コ ー プ ス・リ バ イ バ ー
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「潔子ちゃん!今日はありが「ドーモ、ウチのが世話になりました。ーー帰るぞなまえ。さっさと来い」きゃっ!?潔子ちゃぁぁん」
「えっ、なまえちゃん!?ちょっと待って…!(ウチの…?)」
「やっ…堅ちゃ…まって!潔子ちゃん困ってる…それに私、滑津さんにも挨拶…」
「ーースマホやら何やら使ってその子にも滑津にも俺が全部代わりに伝えといてやる。何?」
「(~~そんなのお願い出来るわけないよ…!)」
試合を終え暫くしてなまえが清水に挨拶に行った同じ頃、全て支度を終えた二口が横顔からズカズカズカッとやって来ては自身の片腕をなまえの脇の下から胸下辺りに差し込んでグッと引き寄せ、ひょいっと抱え掻っ攫っていって仕舞う。終了した烏野と伊達工業の試合は烏野エース、東峰の心を折る結果になったのだーー
◇◇◇
「ね、ひっぱらないで…逃げないからっ…」
「ウルセー」
なまえの手を引き急いで二口の自宅に入り「お邪魔します」の声と重ねてバタバタ、ガチャガチャ、バタン!と乱暴に階段や扉の開閉した音で掻き消されれば、なまえの華奢な身体はドサッ、とベッドに投げられ組み敷かれては、ギシッ、と鳴り、抱き枕ぬいぐるみがこてん、となまえの傍に寄ってきた。
「ーーお前何で今日居たの?勝手に来んなよ」
「…っ、潔子ちゃんからお誘いされたの…!堅ちゃんには関係ない…っ」
「チッ、余計な事…!お前は俺や青根が誘わなかった意図を読めよ!」
「~~そんなのしらないっ…!確かに私も言わなかったのは悪いけど…堅ちゃんがそんな怒る事じゃないでしょ?」
「~~んのっ…!だったら軽々しく鎌先さんにくっつかれてンじゃねぇよ!いつもいつもぽやぽやしやがって!ブス!」
「酷いっ!堅ちゃんだってあの時、隠し事してないって言ったくせに…私にしてたんじゃない…!それに、あの人は私を助けーーんぅっ…!」
細い手首と掌をシーツに縫い付け捕まれ、二口から唇を重ねられ言葉を遮られる。最初は触れるだけの口付けが段々とちゅっ、ちゅ、と啄む様になり「ーーどいつもこいつも、こんなぽやぽやしてる女の何処が良いんだよ…ッ」と思いを焦がす瞳に変えては、無理やり舌を差し込み水音を鳴らしながら深いキスを落としていった。
「隠し事、っ…は…以前…来させるつもりなんか…ッ、全く…無かった…!」
「ーーんン…っ…ふ…!」
「…ヘタクソ」
二口は、ぺろっ、と唇を舐めながら口を離し、更になまえに覆い被さりながら頬や髪の毛、顬、鼻にキスの雨をリップ音と共に降らせれば、なまえは真っ赤になりながらぴく、ぴく、と可愛く身体を震わせ、ふにゃふにゃ、と力が抜けていくのだ。なまえはぽぅっ、として且つ心臓がドキドキして如何したら良いのか分からないーーけど、絶対に流されては駄目!それに急にキスなんて…!瞳に溢れんばかりの涙を浮かべながらきっ、と睨みつける。
「~~も…やぁ…離して…汗くさいっ!」
「はぁァ!?お前なんかの前で制汗剤使ってやるかよバーカ!」
「…しらないっ!もう早く退いて…よ…っ」
「ハーン?…なまえにとっちゃご褒美だろ?オラァっもっと吸い込め!」
「…んぷっ!」
烏野と試合を終えてからミーティング等の予定を熟して制汗剤も余りせずすぐ様なまえを部屋に引き摺り込んだ今があり、ムキになる二口は怒り任せにバサリ、とシャツを脱ぎ捨て上半身裸になり再度彼女に覆い被さる。なまえの頬と唇に二口の裸がぺたり、とくっつき、汗の香りをすぅっ…と吸い混み、肌には少しだけふにゅ、と唇が押し当たって仕舞う。
「…っ、んえ、しょっぱい…くさい…!」
「(ムカッ)~~こんにゃろうーーッ!?」
肌にぺたっ、とされ接近するがそれでも別に嫌じゃ無かった。二口からは見えないが、とろりん、と蕩ける表情し目を瞑るなまえは、寧ろ二口を無意識にきゅぅ、と抱き着きスリスリ…と埋まりながら今日の伊達工の試合を思い出し、特に活躍した二口の姿を思い出し…ぽん、ぽんと溢れる魅入る光景を脳裏で味わい、つい胸を鳴らしムギュっとくっついた。
「!?ーー反則だろソレ…ちくしょう…っ!」
「ひっ…!」
直接なる素肌から感じる可愛い彼女の感触に、ビクビクッ、と全身甘い反応をする二口は、神様が居るなら先に謝ります、もう少し、もう少しだけ…と可憐な花特有の甘い香りが齎し作用する目眩の中で見事に縋りながら、なまえを一旦自身から引き剥がし彼女の透き通る首元目掛けて噛み付く様に唇を落とし、慣れた手付きで可愛いブラウスの4番目のボタンまでプチ、プチ、プチ…と外して、魅力的で豊満な透き通る様な胸と淡い色の甘い下着を、ふるるん、と視界いっぱいに晒し出す。
「…相変わらず色気ねェブラだな…堪んね…可愛い」
「え…?やっ…!何してるの!?えっち!ばかっ、ばかぁっ…早く退いて…っ!」
なまえは一体何されてるのか理解が追いつかない間に剥き出され真っ赤になりながら混乱し、一方、あのなまえを自身のベッドに押し倒し組み敷き固定させ、思い切り恥ずかしい格好にさせた二口の視界には、自身の妄想の中で何度も何度も喰い貪る彼女よりも更に艶めかしく可愛い彼女が目の前に居て、ビリビリビリッ…と理性と本能のスイッチが切り替えを繰り返し途切れ途切れになり、ドク、ドク、と心臓と下半身が強く反応し、ギシッと鳴るスプリング音が余計に雰囲気を作りゴクリと喉をも鳴らす。
「ーー俺にもなまえの身体舐めさせろよ」
「!?そんなの駄目に決まってるでしょ…ばか、ばかぁっ…!」
「ふーん、あっそ。舐めるんじゃなくて吸われたいのな」
「違ーーんっ、だめ…ぁ…ぅ…!」
「…あま…はぁ…あー…やべ止まんね…」
舌が這い濡れた感触と痕が残る様に強く吸われ、チクリ、チクリとした甘い痛みと共に透き通る肌の膨らむ胸のお肉の部分に幾つもの花弁が散らばり、二口の独占欲がなまえの身体に刻まれ「俺の…全部、俺の…」と云う、掠れた声が透き通る肌の中に静かに溶けていった。
「ーーフゥーッ…」
ひぐひぐ泣くなまえの身体に跨りながら、自身の人差し指を可愛いブラとお肉の境目に引っ掛け下に引き摺り下ろそうとした瞬間、タイミング良く理性にスイッチがカチリ、と切り替わり意地でも留める為に、ギュッ、と力を込めて目を瞑って、ゆっくり息を吸って吐いて自制心や理性に呼吸を必死に点す。
「(あ"ーー下半身ハチキレるわ…!クソッ…どーすんだよこれ!)」
結果は、たいへんよくできましたーーあぁ、誰か今迄の俺だったら天地がひっくり返っても有り得ない事なのに無事に成し遂げた俺を褒めて、神様との約束は果たしたけども此の儘、なまえといたら俺の身体がブッ壊れそう…マジでこいついつか全て使ってでも責任取れよ。今日はDVD無くてもヌける。妄想の中でグチャグチャにひんひん言わせながら抱き潰してやる、等と心の中で下品な事をブツブツブツブツと好き勝手に嘆きながら、組み敷くなまえの頬を伝う涙を唇を使って吸っていく。ーー悔しい、めちゃくちゃ辛い、可愛い。この子は世界で一番、誰よりも可愛い女の子。
「~~堅ちゃんのばかっ!もう暫く話しかけないで!」
なまえは二口の頬をばちんっ、と叩き、目の前の抱き枕ぬいぐるみをぎゅぅぅ、と身体全体で抱き締めながら、もう触られない様に身体を丸めてそっぽを向いてガードして、ぐしゅぐしゅしながらベッドに埋まるのだ。
「(あークソ何でこんな女この俺が必死になって追いかけてんだろ…くっ…魔性め…!)シャワー浴びてくるからなまえは此処に居ろよーー頼むから黙って帰んなよな」
なまえがそっぽを向くおかげで艶やかな髪の毛を指で掬い、ちゅっ、と唇を落とした後、ベタつく身体と火照る身体を洗い流す為、シャワーへ向かった。
◇◇◇
「…え?伊達工のネクタイ…?」
「首輪。お前すぐ野郎をホイホイ引き寄せるから子守りするコッチが疲れるんだよ。ーーお前の学校でも流行って無いの?他校の奴と身に付ける物を貰ったり交換したりすんの。…ふっ、エリートちゃんだらけだから無理か」
「~~あ!やってる!名札プレートとかネクタイとかリボンとか鞄に付いてたり(身だしなみチェックが無い時等)制服に付けてたりしてる…!ずっと、なんだろう?って思ってて…!…その…羨ましいな、って思ったりもして…」
「ーーじゃあさ、それやるから可能な時は付けてイイコにしてろよ。んで、絶対に及川サンに腰…尻尾振るなよ」
「…わぁ…ネクタイくれるの?ふふっ、嬉しい…ありがとう…!」
なまえが、徹くん?と不思議そうな顔をすれば、余りの恥ずかしさを誤魔化す為に、わしゃわしゃわしゃ、となまえの頭を撫でた。二口にとっては、らしくない行為を自身でも気付いた時に行っていてドン引き、兎に角、この状況から引くに引けなくなって必死にこの場を誤魔化すしかないのだった。
「えっとね、青城の女子の制服はネクタイじゃなくて紐リボンになっちゃうんだけど…いる?」
「~~御礼はさっきのでいいからもうコッチ見んな」
「(?堅ちゃんお顔真っ赤…)」
「えっ、なまえちゃん!?ちょっと待って…!(ウチの…?)」
「やっ…堅ちゃ…まって!潔子ちゃん困ってる…それに私、滑津さんにも挨拶…」
「ーースマホやら何やら使ってその子にも滑津にも俺が全部代わりに伝えといてやる。何?」
「(~~そんなのお願い出来るわけないよ…!)」
試合を終え暫くしてなまえが清水に挨拶に行った同じ頃、全て支度を終えた二口が横顔からズカズカズカッとやって来ては自身の片腕をなまえの脇の下から胸下辺りに差し込んでグッと引き寄せ、ひょいっと抱え掻っ攫っていって仕舞う。終了した烏野と伊達工業の試合は烏野エース、東峰の心を折る結果になったのだーー
◇◇◇
「ね、ひっぱらないで…逃げないからっ…」
「ウルセー」
なまえの手を引き急いで二口の自宅に入り「お邪魔します」の声と重ねてバタバタ、ガチャガチャ、バタン!と乱暴に階段や扉の開閉した音で掻き消されれば、なまえの華奢な身体はドサッ、とベッドに投げられ組み敷かれては、ギシッ、と鳴り、抱き枕ぬいぐるみがこてん、となまえの傍に寄ってきた。
「ーーお前何で今日居たの?勝手に来んなよ」
「…っ、潔子ちゃんからお誘いされたの…!堅ちゃんには関係ない…っ」
「チッ、余計な事…!お前は俺や青根が誘わなかった意図を読めよ!」
「~~そんなのしらないっ…!確かに私も言わなかったのは悪いけど…堅ちゃんがそんな怒る事じゃないでしょ?」
「~~んのっ…!だったら軽々しく鎌先さんにくっつかれてンじゃねぇよ!いつもいつもぽやぽやしやがって!ブス!」
「酷いっ!堅ちゃんだってあの時、隠し事してないって言ったくせに…私にしてたんじゃない…!それに、あの人は私を助けーーんぅっ…!」
細い手首と掌をシーツに縫い付け捕まれ、二口から唇を重ねられ言葉を遮られる。最初は触れるだけの口付けが段々とちゅっ、ちゅ、と啄む様になり「ーーどいつもこいつも、こんなぽやぽやしてる女の何処が良いんだよ…ッ」と思いを焦がす瞳に変えては、無理やり舌を差し込み水音を鳴らしながら深いキスを落としていった。
「隠し事、っ…は…以前…来させるつもりなんか…ッ、全く…無かった…!」
「ーーんン…っ…ふ…!」
「…ヘタクソ」
二口は、ぺろっ、と唇を舐めながら口を離し、更になまえに覆い被さりながら頬や髪の毛、顬、鼻にキスの雨をリップ音と共に降らせれば、なまえは真っ赤になりながらぴく、ぴく、と可愛く身体を震わせ、ふにゃふにゃ、と力が抜けていくのだ。なまえはぽぅっ、として且つ心臓がドキドキして如何したら良いのか分からないーーけど、絶対に流されては駄目!それに急にキスなんて…!瞳に溢れんばかりの涙を浮かべながらきっ、と睨みつける。
「~~も…やぁ…離して…汗くさいっ!」
「はぁァ!?お前なんかの前で制汗剤使ってやるかよバーカ!」
「…しらないっ!もう早く退いて…よ…っ」
「ハーン?…なまえにとっちゃご褒美だろ?オラァっもっと吸い込め!」
「…んぷっ!」
烏野と試合を終えてからミーティング等の予定を熟して制汗剤も余りせずすぐ様なまえを部屋に引き摺り込んだ今があり、ムキになる二口は怒り任せにバサリ、とシャツを脱ぎ捨て上半身裸になり再度彼女に覆い被さる。なまえの頬と唇に二口の裸がぺたり、とくっつき、汗の香りをすぅっ…と吸い混み、肌には少しだけふにゅ、と唇が押し当たって仕舞う。
「…っ、んえ、しょっぱい…くさい…!」
「(ムカッ)~~こんにゃろうーーッ!?」
肌にぺたっ、とされ接近するがそれでも別に嫌じゃ無かった。二口からは見えないが、とろりん、と蕩ける表情し目を瞑るなまえは、寧ろ二口を無意識にきゅぅ、と抱き着きスリスリ…と埋まりながら今日の伊達工の試合を思い出し、特に活躍した二口の姿を思い出し…ぽん、ぽんと溢れる魅入る光景を脳裏で味わい、つい胸を鳴らしムギュっとくっついた。
「!?ーー反則だろソレ…ちくしょう…っ!」
「ひっ…!」
直接なる素肌から感じる可愛い彼女の感触に、ビクビクッ、と全身甘い反応をする二口は、神様が居るなら先に謝ります、もう少し、もう少しだけ…と可憐な花特有の甘い香りが齎し作用する目眩の中で見事に縋りながら、なまえを一旦自身から引き剥がし彼女の透き通る首元目掛けて噛み付く様に唇を落とし、慣れた手付きで可愛いブラウスの4番目のボタンまでプチ、プチ、プチ…と外して、魅力的で豊満な透き通る様な胸と淡い色の甘い下着を、ふるるん、と視界いっぱいに晒し出す。
「…相変わらず色気ねェブラだな…堪んね…可愛い」
「え…?やっ…!何してるの!?えっち!ばかっ、ばかぁっ…早く退いて…っ!」
なまえは一体何されてるのか理解が追いつかない間に剥き出され真っ赤になりながら混乱し、一方、あのなまえを自身のベッドに押し倒し組み敷き固定させ、思い切り恥ずかしい格好にさせた二口の視界には、自身の妄想の中で何度も何度も喰い貪る彼女よりも更に艶めかしく可愛い彼女が目の前に居て、ビリビリビリッ…と理性と本能のスイッチが切り替えを繰り返し途切れ途切れになり、ドク、ドク、と心臓と下半身が強く反応し、ギシッと鳴るスプリング音が余計に雰囲気を作りゴクリと喉をも鳴らす。
「ーー俺にもなまえの身体舐めさせろよ」
「!?そんなの駄目に決まってるでしょ…ばか、ばかぁっ…!」
「ふーん、あっそ。舐めるんじゃなくて吸われたいのな」
「違ーーんっ、だめ…ぁ…ぅ…!」
「…あま…はぁ…あー…やべ止まんね…」
舌が這い濡れた感触と痕が残る様に強く吸われ、チクリ、チクリとした甘い痛みと共に透き通る肌の膨らむ胸のお肉の部分に幾つもの花弁が散らばり、二口の独占欲がなまえの身体に刻まれ「俺の…全部、俺の…」と云う、掠れた声が透き通る肌の中に静かに溶けていった。
「ーーフゥーッ…」
ひぐひぐ泣くなまえの身体に跨りながら、自身の人差し指を可愛いブラとお肉の境目に引っ掛け下に引き摺り下ろそうとした瞬間、タイミング良く理性にスイッチがカチリ、と切り替わり意地でも留める為に、ギュッ、と力を込めて目を瞑って、ゆっくり息を吸って吐いて自制心や理性に呼吸を必死に点す。
「(あ"ーー下半身ハチキレるわ…!クソッ…どーすんだよこれ!)」
結果は、たいへんよくできましたーーあぁ、誰か今迄の俺だったら天地がひっくり返っても有り得ない事なのに無事に成し遂げた俺を褒めて、神様との約束は果たしたけども此の儘、なまえといたら俺の身体がブッ壊れそう…マジでこいついつか全て使ってでも責任取れよ。今日はDVD無くてもヌける。妄想の中でグチャグチャにひんひん言わせながら抱き潰してやる、等と心の中で下品な事をブツブツブツブツと好き勝手に嘆きながら、組み敷くなまえの頬を伝う涙を唇を使って吸っていく。ーー悔しい、めちゃくちゃ辛い、可愛い。この子は世界で一番、誰よりも可愛い女の子。
「~~堅ちゃんのばかっ!もう暫く話しかけないで!」
なまえは二口の頬をばちんっ、と叩き、目の前の抱き枕ぬいぐるみをぎゅぅぅ、と身体全体で抱き締めながら、もう触られない様に身体を丸めてそっぽを向いてガードして、ぐしゅぐしゅしながらベッドに埋まるのだ。
「(あークソ何でこんな女この俺が必死になって追いかけてんだろ…くっ…魔性め…!)シャワー浴びてくるからなまえは此処に居ろよーー頼むから黙って帰んなよな」
なまえがそっぽを向くおかげで艶やかな髪の毛を指で掬い、ちゅっ、と唇を落とした後、ベタつく身体と火照る身体を洗い流す為、シャワーへ向かった。
◇◇◇
「…え?伊達工のネクタイ…?」
「首輪。お前すぐ野郎をホイホイ引き寄せるから子守りするコッチが疲れるんだよ。ーーお前の学校でも流行って無いの?他校の奴と身に付ける物を貰ったり交換したりすんの。…ふっ、エリートちゃんだらけだから無理か」
「~~あ!やってる!名札プレートとかネクタイとかリボンとか鞄に付いてたり(身だしなみチェックが無い時等)制服に付けてたりしてる…!ずっと、なんだろう?って思ってて…!…その…羨ましいな、って思ったりもして…」
「ーーじゃあさ、それやるから可能な時は付けてイイコにしてろよ。んで、絶対に及川サンに腰…尻尾振るなよ」
「…わぁ…ネクタイくれるの?ふふっ、嬉しい…ありがとう…!」
なまえが、徹くん?と不思議そうな顔をすれば、余りの恥ずかしさを誤魔化す為に、わしゃわしゃわしゃ、となまえの頭を撫でた。二口にとっては、らしくない行為を自身でも気付いた時に行っていてドン引き、兎に角、この状況から引くに引けなくなって必死にこの場を誤魔化すしかないのだった。
「えっとね、青城の女子の制服はネクタイじゃなくて紐リボンになっちゃうんだけど…いる?」
「~~御礼はさっきのでいいからもうコッチ見んな」
「(?堅ちゃんお顔真っ赤…)」