ー合宿編ー
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キミの魅力に注意報発令中
「テメーらよく聞かやがれ。今日は特別に俺様のプライベートプールに招待してやるぜ」
朝食中、突如立ち上がってそう言いった跡部。
「プライベートプールなんて言葉…実際に使う人初めて見たわ。やっぱり金持ちは違うねー」
「だが誰も水着なんて持ってきてないじゃろ」
「クソクソ、跡部のアホ!そう言うことは事前に言えよ。水着なんて持って来てねぇって!」
「ほらな」
「おい、向日。俺様を誰だと思っていやがる」
得意げな笑みを浮かべた跡部がパチンと指を鳴らすとダイニングのドアが開き、様々な水着が吊るされたハンガーラックを引いた樺地が現れた。
「ウッス」
「朝食後好きなヤツを選べ。10時にエントランスに集合だ。ちなみに昼兼夜に最高級の食材を使用したBBQを用意しておいた」
「よっ!流石、跡部様!」
「フッ。そう誉めるなよ愛子」
「肉がたらふく食えるなんてラッキー!!」
俺の隣で飯の用意をしなくても良いことを喜ぶ愛子ちゃんと肉に喜ぶブンちゃんがハイタッチをした。
「仁王君、顔が怖いですよ」
「肉だぞー。喜べよ」
「おい、ブン太。空気読めよ…」
「仁王ってばこのくらいで妬いちゃってこの先どうするのさ。これから如月は皆んなの前でいつもは見られないかなり肌を露出した際どい格好を披露することになるんだよ」
「ちょっと幸村その言い方やめてくれない」
「そ、そうじゃった…!!愛子ちゃん、人前で服を脱いだらいかんぜよ!!」
「人を露出狂みたいな言い方すんな。てか、このクソ暑い中私だけプールサイドで指咥えて見てろって言うの?」
「うっ…」
「誰も私の水着なんて興味ないよ」
「高校男児を甘く見たらいかん!!下心満載のヤツばっかりじゃき!!」
「それ、忍足くらいでしょ。あんなヤツほっときなよ」
なんとか愛子ちゃんの説得に試みたが聞き入れてもらえんかった。
「おい、愛子。お前には特別に俺様が水着を選んでおいたぜ。楽しみにしてるからな」
「水着なんて着れりゃ何でもいいよ」
…跡部の言葉に嫌な予感しか感じなかった。
ーーーー…
「お待たせー。ほら、案外普通の水着でしょ」
「…少し胸元が気になるけどのう」
愛子ちゃんはやや広めのUネックのワンピースタイプの水着を見に纏って現れた。心配していたような際どさはなく少し安心する。
「てっきり跡部なら露出の高いビキニタイプを選ぶと思ってたよ」
「テメーらみたいなガキにはパリジェンヌの魅力は分からねぇようだな」
「残念ながらパリジェンヌっていう言葉は如月には似合わないと思うけどな」
「うるさいわ」
「ただのビキニなんてもう古いんだよ。本当の曲線美を表現出来るのはこれだ!パリから仕入れた特注品だぜ」
「流石は跡部や!よう分かっとるやないかい。お前ら見てみ、この控えめなフリルから覗く素晴らしいビーナスラインを!」
愛子ちゃんの背後から現れた忍足の言葉につられるように彼女の後ろを見てみると、背中部分はギリギリまでざっくりと開かれておった。
その白い背中とそこから伸びる白く長い手脚に思わずドキっとする。
「デザインもシンプルかつ、程良い露出具合の黄金比により本来の素材の良さが本領発揮するっちゅーもんや!これこそまさにエロス!大人セクシーや!」
「…確かに、前面は隠されたことにより背後の際どく露出された背中がより艶めかしいね。それに隠された方が胸の大きさや腰の細さが強調されるようだ」
「ゆ、幸村!お前まで何を馬鹿げた事を言っておるのだ!」
「ほら、真田もちゃんと見てごらんよ」
「うっ…!そ、そのような肌を露出した格好など、たるんどる!!」
「どこもたるんでないわ」
「そうじゃ。この美しいボディラインを見て何を失礼なこと言うんじゃお前さんは」
「仕方ありませんよ。真田君はスクール水着でさえ免疫がないのですから」
「…うわ。ちょっとアンタの将来が心配だよ」
「う、煩い!余計な世話だ!」
真田は耳まで真っ赤にさせると走って逃げ去ってしまった。すると入れ替わるように赤也と鳳が現れた。
「愛子先輩!あっちでビーチボールしましょうよ!」
「先輩、その水着とてもお似合いです」
「鳳君ありがとう」
赤也とは違い、まずは褒めるあたり鳳も侮れないのう…。
「お、海堂!お前もビーチボールやるか?」
「…あぁ?…フシュー。遠慮しておくぜ」
たまたま通りかかった海堂は愛子ちゃんを見て頬を赤らめさせると目を逸らし、足早にそそくさと去って行った。…やはり要注意人物は忍足だけではなかったようじゃな。
「海堂はやっぱりムッツリで決定やな」
「海堂君もまだまだ青いようですね」
「なんだアイツ…まっいっか!愛子先輩早く早く!」
「はいはい。分かったから…」
愛子ちゃんは赤也に腕を引かれて連れて行かれてしまった。
「ええんか?」
「…赤也だけなら心配はないんじゃがな」
「分からんで。切原かて男や。いつでも狼になり得るで」
「おまんが一番信用ないきに」
「あんな魅力的な女の子が近くにおったら健全な男なら変な気も起こしたくなるやろ。まあ、俺は案外理性が強いから大丈夫やけど、お前ちゃんと我慢出来とるんか?」
「言っておくけど忍足。仁王と如月はまだみたいだよ。コイツが奥手だから」
「な、なにぃ!?お前は男の風上にも置けないやっちゃな!!」
「あーん、情け無ねぇな。俺様がいろはを教えてやろうか」
「じゃあ、仁王。俺はあっちに行ってるね」
「ま、待ちんしゃいー…!!」
幸村のせいで忍足と跡部に捕まってしまった俺は、なかなか愛子ちゃんの所へ行くことが出来んかった…。
「テメーらよく聞かやがれ。今日は特別に俺様のプライベートプールに招待してやるぜ」
朝食中、突如立ち上がってそう言いった跡部。
「プライベートプールなんて言葉…実際に使う人初めて見たわ。やっぱり金持ちは違うねー」
「だが誰も水着なんて持ってきてないじゃろ」
「クソクソ、跡部のアホ!そう言うことは事前に言えよ。水着なんて持って来てねぇって!」
「ほらな」
「おい、向日。俺様を誰だと思っていやがる」
得意げな笑みを浮かべた跡部がパチンと指を鳴らすとダイニングのドアが開き、様々な水着が吊るされたハンガーラックを引いた樺地が現れた。
「ウッス」
「朝食後好きなヤツを選べ。10時にエントランスに集合だ。ちなみに昼兼夜に最高級の食材を使用したBBQを用意しておいた」
「よっ!流石、跡部様!」
「フッ。そう誉めるなよ愛子」
「肉がたらふく食えるなんてラッキー!!」
俺の隣で飯の用意をしなくても良いことを喜ぶ愛子ちゃんと肉に喜ぶブンちゃんがハイタッチをした。
「仁王君、顔が怖いですよ」
「肉だぞー。喜べよ」
「おい、ブン太。空気読めよ…」
「仁王ってばこのくらいで妬いちゃってこの先どうするのさ。これから如月は皆んなの前でいつもは見られないかなり肌を露出した際どい格好を披露することになるんだよ」
「ちょっと幸村その言い方やめてくれない」
「そ、そうじゃった…!!愛子ちゃん、人前で服を脱いだらいかんぜよ!!」
「人を露出狂みたいな言い方すんな。てか、このクソ暑い中私だけプールサイドで指咥えて見てろって言うの?」
「うっ…」
「誰も私の水着なんて興味ないよ」
「高校男児を甘く見たらいかん!!下心満載のヤツばっかりじゃき!!」
「それ、忍足くらいでしょ。あんなヤツほっときなよ」
なんとか愛子ちゃんの説得に試みたが聞き入れてもらえんかった。
「おい、愛子。お前には特別に俺様が水着を選んでおいたぜ。楽しみにしてるからな」
「水着なんて着れりゃ何でもいいよ」
…跡部の言葉に嫌な予感しか感じなかった。
ーーーー…
「お待たせー。ほら、案外普通の水着でしょ」
「…少し胸元が気になるけどのう」
愛子ちゃんはやや広めのUネックのワンピースタイプの水着を見に纏って現れた。心配していたような際どさはなく少し安心する。
「てっきり跡部なら露出の高いビキニタイプを選ぶと思ってたよ」
「テメーらみたいなガキにはパリジェンヌの魅力は分からねぇようだな」
「残念ながらパリジェンヌっていう言葉は如月には似合わないと思うけどな」
「うるさいわ」
「ただのビキニなんてもう古いんだよ。本当の曲線美を表現出来るのはこれだ!パリから仕入れた特注品だぜ」
「流石は跡部や!よう分かっとるやないかい。お前ら見てみ、この控えめなフリルから覗く素晴らしいビーナスラインを!」
愛子ちゃんの背後から現れた忍足の言葉につられるように彼女の後ろを見てみると、背中部分はギリギリまでざっくりと開かれておった。
その白い背中とそこから伸びる白く長い手脚に思わずドキっとする。
「デザインもシンプルかつ、程良い露出具合の黄金比により本来の素材の良さが本領発揮するっちゅーもんや!これこそまさにエロス!大人セクシーや!」
「…確かに、前面は隠されたことにより背後の際どく露出された背中がより艶めかしいね。それに隠された方が胸の大きさや腰の細さが強調されるようだ」
「ゆ、幸村!お前まで何を馬鹿げた事を言っておるのだ!」
「ほら、真田もちゃんと見てごらんよ」
「うっ…!そ、そのような肌を露出した格好など、たるんどる!!」
「どこもたるんでないわ」
「そうじゃ。この美しいボディラインを見て何を失礼なこと言うんじゃお前さんは」
「仕方ありませんよ。真田君はスクール水着でさえ免疫がないのですから」
「…うわ。ちょっとアンタの将来が心配だよ」
「う、煩い!余計な世話だ!」
真田は耳まで真っ赤にさせると走って逃げ去ってしまった。すると入れ替わるように赤也と鳳が現れた。
「愛子先輩!あっちでビーチボールしましょうよ!」
「先輩、その水着とてもお似合いです」
「鳳君ありがとう」
赤也とは違い、まずは褒めるあたり鳳も侮れないのう…。
「お、海堂!お前もビーチボールやるか?」
「…あぁ?…フシュー。遠慮しておくぜ」
たまたま通りかかった海堂は愛子ちゃんを見て頬を赤らめさせると目を逸らし、足早にそそくさと去って行った。…やはり要注意人物は忍足だけではなかったようじゃな。
「海堂はやっぱりムッツリで決定やな」
「海堂君もまだまだ青いようですね」
「なんだアイツ…まっいっか!愛子先輩早く早く!」
「はいはい。分かったから…」
愛子ちゃんは赤也に腕を引かれて連れて行かれてしまった。
「ええんか?」
「…赤也だけなら心配はないんじゃがな」
「分からんで。切原かて男や。いつでも狼になり得るで」
「おまんが一番信用ないきに」
「あんな魅力的な女の子が近くにおったら健全な男なら変な気も起こしたくなるやろ。まあ、俺は案外理性が強いから大丈夫やけど、お前ちゃんと我慢出来とるんか?」
「言っておくけど忍足。仁王と如月はまだみたいだよ。コイツが奥手だから」
「な、なにぃ!?お前は男の風上にも置けないやっちゃな!!」
「あーん、情け無ねぇな。俺様がいろはを教えてやろうか」
「じゃあ、仁王。俺はあっちに行ってるね」
「ま、待ちんしゃいー…!!」
幸村のせいで忍足と跡部に捕まってしまった俺は、なかなか愛子ちゃんの所へ行くことが出来んかった…。