聖なる夜に、口付けを。~彼ver.~
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驚いたような、嬉しそうな、
目尻に涙を溜めた君が見つめる。
少しして、オイラの手を
その小さな両手で包み込んだ。
「私も、井宿が好き。
誰か大切な人が居るんだって思ったから
もう伝えられないと思ってた……
私でよければ
今日を一緒に過ごさせてください」
ああ、良かった。
君が同じ気持ちでいてくれた。
これが自惚れだったなら
穴があったらどころではない。
自ら穴を掘り隠れてしまいたい。
「欲を言うなら今日だけじゃなくて
明日からも側に居たいな」
「オイラも同じ気持ちなのだ。
今日だけでなく、ずっと一緒に居たい」
君が恥ずかしそうに
可愛いことを言うものだから
「めりーくりすます、なのだ!
ななしちゃん」
ちゅっと音を立て
おでこに唇を落とした。
「……!!!」
照れて赤くなる顔が
またオイラを刺激する。
「本当は口付けたいけど
今はこれくらいにしておくのだ」
そう耳元で囁き、妖しく笑った。
「暗くなるまで、少し我慢なのだ」
それはオイラ自身のこと、
君も思ってくれていたら、なんて希望。
真っ赤に染まる君を見ていたら
また自惚れそうなのだ。
しかし今日のオイラは
考えるより体が動くのが多かった。
まだまだ修行が足りないな。
聖なる夜に、口付けを。
→その後
目尻に涙を溜めた君が見つめる。
少しして、オイラの手を
その小さな両手で包み込んだ。
「私も、井宿が好き。
誰か大切な人が居るんだって思ったから
もう伝えられないと思ってた……
私でよければ
今日を一緒に過ごさせてください」
ああ、良かった。
君が同じ気持ちでいてくれた。
これが自惚れだったなら
穴があったらどころではない。
自ら穴を掘り隠れてしまいたい。
「欲を言うなら今日だけじゃなくて
明日からも側に居たいな」
「オイラも同じ気持ちなのだ。
今日だけでなく、ずっと一緒に居たい」
君が恥ずかしそうに
可愛いことを言うものだから
「めりーくりすます、なのだ!
ななしちゃん」
ちゅっと音を立て
おでこに唇を落とした。
「……!!!」
照れて赤くなる顔が
またオイラを刺激する。
「本当は口付けたいけど
今はこれくらいにしておくのだ」
そう耳元で囁き、妖しく笑った。
「暗くなるまで、少し我慢なのだ」
それはオイラ自身のこと、
君も思ってくれていたら、なんて希望。
真っ赤に染まる君を見ていたら
また自惚れそうなのだ。
しかし今日のオイラは
考えるより体が動くのが多かった。
まだまだ修行が足りないな。
聖なる夜に、口付けを。
→その後