コ ー プ ス・リ バ イ バ ー
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「うっわ、スゲー痣傷…何?バレー?オンナ?」
「雌の下で甚振られ玩ばれる趣味はねェわ」
「ぷッ…どーだか?身体が一番だからな。それ以上は怪我すんなよ」
別に無茶苦茶やって何も当てずっぽうで練習してる訳じゃない。でも其れが今の俺らに対する(今の友人含め)周囲からの判定に当て嵌るんだろうし、一部の後輩からは俺らは我武者羅に練習頑張ってんだ、と鼻高々に言う奴が居るのも現に存在しているのは理解している。倦ねる今の状況下に於いて、正直、今の練習に着いて熟せば別に後は如何思うがドウゾ御勝手に、ってワケで。ーーそん代わり、歯ァ食い縛る時は食い縛れよ、男見せる時は血反吐吐いてやれよ、と、まぁ小難しい話では無く単純な話だ。だって此処に集まる連中は、僅かでも哀憫の目を向けられるなんて反吐が出る性質な奴らだろ?春高に繋がる試合で三年居なくてカワイソウ、一年生絞り出すしか策がねぇなんて、況してや強豪の横断幕の名に恥じる"鉄壁"の総崩れ、なんて間違っても言われてたまるかよ。
◇◇◇
「ーーッわ!?なっ…」
「~~ばかばかっ…!どれだけ心配掛けたら気がすむの…っ早く出来る限りの手当しなくちゃ…」
「あーナルホド。今の状況を続ければ、なまえの心を独占できてこの状況の様にシャツ捲りあげられて組み敷かれる、つーわけな?良いコト知ったわ」
「揶揄わないで!」
「ひえー、おっかねぇ」
部活見学は無事に終了、二口はなまえの家でシャワーを借りて少しだけ寛いでから帰ろうとベッドに座った瞬間、救急箱を手にして血相を書くなまえから馬乗りにされシャツを捲りあげられ、ぼふん、とベッドに組み敷かれる。…あらま、日頃の行いが良い俺に向けての神様からの御褒美かな?
「(乳でけー…すげーエッロ…このアングルからの眺め最高…このままなまえに渡したネクタイで細い両手首縛って跨らせて腰振らせてオネダリさせるのも…やべ…こんな状況で妄想してたらクラクラする…)ーーはっ、条件によっちゃ下も悪くねぇわ…」
「?…堅ちゃんは動かないでね…私がするから…」
「(!?いやいや待て待てストップ!)ーーなまえッ…待て!今更…どーのこーのしたって仕方ね…ぇだろ…っ、ぐっ…や…め…そのちっこい手でそんなトコ、っ、触んな…!」
「~~わ、私もっマネージャーなんだから男性の上半身くらいならもう見慣れてるの…っ!もう観念しておとなしくして…っ」
「今の状況とこの蕩けた顔と体勢で誰にモノ言ってやがる!さっさと離れねぇとお前の服全部引っ剝がして俺のを奥まで咥え込ませるからな!ーー…んン"ッ!?(ビクンッ)」
なまえが二口に馬乗りに成っては跨り要は非常にイケナイ体勢を作ったのは彼女、発言は聞くに堪えないが彼は被害者である。必死なる余裕の無い口調と身体の捻りが相余って、よろめいたなまえが体勢維持の為に掌を着き支えた瞬間、二口の熱を帯びた下半身にグニッ、と触れてしまった。
「!?~~ご、ごめんなさい…っ!」
「(もうヤダ俺ってばなんて声を…ッ)」
なまえは、ぼふんっ!とショートし強い困惑の為一時停止した後に我に返り急いでやっと離れ、二口は羞恥のあまりベッドに沈む始末であった。
ーーー
ーー
ー
「ったく、もう泣くな。なまえがスゲー心配してくれてるのはちゃんと分かってるから…」
「…っ…そればっか、だもんっ…」
「ーー正直、岐路に立ち向かってる今は多少我武者羅であろうが歯を食縛る頃合だとも思ってる」
「……ぐすっ…岐路…?」
「なまえ、春高代表決定戦の時に…俺はお前に言わなくちゃ成らない事がある。その時は泣かないで聞いてくれるか?」
「!?~~海外に行ったりしない?…そういうのは聞きたくない…っ!」
「?いや、それは無いかな…」
「…ぐしゅ…わかった…ちゃんと聞く…」
「ーー約束な」
よし、と頷いた後に小さく微笑み、抱き枕ぬいぐるみをぎゅっ、とするなまえのふわふわ生クリームの様な頬をぺろっ、と舐め飴玉から垂れる液体を飲み込む。甘しょっぱくて美味い。この子はきっと全部が美味しいんだろう。
「…あんまり力込めて抱きしめたら、ぬいぐるみが苦しいってよ」
「~~だって堅ちゃんが…!」
「そのチョーシ。全部、俺の所為にしろよ」
頬の横の艶やかな髪の毛を優しく掻きあげ退かせ、可愛らしい小さな耳に甘噛みをし舌を差し込む。ぴちゃ、と舐める音と腕の中に捕まった子うさぎが、ふるふるぴくぴく、と震えて反応する度に、先程不意に触られた自身も反応し辛くなっては理性が強く揺さ振られるので、やはり程度とヤメ時を考えなければ成らないのだ。
「~~ひ、耳、だめっ…は、ずかし…」
「(あ"~もうなんなんだよこの生き物…可愛過ぎかよ…!)」
依然として秘めていた想いをやっとの思いで伝えた決断なのに、彼女との僅かな触れ合いにより瞬時に崩壊して仕舞わぬ前にーー
ーーー
ーー
ー
「はぁっ…はー…めちゃくちゃ走った…!岩ちゃん、流石だねー…!パワーもスタミナもスピードもあるなんて…っ!」
「お前とは鍛え方が違ぇーー…ん?」
偶に同じ時間に夜のランニングし本日の分を終え息を上げて帰ってきた及川、岩泉の前には、なまえの家から出て来る在る人物と遭遇、その者に対し目の色を唾棄すべき者の対象へと変える。何故ならば、なまえの両親は不在、みょうじの従者でも無い。そして今日は奇しくもなまえが伊達工業に向かった日であるのだ。
「ーーオカエリナサイ二口クン。伊達工はこんな時間までなまえを付き合わせてくれたのかな?俺の嫁入り前なんだからヤメテヨネーオモテデロ」
「ーーゲッ!?(イヤなもん見ちまった…)誰が誰の嫁入り前だよ勝手な事言いやがって…其れに此処もうオモテっスよオイカワサンーーっと、岩泉さんか」
「~~コイツ相変わらずちっともカワイクネェ…!つーか更に生意気が増して余計に腹立つ…ッ!」
「伊達工業の二口か…花巻が言ってた坊主はお前だったンだな。ーーウチのが世話掛けた。だがよ、なまえの家まであがる事はねェよな?如何なる理由でも速やかに帰れ」
「(ムカッ)此方こそ御二方には随分と俺のなまえが世話になってるみたいですけど、幼なじみといえ好い加減、節度のある御付き合いをお願いしますね?そろそろ見過ごせませーん」
「ーーお前が根性あるのは褒めてやる。だが聞き捨てならねェな」
「~~イワチャンオチツイテ。それはさておき二口クンが送り狼の場合、俺の人生まで乱れる事案なワケだから其の覚悟で聞くけど、無理矢理手ェ出して泣かせてねぇよな?」
「ーーあ"?返答によっちゃァ帰りたくても帰れねェぞ、二口」
「(やっぱり岩泉さんもソウイウコトね。何奴も此奴もメンドクセーな)寧ろいつも泣かされてんのは俺の方です。大体、そんな下品な獣扱いはやめてクダサイよ。俺だって一人の男として真剣なんですから」
目を細めて色を殺し決断と約束、覚悟を映す二口と、交感神経が動き瞳孔が開く及川岩泉との間には、厳しく重々しく、細い氷の糸一本のみががピィィンーーと張った様な徒ならぬ雰囲気が漂うのだ。
無論、なまえの事柄も大切ではあるが、時期的には春高代表決定戦まで残り僅かである頃合である。純白の天使、そして青葉城西と伊達工業の運命や如何に?
「雌の下で甚振られ玩ばれる趣味はねェわ」
「ぷッ…どーだか?身体が一番だからな。それ以上は怪我すんなよ」
別に無茶苦茶やって何も当てずっぽうで練習してる訳じゃない。でも其れが今の俺らに対する(今の友人含め)周囲からの判定に当て嵌るんだろうし、一部の後輩からは俺らは我武者羅に練習頑張ってんだ、と鼻高々に言う奴が居るのも現に存在しているのは理解している。倦ねる今の状況下に於いて、正直、今の練習に着いて熟せば別に後は如何思うがドウゾ御勝手に、ってワケで。ーーそん代わり、歯ァ食い縛る時は食い縛れよ、男見せる時は血反吐吐いてやれよ、と、まぁ小難しい話では無く単純な話だ。だって此処に集まる連中は、僅かでも哀憫の目を向けられるなんて反吐が出る性質な奴らだろ?春高に繋がる試合で三年居なくてカワイソウ、一年生絞り出すしか策がねぇなんて、況してや強豪の横断幕の名に恥じる"鉄壁"の総崩れ、なんて間違っても言われてたまるかよ。
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「ーーッわ!?なっ…」
「~~ばかばかっ…!どれだけ心配掛けたら気がすむの…っ早く出来る限りの手当しなくちゃ…」
「あーナルホド。今の状況を続ければ、なまえの心を独占できてこの状況の様にシャツ捲りあげられて組み敷かれる、つーわけな?良いコト知ったわ」
「揶揄わないで!」
「ひえー、おっかねぇ」
部活見学は無事に終了、二口はなまえの家でシャワーを借りて少しだけ寛いでから帰ろうとベッドに座った瞬間、救急箱を手にして血相を書くなまえから馬乗りにされシャツを捲りあげられ、ぼふん、とベッドに組み敷かれる。…あらま、日頃の行いが良い俺に向けての神様からの御褒美かな?
「(乳でけー…すげーエッロ…このアングルからの眺め最高…このままなまえに渡したネクタイで細い両手首縛って跨らせて腰振らせてオネダリさせるのも…やべ…こんな状況で妄想してたらクラクラする…)ーーはっ、条件によっちゃ下も悪くねぇわ…」
「?…堅ちゃんは動かないでね…私がするから…」
「(!?いやいや待て待てストップ!)ーーなまえッ…待て!今更…どーのこーのしたって仕方ね…ぇだろ…っ、ぐっ…や…め…そのちっこい手でそんなトコ、っ、触んな…!」
「~~わ、私もっマネージャーなんだから男性の上半身くらいならもう見慣れてるの…っ!もう観念しておとなしくして…っ」
「今の状況とこの蕩けた顔と体勢で誰にモノ言ってやがる!さっさと離れねぇとお前の服全部引っ剝がして俺のを奥まで咥え込ませるからな!ーー…んン"ッ!?(ビクンッ)」
なまえが二口に馬乗りに成っては跨り要は非常にイケナイ体勢を作ったのは彼女、発言は聞くに堪えないが彼は被害者である。必死なる余裕の無い口調と身体の捻りが相余って、よろめいたなまえが体勢維持の為に掌を着き支えた瞬間、二口の熱を帯びた下半身にグニッ、と触れてしまった。
「!?~~ご、ごめんなさい…っ!」
「(もうヤダ俺ってばなんて声を…ッ)」
なまえは、ぼふんっ!とショートし強い困惑の為一時停止した後に我に返り急いでやっと離れ、二口は羞恥のあまりベッドに沈む始末であった。
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「ったく、もう泣くな。なまえがスゲー心配してくれてるのはちゃんと分かってるから…」
「…っ…そればっか、だもんっ…」
「ーー正直、岐路に立ち向かってる今は多少我武者羅であろうが歯を食縛る頃合だとも思ってる」
「……ぐすっ…岐路…?」
「なまえ、春高代表決定戦の時に…俺はお前に言わなくちゃ成らない事がある。その時は泣かないで聞いてくれるか?」
「!?~~海外に行ったりしない?…そういうのは聞きたくない…っ!」
「?いや、それは無いかな…」
「…ぐしゅ…わかった…ちゃんと聞く…」
「ーー約束な」
よし、と頷いた後に小さく微笑み、抱き枕ぬいぐるみをぎゅっ、とするなまえのふわふわ生クリームの様な頬をぺろっ、と舐め飴玉から垂れる液体を飲み込む。甘しょっぱくて美味い。この子はきっと全部が美味しいんだろう。
「…あんまり力込めて抱きしめたら、ぬいぐるみが苦しいってよ」
「~~だって堅ちゃんが…!」
「そのチョーシ。全部、俺の所為にしろよ」
頬の横の艶やかな髪の毛を優しく掻きあげ退かせ、可愛らしい小さな耳に甘噛みをし舌を差し込む。ぴちゃ、と舐める音と腕の中に捕まった子うさぎが、ふるふるぴくぴく、と震えて反応する度に、先程不意に触られた自身も反応し辛くなっては理性が強く揺さ振られるので、やはり程度とヤメ時を考えなければ成らないのだ。
「~~ひ、耳、だめっ…は、ずかし…」
「(あ"~もうなんなんだよこの生き物…可愛過ぎかよ…!)」
依然として秘めていた想いをやっとの思いで伝えた決断なのに、彼女との僅かな触れ合いにより瞬時に崩壊して仕舞わぬ前にーー
ーーー
ーー
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「はぁっ…はー…めちゃくちゃ走った…!岩ちゃん、流石だねー…!パワーもスタミナもスピードもあるなんて…っ!」
「お前とは鍛え方が違ぇーー…ん?」
偶に同じ時間に夜のランニングし本日の分を終え息を上げて帰ってきた及川、岩泉の前には、なまえの家から出て来る在る人物と遭遇、その者に対し目の色を唾棄すべき者の対象へと変える。何故ならば、なまえの両親は不在、みょうじの従者でも無い。そして今日は奇しくもなまえが伊達工業に向かった日であるのだ。
「ーーオカエリナサイ二口クン。伊達工はこんな時間までなまえを付き合わせてくれたのかな?俺の嫁入り前なんだからヤメテヨネーオモテデロ」
「ーーゲッ!?(イヤなもん見ちまった…)誰が誰の嫁入り前だよ勝手な事言いやがって…其れに此処もうオモテっスよオイカワサンーーっと、岩泉さんか」
「~~コイツ相変わらずちっともカワイクネェ…!つーか更に生意気が増して余計に腹立つ…ッ!」
「伊達工業の二口か…花巻が言ってた坊主はお前だったンだな。ーーウチのが世話掛けた。だがよ、なまえの家まであがる事はねェよな?如何なる理由でも速やかに帰れ」
「(ムカッ)此方こそ御二方には随分と俺のなまえが世話になってるみたいですけど、幼なじみといえ好い加減、節度のある御付き合いをお願いしますね?そろそろ見過ごせませーん」
「ーーお前が根性あるのは褒めてやる。だが聞き捨てならねェな」
「~~イワチャンオチツイテ。それはさておき二口クンが送り狼の場合、俺の人生まで乱れる事案なワケだから其の覚悟で聞くけど、無理矢理手ェ出して泣かせてねぇよな?」
「ーーあ"?返答によっちゃァ帰りたくても帰れねェぞ、二口」
「(やっぱり岩泉さんもソウイウコトね。何奴も此奴もメンドクセーな)寧ろいつも泣かされてんのは俺の方です。大体、そんな下品な獣扱いはやめてクダサイよ。俺だって一人の男として真剣なんですから」
目を細めて色を殺し決断と約束、覚悟を映す二口と、交感神経が動き瞳孔が開く及川岩泉との間には、厳しく重々しく、細い氷の糸一本のみががピィィンーーと張った様な徒ならぬ雰囲気が漂うのだ。
無論、なまえの事柄も大切ではあるが、時期的には春高代表決定戦まで残り僅かである頃合である。純白の天使、そして青葉城西と伊達工業の運命や如何に?