聖なる夜に、口付けを。~彼ver.~
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思いの外、遅くなったのだ……
予定より時間がかかってしまい、
急いで宮廷へと足を進める。
しばらくして店を見つけ
無事に耳飾りも見つけられたのだが。
女性への贈り物だと知ると
店主にあれこれ勧められて足止めされ、
やっと外に出られたと思えば
親とはぐれた子に泣きつかれてしまい
それを見過ごす訳にもいかず……
そんなこんなで陽は傾きかけていた。
さぷらいずとは、
どの頃合いにするものなのだろう……
宮廷へ戻り、
そんなことを考えながら
部屋へ向かうため回廊を歩いていた時
目に入ってきたのは
今にも泣き出しそうな
ななしちゃんの横顔だった。
美朱ちゃんの部屋の前……?
恐らく目の前の扉を叩くため
出されていたであろう右手を口元に当て
自分と逆方向へ走っていく。
何が起きたのかはわからないが、
見たことのない君の表情に
考える間もなく後を追いかけていた。
予定より時間がかかってしまい、
急いで宮廷へと足を進める。
しばらくして店を見つけ
無事に耳飾りも見つけられたのだが。
女性への贈り物だと知ると
店主にあれこれ勧められて足止めされ、
やっと外に出られたと思えば
親とはぐれた子に泣きつかれてしまい
それを見過ごす訳にもいかず……
そんなこんなで陽は傾きかけていた。
さぷらいずとは、
どの頃合いにするものなのだろう……
宮廷へ戻り、
そんなことを考えながら
部屋へ向かうため回廊を歩いていた時
目に入ってきたのは
今にも泣き出しそうな
ななしちゃんの横顔だった。
美朱ちゃんの部屋の前……?
恐らく目の前の扉を叩くため
出されていたであろう右手を口元に当て
自分と逆方向へ走っていく。
何が起きたのかはわからないが、
見たことのない君の表情に
考える間もなく後を追いかけていた。