感想・レポ

前書き
・配信で2公演分(初日と千秋楽)×3回ずつ見た感想です
・あんステどころか舞台鑑賞経験もほぼない人間の感想です!
・DCは「チェクメならなんでも見たい!」の気持ちと、二人の感情の理解を深められる機会だ!という勉強の気持ちで見ました
・ほぼ見た直後の書きなぐりです
・感想、妄想、妄言にわけましたがすべて個人のフィルターがかかった感想です※

■感想
・チェックメイト・ライハ関連全部乗せ(Under the icicleまで?!)で激アツだった、立体で見たいシーンまじで全部やってくれた
・れおくんさん立体になってもお顔が女の子みたいにかわいい 幻覚じゃないんだこれ
・いちねんせいのサバサバ鳴上嵐ちゃん、素敵
・「みんなで仲良く歌いたかったんでしょ?」
れおくんの夢を叶えるためにぼろぼろになっても歯食いしばって居場所を守り続けた男とそれぞれ居場所を見つけたその仲間と王さまの5ショット胸熱すぎる 瀬名泉の背中見た?カッッッッコよ
・凛月の地雷ビンタ見れたやんけ嬉しい
・英智の煽り言葉は芸術点が高い 煽っただけじゃなくてちゃんと闘争心に火付けてる
・嵐ちゃん→椚先生、凛月→ま〜くんの恋愛(?)のくだりって緩和剤のギャグパートなのもあるけど、「素敵な恋愛がしたい」に否定が入らないこと、司との「あら、恋の話?」「いいえ、愛の話です」があそこに挟まるってことは泉⇄レオはそういう側面もある描き方なんだなって改めて…ギリッッギリを攻めた感じがして大変良かったです(凛月→ま〜くんをラブにしてしまってるけどもあれはラブで問題ないですね?)
・れおくんのモノローグはやはり存在しない
れおくん、モノローグがない(思ってることは全部口に出すタイプ)なのか、モノローグはあるけど隠してるタイプなのか、やっぱり本当にわからないんだけど舞台を見たらなんか前者なんじゃないかって思った
でも舞台はセナ視点だから、れおくんの理解できてないところはあるのかもしれなくて後者?
・朔間凛月を何回か踏んだけど大丈夫だった鳴上嵐ちゃん、良過ぎる
・「あいつら本当にアイドルなのか?〜どうして死なないんだ?」が、ない?!!!!!?!!!!!
これ本編からカットされてないよね???
セナは優しかったれおくんのこの言葉がショックで狂ってしまったと思ったと思うので、い、入れて欲しかったなぁ〜〜!と思いつつ、「友達じゃなくて敵なら戦える!」のくだりでも残虐さを表す表現としては充分な気もするので、まぁ、まぁ……ここは、これでも……?!??!!
・鳴上嵐ちゃんってやっぱ幽霊見えてんだな 慰霊碑の先輩のことは見えてるんだろうか(「幽霊だと思ってた、のところ」)
・チェックメイトの舞台前の凛月と嵐がちょけてる間、れおくんが斜め上を見ているのをしたから泉が見上げてて、れおくんが舞台上に目をやったときに泉が目を逸らして今度はれおくんが上から泉を見てるの、マジで芸が細かい
・セナ役の高崎さん上半身の筋肉のつき方が大変良くてセナの筋肉への幻覚が見えて萌え泣いてしまいました(殺してください)
・橋本さんの八重歯は付け八重歯なのか自前なのか
・付け八重歯だとしてもしかし美しい八重歯でした
・橋本さん、普段の写真や別の舞台の写真や雑誌諸々拝見したんですが全然お顔や雰囲気が違く見えて役者すげ〜〜!!になった
・猫が思ってたよりでかくて笑ってしまいました、すみません
・チェス盤ナイトだけが他の駒の二倍くらいあって笑ってしまいました、すいません
・チェス盤、ナイトの黒と白向かい合ってるぞ!!!英智とセナが掴んだものから、黒がセナで白がレオの比喩かと思う
・初日配信と千秋楽の差分について
セナから肩を組むところ、初日は「肩を組む」という感じで千秋楽は「抱き寄せる」って感じで少し距離が近づいたように見えた 5/31夜に入ったお友達に聞いたらこの時点でもう「抱き寄せる」という描写だったみたい 良
・鳴上嵐ちゃんが想像以上に良過ぎるからこのまま1.5七夕も舞台化してくれないかな

■妄想
平面(アプリ)時はれおくんの方がセナのこと好きなんだろうな〜と思ってたんだけど、立体になるにつれてセナだってれおくんのこと同じくらい、というか最早れおくんよりもセナの方が思いが強いんだろうなって目に見えてわからせられてしまうくらいセナがれおくんのこと大好きなのがわかって色々苦しくなった

れおくんをそこまで好きだったのに、れおくんの才能を自分の好きなように出来るって言われた瞬間のあの顔
プロポーズされた小娘の顔じゃないんですよ
こいつがいれば一番になれる、という内なる欲求が現れた顔なんですよ
見ましたか?彼は人間なんですよ どんなに優しくても、れおくんが好きでも、聖人君主じゃないんですよ……
二人の「「サビ」」を生身の人間の演技で見れて非常に良かった
結局、れおくんのことをれおくんほどには大切に思ってなかったから使い潰してしまった、すべて終わった後に大切だったと気づいたんだと思っていた。
ちがうんですよ!!!!!
最初かられおくんのことが好きだった。大事だった。なのに、欲望に手を伸ばすことに夢中になったあまり、れおくんが壊れていくことに気づかなかったんですよ。
話、変わってきません?
れおくんの様子が「少し変なだけで」気にかける男なんですよ、従来の彼は。
それほどまでに環境が過酷で、敏感な瀬名がれおくんの機微の変化にそれ以上に気づかないほど、夢中になってた。瀬名が夢中になってたもの、それはファンの笑顔だろうか。いや、夢心地の戦場での勝利でしょうな(何?)

れおくんが大事だと自覚しつつも使い潰すことをやめなかったとしても地獄だけど、それほどまでにれおくんのことが好きで大切だったことに、セナ自身もれおくんを失ってから気づいたんだろうなって思ったら辛いな
一人でオーディオプレイヤー聞きながら泣く夜もあっただろうな

子どもみたいに純粋だったれおくんを取り戻すために今子ども扱いしてんのかもしれないと思ったらそれもそれで地獄

セナは自分のために戦える人間で、れおくんは他人のためじゃなきゃ戦えなかった人間だから、戦うためにセナに依存していたのかもしれない
戻ってきて、セナが居場所を守ってくれていたこと、口下手なセナが言葉を尽くしてそばにいてほしいと言ってくれたことで徐々にれおくんもセナに本気で惚れ込むようになったのかもしれない

フィレンツェ移住に関しても、セナは卒業後までれおくんに頼るのはカッコ悪いから嫌で、環境が整って万全な状態になったら迎えに行こうとしてたのに(もしくは長いスパンで見て一緒にすむ?って言うつもりだった)当然のようにくっついてくるから最初は突き放したのかもしれない

れおくんとセナって真逆だったけど出会ったことでお互いの中に存在しなかった要素をお互いの魂から切り出して取り込んだんだな………

すごいよなと思ったのは(話がブレるからだと思うけど)セナの話がメインなのにゆうくんの「ゆ」の字も出てこなかったこと
だからやっぱセナの中でゆうくんへの愛情とれおくんへの愛情ってあの頃は別物同種だったのかも
れおくんがいたから一年の頃のゆうくんにあんまりべたべたしなかった描写があるし、あの頃のセナにとってのゆうくんはあながち依存先としての身代わりだったのかも(今はおそらくちょっと違う)
それまで自分のためだけに戦えていたセナがれおくんを失ったことで自分のためだけには戦えなくなったのはそれが怖いからなのかも?居ないことで逆に存在感がある真すげえ おまえはトリックスターや

チェックメイトのときのれおくんの笑い方が苦しそうで辛かった ジョーカーのホアキンフェニックスの喉が裂けそうな発作的な笑い方

れおくん→セナは行動は友愛のはつらつとした感じがあるのに対して言葉は重め
セナ→行動が重め 言葉はつんけんしてるけどしっとりめ あとれおくんを見つめる目線がもう「恋」かわいいと思ってる

セナってわりとれおくんのことで頭いっぱいなんだな

英智と瀬名の対話で、
「誰がこまどり殺したんだろう?」の問いに
「何様のつもり?なにもかもあんたのせいなわけがないでしょ」
という言葉、もともと原作では額面通り「れおくんが壊れた理由に天祥院を1%も噛ませたくない」というネガティブな方面の強い独占欲を感じていたのですが、
3Dアニメになったときに、もしかして1%程度英智への配慮未満の同情の意味を包括しているんじゃないかと感じていた(優しい)
舞台を見るとそこには1%も含まれてないことを再度認識しましたね
瀬名、「れおくんを壊したのは自分」ということに罪の意識がたぶんにあれど、その中には光悦めいたものも多少含まれてるんじゃないかってね そう思いましたね ここはいずレオのエロい部分ですね

だから瀬名はれおくんのことを二度と傷つけない、俺が守る、同じことが起きても俺は二度と見境なくならない、とははっきり言えなそうというか
むしろまた傷つけるのが怖くて迂闊に手も出せない男だったりするし
れおくんがおれを傷つけていいよ、ってまたセナに言ったら多分キュッとしてしまう男だとは思うんですよ、そこに躊躇いがないので

「セナ、おれどうしたらいい?→おまえが腰掛ける玉座になるよ」まで、
アプリとアニメまでは、「れおくんもセナの孤独感にちゃんと気づいていて、素直になれないセナの意向を汲んで隣に立つ相棒になろうとした」って側面が8割、依存が2割の解釈だったんですけど、舞台見たらあそこって比率が真逆なんです…よね…
ほとんど「セナ!愛してる捨てないで!なんでもするから側において!嫌いって言わないで!」って言ってた れおくんの幼稚性から出た依存の言葉という側面の方が多いんだァ〜〜〜そうなんだ……と気づいて心臓がキュッとなった アニメ化したときに「あれここってもしかして?」ってなったんだけど生身の人間が演じることで答えが出てしまわれた部分 これが舞台か………
あれ?じゃあもしかして二人って、やっぱりいずレオなのでは……?

■妄言(カプ論に関する蛇足なので読まなくて大丈夫です)
れおくんがセナに「おれの鞘」って例えたところを取るか、「おれの剣」のところを取るか、にもよると思うんですけど、この度れおくんが「おまえはおれの剣で盾で鎧」の部分がピックアップされたことにより、これでもう私個人の中では完全に解釈が固まりました
それ以外の部分も含め、この舞台を拝見して私的にはライハはまごうことなきいずレオだと確信に至ったので良かった思います

そもそもカプかどうかの証左というか、公式の発言に準えて、個人の妄想や解釈を盾に明言されてないことを声高に主張するのがあまり品のある行為に思えないので避けたくて 論じたところでどこにも正解はないし、私がいずレオが好きなのと、公式がどういう意識で書いてるか?と、ライハの二人が実際はどっちなのか?は全部両立するまったく別の問題かつ他の人がそこをどう捉えているかはどうでもよいため
ただ個人的には(いずレオなんだな……ま、日がいずレオ民だからな……)(思想)の気持ちで確信を持って生きれるな、と思ったのでここに記しておきます ありがとうございました

とはいえ引き続き雑食は名乗り続けます!二人でずっと一緒にいるならそりゃ十回に一回くらいはポジション入れ替えてセックスするよなァ!の気持ちはあんまり変わらないです 魂で愛し合う二人が見たいため…
どっちも基本はれおくんの方がいっぱい喘ぐやろと思っている
同軸リバなら可 別軸は不可(結論)
4/4ページ