聖なる夜に、口付けを。
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巾着袋を差し出す井宿の手を
両手で包み込んだ。
「私も、井宿が好き。
誰か大切な人が居るんだって思ったから
もう伝えられないと思ってた……
私でよければ
今日を一緒に過ごさせてください」
でも
「欲を言うなら今日だけじゃなくて
明日からも側に居たいな」
そう伝えると。
「オイラも同じ気持ちなのだ。
今日だけでなく、ずっと一緒に居たい」
嬉しそうな笑顔が返ってきた。
「めりーくりすます、なのだ!
ななしちゃん」
ちゅっと音を立て
おでこにキスをされた。
「……!!!」
「本当は口付けたいけど
今はこれくらいにしておくのだ」
妖しく笑う井宿。
顔が赤くなるのが自分でわかる。
「暗くなるまで、少し我慢なのだ」
それは井宿自身のことなのか、
それとも私の思考を読んでのことなのか。
どちらにしても、
私の心臓は落ち着かないだろうな。
聖なる夜に、口付けを。
→その頃の美朱達
両手で包み込んだ。
「私も、井宿が好き。
誰か大切な人が居るんだって思ったから
もう伝えられないと思ってた……
私でよければ
今日を一緒に過ごさせてください」
でも
「欲を言うなら今日だけじゃなくて
明日からも側に居たいな」
そう伝えると。
「オイラも同じ気持ちなのだ。
今日だけでなく、ずっと一緒に居たい」
嬉しそうな笑顔が返ってきた。
「めりーくりすます、なのだ!
ななしちゃん」
ちゅっと音を立て
おでこにキスをされた。
「……!!!」
「本当は口付けたいけど
今はこれくらいにしておくのだ」
妖しく笑う井宿。
顔が赤くなるのが自分でわかる。
「暗くなるまで、少し我慢なのだ」
それは井宿自身のことなのか、
それとも私の思考を読んでのことなのか。
どちらにしても、
私の心臓は落ち着かないだろうな。
聖なる夜に、口付けを。
→その頃の美朱達