手を当てた。
ミーナ(なにすんの、メア姉!)
メア(サンライトの名前は人前では言ってはいけないって言わなかった?)
ミーナ(たしかに言ってたけどさ、おかしいよ!
なんで人前で言ってはいけないわけ!?)
メア(……黙りなさい。その顔に強烈なビンタが炸裂したくなければ…)
メアは殺気がまじった視線をミーナに向けた。
ミーナ(……)
メアがミーナに向けた視線はミーナはもちろん、シュンもゾクッとした。
シュン(これはわざと怒らせない方がいいかも。)
メア「あっ、ごめんなさい、ちょっとこの子と話し込んでしまって。あっこの子はミーナといいます。」
ミーナ「よろしく。」
シュン「十五夜シュンだ。」
ミーナとメアが自分の名前を言ったのに応じてシュンも自分の名前を名乗った。
シュン「で、なにに協力すればいいんだ?」
メア「う〜ん、その前にある薬を作りたいんだけど、あいにく今材料がないので取りに行ってもらえませんか?」
シュン「わかった。それはどこにあるんだ?」
メア「それは……」
メアはシュンにそれがどこにあるか教えてあげた。
メアとミーナの姿が見えなくなった後、シュンは悩んでいた。
シュン(どうしよう。道に迷った。
あんなに丁寧に教えてくれたのに…)
ガチャ
悩んでいるシュンの近くでドアを開ける音がした。
部屋から出てきた人にシュンは近づいて話しかけた。
シュン「おーい、そこの人…なんだメアか。ちょっといい?」
メア?「………」
シュン「いやーさっき丁寧に教えてくれたけど、
また教えてくれない?」
メア?「………たぶん、あっち…だと思う」
シュン「そうか。ありがとな。」
シュンはそう言って背を向けた。
その瞬間、シュンは棒のようなもので頭を殴られた。
ゴッ
シュン「ぐはっ」
ドサッ
シュンは気絶してしまった。
一方、その頃のメアとミーナ
ミーナ「シュン遅いねー」
メア「たしかに遅いわね。シュンさん。」
2人がそう話していると、大きな物音とかすかな声が聞こえた。
?「ーーーはっ」
メア「なんの音?それと誰の声?」
ミーナ「……この声、シュンの声じゃない?」
メア「え?そうなの?たしかにシュンさん戻って来ないし、声がした方に行ってみる?」
ミーナ「うん、行ってみよう。」
メアとミーナは音がした方に行った
そこで2人が見たものは
倒れているシュンと凶器と思われる杖を持った女がいた
ミーナ「ああああ……」
青ざめているミーナのすぐ横で杖を持った女をにらんでいるメアがいた。
メア「あなた……」
メアは殺意をこめた視線を女に向けた。
?「……………」
極メガネ「オワタ\(^o^)/」
になり「ワケガワカラナイヨ」
すみかぜ「それよりここどこ?」
ウ、メ、に、な「知るかボケ!!」
なつき「マジでこれからどうするんだよ、
団長はいないし、私達がどこにいるのかわからないし。」
紅ウサギ「団長か。」
極メガネ「団長w。」
なつき「団長ね。」
になり「団長って俺達をここに連れて来た元凶だよね。」
すみかぜ「うん、元凶だな。」
紅ウサギ「とりあえず、これからどうしようか。」
メ、な、に、す「どうしようか。」
彼らはなんでこうなったかというと
数時間前
シュン「おーい、みんなーちょっと見てくれー」
シュンはみんなに黒い箱のようなものを見せた。
すみかぜ「団長、これは何?」
紅ウサギ「なんか嫌な予感が…」
になり「ちょっと用事が…」
なつき「意外といい物かもしれないよ?」
極メガネ「マジかよ楽しみだな。」
紅ウサギ「メガネ、なつきさん。それはない!」
すみかぜ「話をもどすけど、その黒い箱って何?」
紅ウサギ「さぁ?もしかしてすみさん気になるの?」
すみかぜ「べ別に、ただヤバイ物かそうでない物かを早く知りたいだけだよ。」
極メガネ「うわーすみさんヒビっているんだーw」
すみかぜ「ヒビってなんかいないよー」
ゆい「ところでシュン、その黒い箱は何?」
シュン「友結、よく聞いてくれたな。
聞いて驚くな、『これはゲームの世界に入れる機械』だ。」
そこにいるシュンと友結以外の人達は驚いたと同時にこれはヤバイなと思った。
なつき「前言撤回、ヤバイやつだった。」
になり「よ、用事があるので帰ります。」
シュン「帰らせるわけないじゃん。」
シュンは少し威圧するように言った。
になり「ですよねー」
紅ウサギ「団長、この黒い箱はどこで買って来たの?」
シュン「さぁね。」
すみかぜ「メルカリ?それともヤフオク?」
シュン「ちがうよ。」
になり「ハードオフにでも行って来たの?」
シュン「行ってねぇよ。」
なつき「アマゾンで何か買ったの?」
シュン「買ってねぇよ。そもそもネットでこれは買ってないから。」
極メガネ「じゃあどこかで拾って来たとか?」
シュン「だいぶ近いな。」
紅ウサギ「じゃあ、まさか、家の前に置いてあったとか?」
シュン「そうだよ。そのまさかだよ。」
ゆい「え?」
シュン以外「えーーーーー!!」
その場にいたシュン以外の人達が驚いた。
になり「てか、家の前に黒い箱が置いてあるって、怪しさ満点じゃね?」
紅ウサギ「それは言えてる。」
なつき「それなw」
ゆい「でもおかしいな、私が見た時、こんなものは置いてなかったような。」
シュン「え?」
全員「えーーーーー!!」
盛り上がっていた話を友結の一言がぶちこわした。と同時に全員が驚いた。
シュン「友結、それは本当か?」
ゆい「本当よ。」
シュン「たとえ友結でも…
でもかわいいから許す♥」
ゆい「ありがとう。シュン。」
紅ウサギ「団長、その箱に説明書とかないの?」
シュン「ない。あっても読まない。」
紅ウサギ「ですよねー」
すみかぜ「じゃあなんでそれが『ゲームの世界に入れる機械』だとわかったの?」
シュン「はってあった紙にそう書いてあった。俺もよく知らん。」
シュン「というわけでこれを使ってみようと思う。」
ウ、す、メ、に、な「は!?」
紅ウサギ「おいおい、マジかよ。」
すみかぜ「団長、本気か!?」
極メガネ「団長、用事があるので帰ります。」
になり「俺も。」
なつき「私も。」
3人は急いで帰ろうとしたが、シュンと友結に阻止された。
シュン、ゆい「帰らせるわけないだろ(でしょ)」
なつき「うわぁ」
になり、メガネ「マジかよ。」
ウサギ、すみかぜ「やっぱり。」
紅ウサギ「で、本当に行くとしてここにいない人達はどうするの?」
すみかぜ「いない人達って?」
紅ウサギ「夜さんとか。」
シュン「さっき電話したら今から来るって。」
紅ウサギ「南拓さんとか。」
なつき「ここに来る前に『用事があるから遅くなる』ってメールが来たよ。」
紅ウサギ「焉月さんとか。」
シュン「さっきから電話をかけているんだが、全然つながらない。」
紅ウサギ「マジか。」
シュン「というわけで、今からこのメンバーで行こうと思う。」
紅ウサギ「マジか…」
すみかぜ「本当に行くのか…」
なつき「マジかよ…」
になり「試すしかないんだね、うん。」
極メガネ「……」
紅ウサギ達は逃げるのは無理だと思い、怪しい機械を試すしかないんだと思った。
シュン「今からこの機械を試してみようと思うのだが、その前に…」
シュン「友結、たしか倉庫にビデオカメラがあると思うから持って来てくれない?」
ゆい「いいよ。」
友結が家を出たあと、しばらくして、シュンは怪しい機械をいじりはじめた。
シュン「こうかな?」
シュンが特定の持ち方をした時、箱からまぶしい光があふれてきた。
すみかぜ「うわっ!」
紅ウサギ「まっまぶしい…」
紅ウサギ達はまぶしい光に飲み込まれていった。
気がつくと紅ウサギ達は荒野にいた。
紅ウサギ「ここはどこ?」
になり「さぁ?」
なつき「知らんな。」
極メガネ「ここはゲームの中なの?」
すみかぜ「知らない。でも一応調べてみない?」
ウ、な、に、メ「賛成。」
紅ウサギ達はこのエリアを少し調べてみた。
すぐにすみかぜがなにかを発見した。
すみかぜ「あそこになんか看板があるよ。」
ウ、な、に、メ「マジで!?」
全員が看板を見た。
見た瞬間、全員の表情が固まった。
『ようこそゲームの世界へ。
あなた達はゲームのキャラクターとなり、
このゲームをクリアしてもらいます。
ただし、外にゲームをクリアする人が
いないとこのゲームは進みません
のでご注意ください。』
全員「えぇーーーーー!!」
これで最初に戻る。
一方、その頃のシュン
シュン「うわーーー!まっまぶしい。」
気がつくとシュンはよくわからない建物の中にいた。
シュン「ここはどこだ?」
シュンは周囲を見渡した。
シュン「建物の中だということは間違いないみたいだけど。」
シュン「とりあえず調べてみるか。」
シュンはこのよくわからない建物を調べて見ることにした。
しばらく調べていると、長い杖を持った少女と出会った。そしてその少女に話しかけた。
シュン「あのー悪いんだけどさー……」
?「あのっ、お願いがあるんです!
何も聞かないで私に協力してください!」
シュンが何かを言う前に長い杖を持った少女がつめよって来た。
シュン「協力ってなんだよ?そもそも何に協力すればいいんだ?」
?「う〜ん、とりあえずメア姉を呼んでくる。」
そう言って長い杖を持った少女はシュンの前から立ち去った。
?「メア姉ー」
メア姉と呼ばれた女性はふり返った。
メア姉「あら、ミーナ。どうしたの?」
ミーナ「メア姉聞いて!ついに見つけたの!
あの計画に賛同してくれるかもしれない人が。」
メア姉「本当!?今すぐその人の所まで案内して。」
ミーナ「うん、わかった。」
ミーナ「お待たせー連れて来たよー」
メア姉「あなたがあの計画に賛同してくれるかもしれない人ですか?」
シュン「いやだからあの計画ってなんだよ!?
そもそもお前らは誰なんだよ!?」
メア姉「申し遅れました。私はメアリーといいます。
メアと呼んでください。」
ミーナ「私はミーナ・サ……」
メアはミーナが自分の名前を最後まで言おうとしているのに気がついて、ミーナの口に手を当てた。
ミーナ(なにすんの、メア姉!)
メア(サンライトの名前は人前では言ってはいけないって言わなかった?)
ミーナ(たしかに言ってたけどさ、おかしいよ!
なんで人前で言ってはいけないわけ!?)
メア(……黙りなさい。その顔に強烈なビンタが炸裂したくなければ…)
メアは殺気がまじった視線をミーナに向けた。
ミーナ(……)
メアがミーナに向けた視線はミーナはもちろん、シュンもゾクッとした。
シュン(これはわざと怒らせない方がいいかも。)
メア「あっ、ごめんなさい、ちょっとこの子と話し込んでしまって。あっこの子はミーナといいます。」
ミーナ「よろしく。」
シュン「十五夜シュンだ。」
ミーナとメアが自分の名前を言ったのに応じてシュンも自分の名前を名乗った。
シュン「で、なにに協力すればいいんだ?」
メア「う〜ん、その前にある薬を作りたいんだけど、あいにく今材料がないので取りに行ってもらえませんか?」
シュン「わかった。それはどこにあるんだ?」
メア「それは……」
メアはシュンにそれがどこにあるか教えてあげた。
メアとミーナの姿が見えなくなった後、シュンは悩んでいた。
シュン(どうしよう。道に迷った。
あんなに丁寧に教えてくれたのに…)
ガチャ
悩んでいるシュンの近くでドアを開ける音がした。
部屋から出てきた人にシュンは近づいて話しかけた。
シュン「おーい、そこの人…なんだメアか。ちょっといい?」
メア?「………」
シュン「いやーさっき丁寧に教えてくれたけど、
また教えてくれない?」
メア?「………たぶん、あっち…だと思う」
シュン「そうか。ありがとな。」
シュンはそう言って背を向けた。
その瞬間、シュンは棒のようなもので頭を殴られた。
ゴッ
シュン「ぐはっ」
ドサッ
シュンは気絶してしまった。
一方、その頃のメアとミーナ
ミーナ「シュン遅いねー」
メア「たしかに遅いわね。シュンさん。」
2人がそう話していると、大きな物音とかすかな声が聞こえた。
?「ーーーはっ」
メア「なんの音?それと誰の声?」
ミーナ「……この声、シュンの声じゃない?」
メア「え?そうなの?たしかにシュンさん戻って来ないし、声がした方に行ってみる?」
ミーナ「うん、行ってみよう。」
メアとミーナは音がした方に行った
そこで2人が見たものは
倒れているシュンと凶器と思われる杖を持った女がいた
ミーナ「ああああ……」
青ざめているミーナのすぐ横で杖を持った女をにらんでいるメアがいた。
メア「あなた……」
メアは殺意をこめた視線を女に向けた。
?「……………」
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