コ ー プ ス・リ バ イ バ ー
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「烏野っッたら、マネが美人って事くらいしか覚えてないし…」
「マジっすか!?」
「そうなのよ。ちょっとエロい感じでさー...!あ、でも俺は断然、なまえさん一筋だけどな!顔はめちゃくちゃ可愛いのに身体はめちゃくちゃエロいし…はァァありゃ堪らん…!」
「ーー!?(ボフン)そりゃ俺もですけど…!矢巾さん…!誰かの耳に入ったら俺ら無事に朝を迎えられなくなります…!(特に阿吽)」
◇◇◇
「ーーうん!部活が終わるまでには乾くしこれなら履いて帰れるね。さてと、練習試合どうなってるかな…?」
なまえは、日向の嘔吐物で汚れたジャージを念入りに下洗いし洗濯機にかけ乾燥を待つ所までやり遂げたので、乾燥機が終わる頃にアラームをセットし忘れない様に準備し体育館へと足を運ぼうとガチャリ、と扉を開ければ、丁度良く最終確認の為に病院へ行って帰って来た及川と遭遇した。
「徹くん、おかえりなさい!」
「なまえー!ただいま!お陰様で足の調子はバッチリで練習の許可も出たよ…ん?洗濯してたの?」
「良かった…!あ、そうなの…今日お世話になる烏野の田中さんのジャージが汚れちゃったから洗ってたの…話せば長くなるんだけど…」
「は!?~~何なの烏野…来た早々、俺の妻に洗濯させるなんて随分と厚かましいんじゃない?」
「(妻?)違うの!私がやるって言ったから…!~~きゃっ、そんな引っ張らないでも、ちゃんと徹くんの後ろ着いてくからっ…!」
体育館に到着した頃、練習試合は2セット目が終わっており、待ってました!と言わんばかりの及川ファンの女の子達の黄色い歓声の中、及川はなまえの手を引きながら体育館に入り、やっと来たかと安心した入畑に足の診断の結果を話し、勿論、ファンサービスは忘れず華やかな笑顔で対応、現在の試合に出てる部員との会話、烏野側に居る自身の中学時代の後輩との久しぶりの喜ばしき再会もあり影山にひらりひらり、と挨拶し終えれば、念入りにアップを取り準備に入る。
「みょうじさん、色々と気遣いやら悪かったね。スコアやノートは2年生にやって貰ってるから今日は此処に座って見てなさい」
「監督、ありがとうございます。でも私なりに今からでもノートにきちんと纏めます…!(それを今別にお願いしてるノートを再度綺麗に纏めあわせて見易くしておこう…!)」
「ふふ、さすがみょうじさんだ。本当に頼りになるよ」
「~~なまえさんっ!俺、頑張ります…ッ!さっきは影山にハグを邪魔されて回復が足りなくて緊張でボロボロでしたけど…っ!だけど今の俺にはもう怖い事なんて何もありません!~~少しだけでも良いです!だからどうか俺の事見て下さいっ…!」
なまえが入畑の隣にぽてん、と座り会話をして励まされて居れば、瞬時にまさかの赤面する自体になる。其れは或る意味、告白に近い発言をする日向の声が体育館中に響き渡り、烏野は非常に驚愕し青葉城西は鬼の形相且つ目の色がガラリと変わった。勿論、その声は及川の耳までバッチリ届いている。日向は、先程仕出かした影山の後頭部にサーブをぶち当てる以上に怖いことなんて無い、なんて云うが、日向が望むなまえは青葉城西から大切に愛でられる女の子、そして青城主将副主将、特に及川のアキレス腱や生命線であるのだが、さて今後の大きな運命は果たして如何なる事やら…
ーーー
ーー
ー
「本日は、ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。武田先生、缶珈琲なのですが運転のお供に良かったら…」
「~~わわっ!?スミマセン…そんな色々とお気遣い頂いて!みょうじさん、うちの部員の洗濯までも助かりました…!」
「いえ、翔ちゃ…日向くんや田中さんからも十分お言葉頂いてますので…それでは失礼致します」
同じ頃、及川から烏野側に牽制が行われていた。インハイ予選まで生き残る事、次は自身がセッターとして最初から試合に出て全力で戦う事、影山の事、レシーブの重要さ、そしてなまえの事ーー及川の目は強く鋭く変わる。自身の目の前に立ち開かる者には、誰にも負ける訳にはいかないのだから。
「ちっちゃいキミ。最後のワンタッチとブロード、凄かったね!ーー次は最初から全力でやろうネ。それに、なまえの事を綺麗さっぱり忘れさせてあげなきゃいけないし」
「…なっ!?なまえさんを呼び捨てにするなんて馴れ馴れしいぞ大王様…ッ!」
「ーーハッ、俺となまえは遠慮なんか必要無い関係だから」
「!?それ如何いう「相変わらずなまえさんが貴方のアキレス腱なんですね…及川さん」~~影山…!」
及川に食って掛かる様に言い返そうとする日向を遮り押し退け、影山が前に出て向かい合うも鋭い視線で完璧に怯んで仕舞う。ーー駄目だ…及川さんがバレーボールを語る時は勿論の事だが、なまえさんの事になっても同等若しくは別に+αされて畏怖する。この人は何時だってバレーボールとなまえさんが人生にあり、故に双方の関係に自身は立ち入る隙が無い。ーー…其んな現実を改めて叩き付けられれば、思考が途切れては影山の瞳は鈍く悔しく揺れるのだった。
「ーー何なんだよあの一年坊主は!お前もいつもぽやぽやしてっからワケわかんねぇ奴に纏わり引っ付かれんだよ!いつも気ぃつけろって言ってんべや!」
「~~はじめちゃん、ごめんなさい…っ、でも翔ちゃんは可愛い弟というか…」
「はァ?何が弟だよ!なまえのそういうの全く信用ならねぇわ!」
「わかったからもう怒らないで…!」
「おいおい岩泉、ヤローの嫉妬は全く可愛くねぇぞ?見せられるコッチは何の罰ゲームだっつーの。なまえちゃーん、可愛いねーヨシヨシ。おいでおいでー」
「貴大くん、ありが「すぐ媚びるな」ぴゃっ!?」
「あ"ーームシャクシャするぜ…!全く躾がなってねェあのカラス共の嘴と羽根を捥ぎ取って地に落とし必ず城の前に吊すからな!ーー良いなオマエら!連休トコトン練習するからな!」
「(うわぁ…この人(岩泉)も殊の外…)」
花巻の傍にぽてぽて、と近寄りもう少しで両手と両手を併せる目前であったなまえだったが、更に怒る岩泉の片腕に華奢な身体が捕まり脇で米の様に抱き抱えられた。当の岩泉はなまえとのこの関わり合いは至極当然の如くGWの連休合宿等を部員に指示し気合いの入る掛け合いをするが、相容れない今の絵面に部員は自然と肩を静かに笑いを堪えて揺らすのだ。
◇◇◇
「ありゃー…二口どうした?最近、元気ねぇな」
「~~クッソ濃厚セックスしてぇ」
「!?おいおい…重症だな…」
春の暖かい陽だまりを感じる教室内、机に突っ伏し席から見える花壇を見れば、最近会えてないなまえの顔を思い浮かべる。ーーと云うか女子のスカートを見れば、ひらひらと舞う蝶々を眺めれば、ふわり、と春の香りを嗅げば、洋菓子店を見れば、カバンのキーホルダーを眺めれば、何だかんだ関連付けてはなまえの事が脳と心臓を占め、正直、非常に患って居た。
「我慢しないですれば?お前なら選り取り見取りだろ?…お、ほら早速、派手な女が食い付いたぜ」
「堅治ー!飢えてるなら私と濃厚なのするー?」
「…んあー?あー…あーするするー」
「キャーッ♡」
「(おっと…!言葉と態度が非常にミスマッチ…!)」
机に項垂れ突っ伏しボヤボヤンと魂が抜けそうになっていた二口は、女生徒の掛け合いなんぞ頭に入ること無く耳から真っ直ぐ抜けて行き、ん?何て?とはなったがもう聞き返すのにも反応するのにも面倒で非常に適当、つい軽い返事をして仕舞う。あー良かった。夢中になれるバレーボールがあって。この状況下でバレーボールまでも無かったら想像を絶する。マジで恐怖である。はぁ…早くなまえに会いたい。
(なまえちゃん、抱っこして)
(赤ちゃんかな?可愛いね)
なら、なまえの豊満で甘そうなの吸わせて、なんて頭ん中で思いながらもそんな事は言えずメッセージアプリを開いた儘、コトン、と机にスマホを置く。あーあ、以前の俺が今の俺を見たら如何思うんだろうか。嗤うか将又、感涙かーーさて、何方かな?
「マジっすか!?」
「そうなのよ。ちょっとエロい感じでさー...!あ、でも俺は断然、なまえさん一筋だけどな!顔はめちゃくちゃ可愛いのに身体はめちゃくちゃエロいし…はァァありゃ堪らん…!」
「ーー!?(ボフン)そりゃ俺もですけど…!矢巾さん…!誰かの耳に入ったら俺ら無事に朝を迎えられなくなります…!(特に阿吽)」
◇◇◇
「ーーうん!部活が終わるまでには乾くしこれなら履いて帰れるね。さてと、練習試合どうなってるかな…?」
なまえは、日向の嘔吐物で汚れたジャージを念入りに下洗いし洗濯機にかけ乾燥を待つ所までやり遂げたので、乾燥機が終わる頃にアラームをセットし忘れない様に準備し体育館へと足を運ぼうとガチャリ、と扉を開ければ、丁度良く最終確認の為に病院へ行って帰って来た及川と遭遇した。
「徹くん、おかえりなさい!」
「なまえー!ただいま!お陰様で足の調子はバッチリで練習の許可も出たよ…ん?洗濯してたの?」
「良かった…!あ、そうなの…今日お世話になる烏野の田中さんのジャージが汚れちゃったから洗ってたの…話せば長くなるんだけど…」
「は!?~~何なの烏野…来た早々、俺の妻に洗濯させるなんて随分と厚かましいんじゃない?」
「(妻?)違うの!私がやるって言ったから…!~~きゃっ、そんな引っ張らないでも、ちゃんと徹くんの後ろ着いてくからっ…!」
体育館に到着した頃、練習試合は2セット目が終わっており、待ってました!と言わんばかりの及川ファンの女の子達の黄色い歓声の中、及川はなまえの手を引きながら体育館に入り、やっと来たかと安心した入畑に足の診断の結果を話し、勿論、ファンサービスは忘れず華やかな笑顔で対応、現在の試合に出てる部員との会話、烏野側に居る自身の中学時代の後輩との久しぶりの喜ばしき再会もあり影山にひらりひらり、と挨拶し終えれば、念入りにアップを取り準備に入る。
「みょうじさん、色々と気遣いやら悪かったね。スコアやノートは2年生にやって貰ってるから今日は此処に座って見てなさい」
「監督、ありがとうございます。でも私なりに今からでもノートにきちんと纏めます…!(それを今別にお願いしてるノートを再度綺麗に纏めあわせて見易くしておこう…!)」
「ふふ、さすがみょうじさんだ。本当に頼りになるよ」
「~~なまえさんっ!俺、頑張ります…ッ!さっきは影山にハグを邪魔されて回復が足りなくて緊張でボロボロでしたけど…っ!だけど今の俺にはもう怖い事なんて何もありません!~~少しだけでも良いです!だからどうか俺の事見て下さいっ…!」
なまえが入畑の隣にぽてん、と座り会話をして励まされて居れば、瞬時にまさかの赤面する自体になる。其れは或る意味、告白に近い発言をする日向の声が体育館中に響き渡り、烏野は非常に驚愕し青葉城西は鬼の形相且つ目の色がガラリと変わった。勿論、その声は及川の耳までバッチリ届いている。日向は、先程仕出かした影山の後頭部にサーブをぶち当てる以上に怖いことなんて無い、なんて云うが、日向が望むなまえは青葉城西から大切に愛でられる女の子、そして青城主将副主将、特に及川のアキレス腱や生命線であるのだが、さて今後の大きな運命は果たして如何なる事やら…
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「本日は、ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。武田先生、缶珈琲なのですが運転のお供に良かったら…」
「~~わわっ!?スミマセン…そんな色々とお気遣い頂いて!みょうじさん、うちの部員の洗濯までも助かりました…!」
「いえ、翔ちゃ…日向くんや田中さんからも十分お言葉頂いてますので…それでは失礼致します」
同じ頃、及川から烏野側に牽制が行われていた。インハイ予選まで生き残る事、次は自身がセッターとして最初から試合に出て全力で戦う事、影山の事、レシーブの重要さ、そしてなまえの事ーー及川の目は強く鋭く変わる。自身の目の前に立ち開かる者には、誰にも負ける訳にはいかないのだから。
「ちっちゃいキミ。最後のワンタッチとブロード、凄かったね!ーー次は最初から全力でやろうネ。それに、なまえの事を綺麗さっぱり忘れさせてあげなきゃいけないし」
「…なっ!?なまえさんを呼び捨てにするなんて馴れ馴れしいぞ大王様…ッ!」
「ーーハッ、俺となまえは遠慮なんか必要無い関係だから」
「!?それ如何いう「相変わらずなまえさんが貴方のアキレス腱なんですね…及川さん」~~影山…!」
及川に食って掛かる様に言い返そうとする日向を遮り押し退け、影山が前に出て向かい合うも鋭い視線で完璧に怯んで仕舞う。ーー駄目だ…及川さんがバレーボールを語る時は勿論の事だが、なまえさんの事になっても同等若しくは別に+αされて畏怖する。この人は何時だってバレーボールとなまえさんが人生にあり、故に双方の関係に自身は立ち入る隙が無い。ーー…其んな現実を改めて叩き付けられれば、思考が途切れては影山の瞳は鈍く悔しく揺れるのだった。
「ーー何なんだよあの一年坊主は!お前もいつもぽやぽやしてっからワケわかんねぇ奴に纏わり引っ付かれんだよ!いつも気ぃつけろって言ってんべや!」
「~~はじめちゃん、ごめんなさい…っ、でも翔ちゃんは可愛い弟というか…」
「はァ?何が弟だよ!なまえのそういうの全く信用ならねぇわ!」
「わかったからもう怒らないで…!」
「おいおい岩泉、ヤローの嫉妬は全く可愛くねぇぞ?見せられるコッチは何の罰ゲームだっつーの。なまえちゃーん、可愛いねーヨシヨシ。おいでおいでー」
「貴大くん、ありが「すぐ媚びるな」ぴゃっ!?」
「あ"ーームシャクシャするぜ…!全く躾がなってねェあのカラス共の嘴と羽根を捥ぎ取って地に落とし必ず城の前に吊すからな!ーー良いなオマエら!連休トコトン練習するからな!」
「(うわぁ…この人(岩泉)も殊の外…)」
花巻の傍にぽてぽて、と近寄りもう少しで両手と両手を併せる目前であったなまえだったが、更に怒る岩泉の片腕に華奢な身体が捕まり脇で米の様に抱き抱えられた。当の岩泉はなまえとのこの関わり合いは至極当然の如くGWの連休合宿等を部員に指示し気合いの入る掛け合いをするが、相容れない今の絵面に部員は自然と肩を静かに笑いを堪えて揺らすのだ。
◇◇◇
「ありゃー…二口どうした?最近、元気ねぇな」
「~~クッソ濃厚セックスしてぇ」
「!?おいおい…重症だな…」
春の暖かい陽だまりを感じる教室内、机に突っ伏し席から見える花壇を見れば、最近会えてないなまえの顔を思い浮かべる。ーーと云うか女子のスカートを見れば、ひらひらと舞う蝶々を眺めれば、ふわり、と春の香りを嗅げば、洋菓子店を見れば、カバンのキーホルダーを眺めれば、何だかんだ関連付けてはなまえの事が脳と心臓を占め、正直、非常に患って居た。
「我慢しないですれば?お前なら選り取り見取りだろ?…お、ほら早速、派手な女が食い付いたぜ」
「堅治ー!飢えてるなら私と濃厚なのするー?」
「…んあー?あー…あーするするー」
「キャーッ♡」
「(おっと…!言葉と態度が非常にミスマッチ…!)」
机に項垂れ突っ伏しボヤボヤンと魂が抜けそうになっていた二口は、女生徒の掛け合いなんぞ頭に入ること無く耳から真っ直ぐ抜けて行き、ん?何て?とはなったがもう聞き返すのにも反応するのにも面倒で非常に適当、つい軽い返事をして仕舞う。あー良かった。夢中になれるバレーボールがあって。この状況下でバレーボールまでも無かったら想像を絶する。マジで恐怖である。はぁ…早くなまえに会いたい。
(なまえちゃん、抱っこして)
(赤ちゃんかな?可愛いね)
なら、なまえの豊満で甘そうなの吸わせて、なんて頭ん中で思いながらもそんな事は言えずメッセージアプリを開いた儘、コトン、と机にスマホを置く。あーあ、以前の俺が今の俺を見たら如何思うんだろうか。嗤うか将又、感涙かーーさて、何方かな?