聖なる夜に、口付けを。~彼ver.~
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外に出て、
胸を撫で下ろした。
一度大きく息を吐き
街へ歩き出す。
考えてみたけれど……
やっぱりこの機会を逃すなんて出来ない。
人の後押しや協力があってこそで、
自分で作ったものではない。
それが格好悪くても情けなくても。
今日、ななしちゃんに伝えよう。
オイラは君が好きなのだと。
いつも笑顔で、皆に優しくて。
巫女ではないけれど
皆と同じように一生懸命で。
その姿を見続けていたら
当然のように好きになってたんだ。
天気の良い日は君が隣へやって来て
日向ぼっこしたり池で釣りしてみたり。
君が側に居てくれることが
ただ嬉しかったのだ。
君への気持ちを確認すると
鼓動が速くなった。
つられるように
歩みも速度を増していた。
街へ着いて、目当ての店を探す。
ぷれぜんとする物の候補は既にあった。
少し前に、ななしちゃんと美朱ちゃん
二人の買い物に付き添って来たとき。
赤い石のついた耳飾りを
ななしちゃんは見ていた。
手に取りじっと見つめる姿を見て
買わないのか問うオイラに
「また今度」と慌てて戻したんだ。
大事なものを扱うような姿が印象的で。
贈り物と聞いたとき、
その光景が頭に浮かんだから。
その店を探し、耳飾りを探した。
胸を撫で下ろした。
一度大きく息を吐き
街へ歩き出す。
考えてみたけれど……
やっぱりこの機会を逃すなんて出来ない。
人の後押しや協力があってこそで、
自分で作ったものではない。
それが格好悪くても情けなくても。
今日、ななしちゃんに伝えよう。
オイラは君が好きなのだと。
いつも笑顔で、皆に優しくて。
巫女ではないけれど
皆と同じように一生懸命で。
その姿を見続けていたら
当然のように好きになってたんだ。
天気の良い日は君が隣へやって来て
日向ぼっこしたり池で釣りしてみたり。
君が側に居てくれることが
ただ嬉しかったのだ。
君への気持ちを確認すると
鼓動が速くなった。
つられるように
歩みも速度を増していた。
街へ着いて、目当ての店を探す。
ぷれぜんとする物の候補は既にあった。
少し前に、ななしちゃんと美朱ちゃん
二人の買い物に付き添って来たとき。
赤い石のついた耳飾りを
ななしちゃんは見ていた。
手に取りじっと見つめる姿を見て
買わないのか問うオイラに
「また今度」と慌てて戻したんだ。
大事なものを扱うような姿が印象的で。
贈り物と聞いたとき、
その光景が頭に浮かんだから。
その店を探し、耳飾りを探した。