没ネタ
飛行機で一緒に帰る途中に告白すっとばしてプロポーズしろよ泉……と思いながら作った。
会話とプロットしかできなくて没。
<プロット>
時期:ネクストドア後数か月
状況:仕事で日本に二人ともいるが、フィレンツェで一緒に住んでる
寮を中心に「月永と瀬名って付き合ってないらしいよ」みたいな噂を周囲の人たちが確認してくる。
当人たちは本当につき合ってないが微妙な時期でギクシャクする話
ImageSong:Sweet Box系
■泉と真:
「って噂ですけど、そうなんですか?」
「……そうだけど」
「嘘でしょ?」
「だってそんな話する暇もないし。意味ないし」
「とか言って泉さん、月永先輩とちゃんと話してないだけでしょ?」
「え?」
「自分たちの関係性について」
「だから、友達だって。何?付き合うって」
「恋人じゃないって意味?」
「うん」
「じゃあぼくと付き合ってくださいよ」
「はっ?!」
「いいでしょ?泉さんは僕が好きなんだし、月永先輩とは付き合ってないんだし」
「だだだだ、だだだだだめだよ、俺はゆうくんのお兄ちゃんなんだから、そんなこと」
「僕とはほんとの兄弟じゃないんだから、付き合えるよ?」
「そんな可愛い顔で言ってもダメなものはだめ!ゆうくんを汚すことなんてできない」
「じゃ月永先輩はいいの?」
「…いいとか悪いって話じゃない」
「だって、一生月永先輩と住むの?どっちかに恋人ができたら?結婚したら?」
「全然考えてないけど、ゆうくんとと付き合うって言ったら、れおくんは二度と俺の元には戻ってこないってことはわかる」
「なんだ、わかってるじゃん」
話し合う、べきなの?
このまま、ずっと一緒にはいられないの?
■レオと夏目:
「こんなことボクが首を突っ込むことでもないんだけどネ。君たち一体、どうするつもりなノ」
「何が」
「しょっちゅう日本にいるみたいだけド、上手くいってるノ?」
「いや、なんかあいつ色々思い詰めてて鬱陶しいんだよ。なんでも口出ししてくるし、後輩の前であんな大見栄切るからさ」
「大体、君たちってどういう関係なノ?」
「友達。相棒。ユニットのメンバー」
「付き合ってないノ?」
「つっ?!どういう意味?!」
「恋人なのかって聞いてんノ」
「こっ?!!おれとセナが?!!!」
「白々しイ。好きなんでショ、あの人のこト」
「す、好きだけど……!!それが友達の好きか、こっこっここここいこここここいびとの好きかなんてわかんないし……!!」
「動揺しすぎだし、意識しすぎなのがバレバレだヨ。言っておくけど瀬名先輩、にぶちんだから騎士サマがはっきりとした行動しなキャ、何にも起きないよ」
「おれだってさ……フィレンツェまで追いかけて同棲までこぎつけたのにまさか告白されないし手も出されないなんて思ってなかったよ……」
「だから言うんだヨ、あんたかラ。今更フラれないから安心しなヨ」
「……ナツメはなんて言ったの」
「え?」
「スバルと付き合ってんだろ」
「まっテ、あんたなんでそレ」
「あいつふれ回ってるけど。おまえと付き合ってるって」
「……騎士サマコレ飲んでくれル」
「やだよ。なんだそれ」
「忘却薬だヨ!あんたの記憶を消ス。そしてバルくんの存在もネ」
「お前も大変だな。聞かなかったことにしてやるよ、先輩だから」
「とにかク。好きなラ関係性をはっきりさせるべきだね。あんたがうかうかしてる間に、瀬名先輩がどっかの誰かと付き合っちゃってもいいノ? あの人、妙に鈍感だかラ、全然気付いてない可能性だってあるヨ」
「エスパーじゃあるまいし、言葉にしなきゃ伝わらないことだっていっぱいあるんだかラ」
そんなこと言われたって。
なんて言えばいいの? いまさら。
好きだ、付き合って、おれと永遠に一緒にいて、って?
そんなセナの今後を決めるようなこと、おれに言えるの?
「セナ、あっちにいつ帰るの?」
「来週の土曜日の仕事終わったらかな。あんたは?」
「おれは日曜まで仕事あるんだけど、その、もしスケジュールが合えば一緒に帰ろうよ」
「うん。日曜の予定調べてみる。多分大丈夫だよ」
■帰国日
「セナ、これからもずっと一緒にいてくれる?」
「いいよ」
「世界が終っちゃっても?」
「世界が終わったら、俺もあんたも終わるけど」
「終わる瞬間まで、一緒にいるよ」
「約束する」
「セナ、あの、それって」
「プロポーズは俺からしたかった。ごめんね、俺から言わなくて」
「あはは。ほんとだよ、待たせやがって」
「じゃあ改めて。れおくん、手だして」
「左手」
「愛してるよ。俺のものになって」
「俺だけのものになって」
キスしたってことは、恋人なんだよな?
プロポーズされたってことは、そういうこと、なんだよな。
セナだけのものなんだ。おれ。
セナも、おれだけのものなんだ。
「俺ね……本当はずっと自分の気持ちに気づいてた。だけど、怖かったんだ」
「おれにフラれることが?」
「ううん。れおくんをまた壊しちゃうんじゃないかって」
「俺が求めることで、れおくんがまた壊れちゃうんじゃないかって」
「おれ、そんな簡単に壊れないよ?強くなったんだから」
「強くなったんだよ。お前の隣に立つために」
■フィレンツェ自宅着
「れおくん、わかってないかもしれないけど…」
「わかってるよ」
「……そうなの?」
「でも、待って!まず、風呂!行ってくる」
おれ、今からセナに抱かれるの?
あれ待って、抱かれる側で合ってる? 待ってだけど、綺麗にする方法なんて知らないし。そもそも、男同士の仕方なんてわかんないし。
セナに嫌われたくない。
「れおくん、ちょっと、大丈夫?」
「セナ、あの…」
「その、わかんなくて…」
「なにが?」
「…綺麗にするやり方…」
「れおくん、こっち来て」
「ごめんね、気が使えなくて。俺も詳しいわけじゃないから、一緒に調べて、明日しよう」
「…だけど、おれ、今日したいよ」
「れおくん」
「…付き合ってすぐセックスしちゃ、だめ?」
「あのさぁ、今更なんだけど」
「……なに?」
「れおくんが抱かれる側で話し進んでるけど、いいの?」
「……セナの好きな方でいいけど、おれは抱かれたい」
「……」
「セナにめちゃくちゃにされたいんだもん、だって」
「……わかった」
■事後
「……はぁ、マラソン走ったみたいにだるい…」
「れおくん、水飲んで」
「水飲んだらでちゃう」
「もう出ないでしょ。それよりあんた、汗かきすぎて脱水症状になっちゃうよ」
「飲ませて」
「甘えすぎ。ちゃんと起きて自分で飲みな」
「……セナ」
「……ほぼ飲んでないじゃん」
「セナの舌、ここまできた」
「ばか」
「…あっつい」
「あのさ、今気づいたけど、セックスって色々準備要るんじゃ」
「……なんであるの?」
「いつそうなってもいいように準備しておいたのぉ」
「……やる気満々じゃん」
会話とプロットしかできなくて没。
<プロット>
時期:ネクストドア後数か月
状況:仕事で日本に二人ともいるが、フィレンツェで一緒に住んでる
寮を中心に「月永と瀬名って付き合ってないらしいよ」みたいな噂を周囲の人たちが確認してくる。
当人たちは本当につき合ってないが微妙な時期でギクシャクする話
ImageSong:Sweet Box系
■泉と真:
「って噂ですけど、そうなんですか?」
「……そうだけど」
「嘘でしょ?」
「だってそんな話する暇もないし。意味ないし」
「とか言って泉さん、月永先輩とちゃんと話してないだけでしょ?」
「え?」
「自分たちの関係性について」
「だから、友達だって。何?付き合うって」
「恋人じゃないって意味?」
「うん」
「じゃあぼくと付き合ってくださいよ」
「はっ?!」
「いいでしょ?泉さんは僕が好きなんだし、月永先輩とは付き合ってないんだし」
「だだだだ、だだだだだめだよ、俺はゆうくんのお兄ちゃんなんだから、そんなこと」
「僕とはほんとの兄弟じゃないんだから、付き合えるよ?」
「そんな可愛い顔で言ってもダメなものはだめ!ゆうくんを汚すことなんてできない」
「じゃ月永先輩はいいの?」
「…いいとか悪いって話じゃない」
「だって、一生月永先輩と住むの?どっちかに恋人ができたら?結婚したら?」
「全然考えてないけど、ゆうくんとと付き合うって言ったら、れおくんは二度と俺の元には戻ってこないってことはわかる」
「なんだ、わかってるじゃん」
話し合う、べきなの?
このまま、ずっと一緒にはいられないの?
■レオと夏目:
「こんなことボクが首を突っ込むことでもないんだけどネ。君たち一体、どうするつもりなノ」
「何が」
「しょっちゅう日本にいるみたいだけド、上手くいってるノ?」
「いや、なんかあいつ色々思い詰めてて鬱陶しいんだよ。なんでも口出ししてくるし、後輩の前であんな大見栄切るからさ」
「大体、君たちってどういう関係なノ?」
「友達。相棒。ユニットのメンバー」
「付き合ってないノ?」
「つっ?!どういう意味?!」
「恋人なのかって聞いてんノ」
「こっ?!!おれとセナが?!!!」
「白々しイ。好きなんでショ、あの人のこト」
「す、好きだけど……!!それが友達の好きか、こっこっここここいこここここいびとの好きかなんてわかんないし……!!」
「動揺しすぎだし、意識しすぎなのがバレバレだヨ。言っておくけど瀬名先輩、にぶちんだから騎士サマがはっきりとした行動しなキャ、何にも起きないよ」
「おれだってさ……フィレンツェまで追いかけて同棲までこぎつけたのにまさか告白されないし手も出されないなんて思ってなかったよ……」
「だから言うんだヨ、あんたかラ。今更フラれないから安心しなヨ」
「……ナツメはなんて言ったの」
「え?」
「スバルと付き合ってんだろ」
「まっテ、あんたなんでそレ」
「あいつふれ回ってるけど。おまえと付き合ってるって」
「……騎士サマコレ飲んでくれル」
「やだよ。なんだそれ」
「忘却薬だヨ!あんたの記憶を消ス。そしてバルくんの存在もネ」
「お前も大変だな。聞かなかったことにしてやるよ、先輩だから」
「とにかク。好きなラ関係性をはっきりさせるべきだね。あんたがうかうかしてる間に、瀬名先輩がどっかの誰かと付き合っちゃってもいいノ? あの人、妙に鈍感だかラ、全然気付いてない可能性だってあるヨ」
「エスパーじゃあるまいし、言葉にしなきゃ伝わらないことだっていっぱいあるんだかラ」
そんなこと言われたって。
なんて言えばいいの? いまさら。
好きだ、付き合って、おれと永遠に一緒にいて、って?
そんなセナの今後を決めるようなこと、おれに言えるの?
「セナ、あっちにいつ帰るの?」
「来週の土曜日の仕事終わったらかな。あんたは?」
「おれは日曜まで仕事あるんだけど、その、もしスケジュールが合えば一緒に帰ろうよ」
「うん。日曜の予定調べてみる。多分大丈夫だよ」
■帰国日
「セナ、これからもずっと一緒にいてくれる?」
「いいよ」
「世界が終っちゃっても?」
「世界が終わったら、俺もあんたも終わるけど」
「終わる瞬間まで、一緒にいるよ」
「約束する」
「セナ、あの、それって」
「プロポーズは俺からしたかった。ごめんね、俺から言わなくて」
「あはは。ほんとだよ、待たせやがって」
「じゃあ改めて。れおくん、手だして」
「左手」
「愛してるよ。俺のものになって」
「俺だけのものになって」
キスしたってことは、恋人なんだよな?
プロポーズされたってことは、そういうこと、なんだよな。
セナだけのものなんだ。おれ。
セナも、おれだけのものなんだ。
「俺ね……本当はずっと自分の気持ちに気づいてた。だけど、怖かったんだ」
「おれにフラれることが?」
「ううん。れおくんをまた壊しちゃうんじゃないかって」
「俺が求めることで、れおくんがまた壊れちゃうんじゃないかって」
「おれ、そんな簡単に壊れないよ?強くなったんだから」
「強くなったんだよ。お前の隣に立つために」
■フィレンツェ自宅着
「れおくん、わかってないかもしれないけど…」
「わかってるよ」
「……そうなの?」
「でも、待って!まず、風呂!行ってくる」
おれ、今からセナに抱かれるの?
あれ待って、抱かれる側で合ってる? 待ってだけど、綺麗にする方法なんて知らないし。そもそも、男同士の仕方なんてわかんないし。
セナに嫌われたくない。
「れおくん、ちょっと、大丈夫?」
「セナ、あの…」
「その、わかんなくて…」
「なにが?」
「…綺麗にするやり方…」
「れおくん、こっち来て」
「ごめんね、気が使えなくて。俺も詳しいわけじゃないから、一緒に調べて、明日しよう」
「…だけど、おれ、今日したいよ」
「れおくん」
「…付き合ってすぐセックスしちゃ、だめ?」
「あのさぁ、今更なんだけど」
「……なに?」
「れおくんが抱かれる側で話し進んでるけど、いいの?」
「……セナの好きな方でいいけど、おれは抱かれたい」
「……」
「セナにめちゃくちゃにされたいんだもん、だって」
「……わかった」
■事後
「……はぁ、マラソン走ったみたいにだるい…」
「れおくん、水飲んで」
「水飲んだらでちゃう」
「もう出ないでしょ。それよりあんた、汗かきすぎて脱水症状になっちゃうよ」
「飲ませて」
「甘えすぎ。ちゃんと起きて自分で飲みな」
「……セナ」
「……ほぼ飲んでないじゃん」
「セナの舌、ここまできた」
「ばか」
「…あっつい」
「あのさ、今気づいたけど、セックスって色々準備要るんじゃ」
「……なんであるの?」
「いつそうなってもいいように準備しておいたのぉ」
「……やる気満々じゃん」