ー合宿編ー
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キミに会いに来た王子様達
朝食を作っていると普段この時間に見かけない人物がやって来た。
「愛子先輩」
「あれ。鳳君じゃん。どうしたの?」
「今日はオフの日なので手伝います」
「え、オフだからこそ部屋でゆっくりしなよ」
「先輩と話したいんです。……ダメですか?」
「…ダメじゃない」
「良かった!」
あんなワンコみたいな目を向けられたらNOとは言えんだろ…。鳳長太郎、なんて末恐ろしい男だ。
「如月」
「あ、真田おはよー。アンタ今日も走り込むの?」
「無論日々の日課は怠らぬ」
「オフの日なのにご苦労なこって。はい、どうぞ」
「いつもすまんな」
用意しておいたドリンクボトルを真田に渡した。
「…立海の副部長、毎日ランニングしてるんですね」
「立海だけじゃないよ」
「あーん、鳳じゃねぇか」
「あ、跡部部長!?」
「如月おはよう」
「手塚君おはよー」
「て、手塚さんまで…」
「どうして鳳がいやがるんだ、愛子」
「私の手伝いしてくれるんだって。アンタの後輩にしてはよく出来た子だわ」
「鳳は跡部の背中ではなく宍戸の背中を見てきたからな」
「…おい手塚、それは一体どういう意味だ」
「宍戸は先輩の鏡のような奴だということだ」
「…ほう。テメーは俺様がそうじゃねぇと言いたいようだな」
「はいはい。跡部も手塚君もこれを取りに来たんでしょ。真田はもう行っちゃったよ」
「俺の分までいつもすまないな」
「気にしないで」
「愛子、あまり無理はし過ぎるなよ」
「私が無理に頑張る質だと思う?出来ないことはしっかり断りますから」
「そうかよ。…昨日置かれていた夜食のおにぎりもお前だろ?」
「エネルギー補給しないと身体がもたないと思って。まったく…アンタも含めて、ここの連中はストイック過ぎる奴が多すぎるのよ」
「そんなに柔な身体じゃねーよ。だが、助かった。それと俺様を心配するお前の気持ちは肝に銘じとくぜ」
「ちょっと勘違いしないで。アルバイト代払う相手がいなくなるのが困るから言ってんの」
「フッ。素直じゃねーの。そんなところが可愛いんだがな」
「さっさと行け…!!」
跡部に向けてボトルを投げつけたが、すんなりキャッチされてしまった。
「あの夜食はやはり如月が用意してくれたのか。俺も有り難く戴いた。感謝する」
「いえいえー。手塚君もほどぼどにね」
真面目な手塚君には勿論手渡しでドリンクボトルを渡す。
「…おい。ずいぶん扱いが違くてねーか」
「そう?手塚君、いってらっしゃーい」
「跡部よ、油断せずに行こう」
「あっ!コラッ、待ちやがれ…っ!」
慌てて手塚君を追いかけた跡部を笑いながら見送った私は再び鳳君の方へ顔を向けた。
すると鳳君は何故かポカーンと口を開け、驚いたような顔をしてこちらを見ていた。
「え?なに、どうかした?」
「…愛子先輩ってやっぱり凄いです。あの人達と対等に会話が出来るなんて」
「そう?アイツらも案外普通だけどね」
「そう思える先輩だからこそ、跡部部長達も気兼ね無くいれるのでしょうね」
そう言って鳳君は嬉しそうに微笑む。きっと周りにはミーハー女子ばかりで、私のような人種が珍しいのだろう。(テニス部の応援見てても氷帝が一番女子率が高い気がするし)
「あー!!なんで鳳がいるんだよ!!」
「あれ?切原じゃないか」
「せっかく早起きしたから愛子先輩の手伝いでもしようと思ったのによ…!」
「俺も同じだよ」
「この時間なら先輩と二人で話が出来ると思ったのに…っ!」
驚いたことにまさか寝坊助赤也が現れるとは…。
というわけで、せっかくなので赤也には野菜を洗ってもらい、鳳君には簡単な材料を切ってもらうことにした。
「赤也がこんな時間に起きれるなんてね」
「練習がないと思うとウキウキして目が覚めちゃいました!あとで一緒に沢山遊びましょーね!」
「それ真田が聞いたら怒りそう。いいよ、時間があったらね」
「俺も先輩と一緒に遊びたいです」
「そんなら丸井先輩とかも誘ってなんか面白いことしてーな」
「宍戸さんも誘ってもいいかな」
なんだかんだで大所帯になりそうな予感。
「ところで、愛子先輩は仁王さんといつからお付き合いされてるんですか?」
「えーっと…、確か…中二の文化祭からかな」
「あの時見た先輩の男前な姿は今でも忘れられませんよ」
「その話し詳しく聞きたいな」
「いいぜ!」
何故か自分のことのように自慢げに話す赤也と目を輝かせて話を聞く鳳君。…料理をしながら人の恋バナって…まるで女子か。
自分の話題にも我関せずで朝食の仕上げを行う。
「…愛子先輩って宍戸さんみたいに男気があって格好良いですね!」
「…それは喜んでいいのかな?」
「勿論です!」
すると噂の張本人が登場した。
「お、なんだ長太郎。こんなところにいたのかよ」
「宍戸さん!」
「打ち合いに誘おうとしたらいねぇから探したぜ」
「どいつもこいつも練習バカばっかりだな」
「本当ッスね」
せっかくの貴重なオフだというのに…。この赤也を少し混ぜてやったら丁度良いんじゃないか。
「如月、長太郎が世話になったようだな」
「むしろ世話になってるのはこっちだよ。鳳君のおかげでサラダを作る手間が省けた」
その時、再びダイニングの扉が開いた。
「あれ?みんなお揃いで」
「やっぱり愛子ちゃんの周りには自然と人が集まるようだね」
「大石と不二じゃねーか」
「たまには如月さんの手伝いでもしようと思って来てみたんだけど…必要なかったかな?」
「残念ながらボクたち出遅れたみたいだね」
「まだ何かあるならついでに俺も手伝うぜ!」
「…アンタ達、なんて良いヤツらなの」
お言葉に甘えて三人にはお皿の準備を頼んだ。
「…フム。どうやら彼女には人を惹きつける才能があるようだな」
「どうだ、貞治。うちの如月は面白い奴だろう」
「理屈じゃないな」
「あれ…乾!それに柳まで」
「蓮二と散歩をしていたのだが、キッチンで何か面白そうなことが起きている気がしてな」
「それもデータなんスか?」
「俺が起きた時珍しくお前のベッドがもぬけの殻だったからな。ここにいる確率は95%だったよ」
「さて、キミに恩を売っておくのは今後何かに役立つだろう。俺にも何か手伝わせてくれ」
「…そんな言われ方されたら断りたいんだけど」
「テーブルでも拭くとしようか」
勝手に手伝いを始める乾とやらに同じく、まさか柳までテーブルを拭き始めたのだった。(あの三強である参謀にテーブル拭きさせるなんて流石愛子先輩!…と赤也が興奮しているが、なんか人聞きが悪い言い方だな)
「あー!大石みーっけ!いないと思ったら不二までここにいたんだね。俺だけ仲間外れにゃんてひどいじゃんか〜!」
「愛子先輩〜、腹減ったから手伝いに来ました」
「桃黒……と、誰だっけ?」
「菊丸英二っ!この間自己紹介したっしょ!」
「そうだっけ…?」
「俺は桃城ッス!どこかのアイドルみたいになってますから!」
「てか、朝ご飯の時間までまだまだなんだけど。アンタ達テニスないとただの暇人なの?結局ゆっくり休んでないんだから一層のことオフなんていらないんじゃない」
「休みだからこそウキウキして早く目が覚めちゃうんだよねー」
「それ分かります!」
「その台詞どこかで聞いたな」
「英二と桃はいつもそうだと有難いんだけどな」
「早く飯食って遊びてーなぁ、遊びてーよ。あ、愛子先輩もあとで俺らと遊びましょー!」
「おい桃城!先輩は俺と遊ぶんだよ!」
「…なんや。めっちゃ人おるやん」
「あれ忍足じゃないか」
「せっかくのオフやし、愛子ちゃんにちょっかいでも出そうか思って来たんやけど…先客が大勢いるな」
「アンタは去っていいよ」
「なんでやねん!?」
ーーこうして皆んなが何かしら手伝ってくれた為、かなり早く朝食の準備が終わってしまった。
朝食が出来上がった音楽を流すと、続々とダイニングに人が集まってくる。
「今日は早かったんじゃな」
「愛子先輩には召使いが沢山いたからッスよねー。俺も頑張ったからデザートのイチゴおまけしてもらえたッス!」
「…どういうことじゃ愛子ちゃん」
「なんかボランティア精神の人達が多くてね」
「やあ、仁王。起きてくるのがもう少し早ければ賑やかで楽しかったのに」
「不二!…まさかっ!」
「不二さんだけじゃないッスよー。鳳に宍戸さん、大石さんに乾さん」
「俺もテーブル拭きを手伝った」
「さ、参謀まで…」
「英二に桃、それに忍足もいたよね」
「な、なんじゃその逆ハーレム状況は!?愛子ちゃんは俺だけの愛子ちゃんじゃき!!」
「何一人で暴走してんのよアンタは。まだ寝ぼけてんの?」
「仁王先輩、早起きはサンマがお得ですよ」
「赤也。それを言うならば早起きは三文の徳だ」
「フフ。仁王残念だったね」
手伝ってもらったのは有難いが、この後雅治の機嫌を直すのが大変だった…。
朝食を作っていると普段この時間に見かけない人物がやって来た。
「愛子先輩」
「あれ。鳳君じゃん。どうしたの?」
「今日はオフの日なので手伝います」
「え、オフだからこそ部屋でゆっくりしなよ」
「先輩と話したいんです。……ダメですか?」
「…ダメじゃない」
「良かった!」
あんなワンコみたいな目を向けられたらNOとは言えんだろ…。鳳長太郎、なんて末恐ろしい男だ。
「如月」
「あ、真田おはよー。アンタ今日も走り込むの?」
「無論日々の日課は怠らぬ」
「オフの日なのにご苦労なこって。はい、どうぞ」
「いつもすまんな」
用意しておいたドリンクボトルを真田に渡した。
「…立海の副部長、毎日ランニングしてるんですね」
「立海だけじゃないよ」
「あーん、鳳じゃねぇか」
「あ、跡部部長!?」
「如月おはよう」
「手塚君おはよー」
「て、手塚さんまで…」
「どうして鳳がいやがるんだ、愛子」
「私の手伝いしてくれるんだって。アンタの後輩にしてはよく出来た子だわ」
「鳳は跡部の背中ではなく宍戸の背中を見てきたからな」
「…おい手塚、それは一体どういう意味だ」
「宍戸は先輩の鏡のような奴だということだ」
「…ほう。テメーは俺様がそうじゃねぇと言いたいようだな」
「はいはい。跡部も手塚君もこれを取りに来たんでしょ。真田はもう行っちゃったよ」
「俺の分までいつもすまないな」
「気にしないで」
「愛子、あまり無理はし過ぎるなよ」
「私が無理に頑張る質だと思う?出来ないことはしっかり断りますから」
「そうかよ。…昨日置かれていた夜食のおにぎりもお前だろ?」
「エネルギー補給しないと身体がもたないと思って。まったく…アンタも含めて、ここの連中はストイック過ぎる奴が多すぎるのよ」
「そんなに柔な身体じゃねーよ。だが、助かった。それと俺様を心配するお前の気持ちは肝に銘じとくぜ」
「ちょっと勘違いしないで。アルバイト代払う相手がいなくなるのが困るから言ってんの」
「フッ。素直じゃねーの。そんなところが可愛いんだがな」
「さっさと行け…!!」
跡部に向けてボトルを投げつけたが、すんなりキャッチされてしまった。
「あの夜食はやはり如月が用意してくれたのか。俺も有り難く戴いた。感謝する」
「いえいえー。手塚君もほどぼどにね」
真面目な手塚君には勿論手渡しでドリンクボトルを渡す。
「…おい。ずいぶん扱いが違くてねーか」
「そう?手塚君、いってらっしゃーい」
「跡部よ、油断せずに行こう」
「あっ!コラッ、待ちやがれ…っ!」
慌てて手塚君を追いかけた跡部を笑いながら見送った私は再び鳳君の方へ顔を向けた。
すると鳳君は何故かポカーンと口を開け、驚いたような顔をしてこちらを見ていた。
「え?なに、どうかした?」
「…愛子先輩ってやっぱり凄いです。あの人達と対等に会話が出来るなんて」
「そう?アイツらも案外普通だけどね」
「そう思える先輩だからこそ、跡部部長達も気兼ね無くいれるのでしょうね」
そう言って鳳君は嬉しそうに微笑む。きっと周りにはミーハー女子ばかりで、私のような人種が珍しいのだろう。(テニス部の応援見てても氷帝が一番女子率が高い気がするし)
「あー!!なんで鳳がいるんだよ!!」
「あれ?切原じゃないか」
「せっかく早起きしたから愛子先輩の手伝いでもしようと思ったのによ…!」
「俺も同じだよ」
「この時間なら先輩と二人で話が出来ると思ったのに…っ!」
驚いたことにまさか寝坊助赤也が現れるとは…。
というわけで、せっかくなので赤也には野菜を洗ってもらい、鳳君には簡単な材料を切ってもらうことにした。
「赤也がこんな時間に起きれるなんてね」
「練習がないと思うとウキウキして目が覚めちゃいました!あとで一緒に沢山遊びましょーね!」
「それ真田が聞いたら怒りそう。いいよ、時間があったらね」
「俺も先輩と一緒に遊びたいです」
「そんなら丸井先輩とかも誘ってなんか面白いことしてーな」
「宍戸さんも誘ってもいいかな」
なんだかんだで大所帯になりそうな予感。
「ところで、愛子先輩は仁王さんといつからお付き合いされてるんですか?」
「えーっと…、確か…中二の文化祭からかな」
「あの時見た先輩の男前な姿は今でも忘れられませんよ」
「その話し詳しく聞きたいな」
「いいぜ!」
何故か自分のことのように自慢げに話す赤也と目を輝かせて話を聞く鳳君。…料理をしながら人の恋バナって…まるで女子か。
自分の話題にも我関せずで朝食の仕上げを行う。
「…愛子先輩って宍戸さんみたいに男気があって格好良いですね!」
「…それは喜んでいいのかな?」
「勿論です!」
すると噂の張本人が登場した。
「お、なんだ長太郎。こんなところにいたのかよ」
「宍戸さん!」
「打ち合いに誘おうとしたらいねぇから探したぜ」
「どいつもこいつも練習バカばっかりだな」
「本当ッスね」
せっかくの貴重なオフだというのに…。この赤也を少し混ぜてやったら丁度良いんじゃないか。
「如月、長太郎が世話になったようだな」
「むしろ世話になってるのはこっちだよ。鳳君のおかげでサラダを作る手間が省けた」
その時、再びダイニングの扉が開いた。
「あれ?みんなお揃いで」
「やっぱり愛子ちゃんの周りには自然と人が集まるようだね」
「大石と不二じゃねーか」
「たまには如月さんの手伝いでもしようと思って来てみたんだけど…必要なかったかな?」
「残念ながらボクたち出遅れたみたいだね」
「まだ何かあるならついでに俺も手伝うぜ!」
「…アンタ達、なんて良いヤツらなの」
お言葉に甘えて三人にはお皿の準備を頼んだ。
「…フム。どうやら彼女には人を惹きつける才能があるようだな」
「どうだ、貞治。うちの如月は面白い奴だろう」
「理屈じゃないな」
「あれ…乾!それに柳まで」
「蓮二と散歩をしていたのだが、キッチンで何か面白そうなことが起きている気がしてな」
「それもデータなんスか?」
「俺が起きた時珍しくお前のベッドがもぬけの殻だったからな。ここにいる確率は95%だったよ」
「さて、キミに恩を売っておくのは今後何かに役立つだろう。俺にも何か手伝わせてくれ」
「…そんな言われ方されたら断りたいんだけど」
「テーブルでも拭くとしようか」
勝手に手伝いを始める乾とやらに同じく、まさか柳までテーブルを拭き始めたのだった。(あの三強である参謀にテーブル拭きさせるなんて流石愛子先輩!…と赤也が興奮しているが、なんか人聞きが悪い言い方だな)
「あー!大石みーっけ!いないと思ったら不二までここにいたんだね。俺だけ仲間外れにゃんてひどいじゃんか〜!」
「愛子先輩〜、腹減ったから手伝いに来ました」
「桃黒……と、誰だっけ?」
「菊丸英二っ!この間自己紹介したっしょ!」
「そうだっけ…?」
「俺は桃城ッス!どこかのアイドルみたいになってますから!」
「てか、朝ご飯の時間までまだまだなんだけど。アンタ達テニスないとただの暇人なの?結局ゆっくり休んでないんだから一層のことオフなんていらないんじゃない」
「休みだからこそウキウキして早く目が覚めちゃうんだよねー」
「それ分かります!」
「その台詞どこかで聞いたな」
「英二と桃はいつもそうだと有難いんだけどな」
「早く飯食って遊びてーなぁ、遊びてーよ。あ、愛子先輩もあとで俺らと遊びましょー!」
「おい桃城!先輩は俺と遊ぶんだよ!」
「…なんや。めっちゃ人おるやん」
「あれ忍足じゃないか」
「せっかくのオフやし、愛子ちゃんにちょっかいでも出そうか思って来たんやけど…先客が大勢いるな」
「アンタは去っていいよ」
「なんでやねん!?」
ーーこうして皆んなが何かしら手伝ってくれた為、かなり早く朝食の準備が終わってしまった。
朝食が出来上がった音楽を流すと、続々とダイニングに人が集まってくる。
「今日は早かったんじゃな」
「愛子先輩には召使いが沢山いたからッスよねー。俺も頑張ったからデザートのイチゴおまけしてもらえたッス!」
「…どういうことじゃ愛子ちゃん」
「なんかボランティア精神の人達が多くてね」
「やあ、仁王。起きてくるのがもう少し早ければ賑やかで楽しかったのに」
「不二!…まさかっ!」
「不二さんだけじゃないッスよー。鳳に宍戸さん、大石さんに乾さん」
「俺もテーブル拭きを手伝った」
「さ、参謀まで…」
「英二に桃、それに忍足もいたよね」
「な、なんじゃその逆ハーレム状況は!?愛子ちゃんは俺だけの愛子ちゃんじゃき!!」
「何一人で暴走してんのよアンタは。まだ寝ぼけてんの?」
「仁王先輩、早起きはサンマがお得ですよ」
「赤也。それを言うならば早起きは三文の徳だ」
「フフ。仁王残念だったね」
手伝ってもらったのは有難いが、この後雅治の機嫌を直すのが大変だった…。