今 宵 の 梟 月 谷
n a m e
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(#皆で水遊び!)
(#梟谷マネちゃんの苦悩)
(#なまえくんの珍しい一面)
(#水も滴るなんとやら)
(#直接的表現⚠︎)
(#僅かに性的なる話⚠︎︎)
少し動けば汗を感じ「暑…」と零しては、そろそろ夏が本格的に顔を見せ始めるのか…と思わせる合同練習日の在る昼間の休憩時間。体育館の直ぐ外ではキャハハッ、アハハっ、と男子達の楽しそうな笑い声が大きく響いていた。
「~~毎度毎度毎度…ッ、ほんと好い加減にして欲しいんだけどっ…!物やら服やら散らかしっぱなしはやめて!それと!アンタらウチらか弱き乙女が居るの分かってるよね!?裸になって走り回ってるけど少しくらい恥じらいは無いの!?」
館内にはあちらこちらに脱ぎ捨て散らかしてある男バレ部員のシャツ…どうやら男連中はホース等も使い楽しそうに水遊びをしている様で、中には水浸しになっている数枚のシャツもあり、梟谷マネージャーの雀田は遊んでいる部員達に怒り声を荒らげるが、口頭のみで軽く謝罪、態度には反省の色は全く無く引き続き水遊びを続け、隣に居る白福は「もう、仕方ないなー」と少々、呆れ気味にシャツを纏めたり干したりして片付けて居た。
「あらま、京治まで楽しそうに遊んでる。ふふっ、2人は奴ら男バレの母ちゃんじゃねぇよな?」
「…みょうじくん!」
雀田と白福の背後から自身の作業が落ち着いたなまえが登場し、なまえから見れば後ろ向きで居た2人の頭にぽんっ、と手を置き「よすよす、いつもお疲れ様~」と優しく撫でてやれば、普段あまり言って貰える事が少ない労りの言葉に対してジィン…と感動した雀田は、そうそう!アイツらにもっと言ってやって!と仲良しそうに面し語り掛け、一方、なまえに対して特別な感情を抱く白福は、なまえの大きくて確りしている手に自身の小さな頭を包まれては、なまえから触れられている部分に意識を集中しトクントクン、と胸を高鳴らせ、なまえの姿や顔を見る度に一々意識し且つ先日のある出来事(※前ページ参照)を思い出して仕舞い(特に眼帯への口付け)カァッ、と赤面して俯いてしまう。
あんな出来事があってから隠し通さなければ成らない気持ちに更に拍車が掛かり故に其の反動もあるのか、今迄の自身の行動を振り返りながらもとまらない想いを抑える事は困難で、なまえを見掛けるだけ、同じ場所に居るだけでも強く意識する様にまで成ってしまった。
自身の身体の下腹部の大切な部分がキュンッ…となって、其れを合図に全身へと巡り火照っていく不思議で恥ずかしい感覚を味わい、なまえに対しても申し訳無くも思うが如何せん、やめられないのだ。
「ほんっとまだまだガキなんだからっ…」
ホースからじゃばじゃば、と水を出して、ほれほれっ!と部員に向けて水を浴びさせ太陽の光と水飛沫の雰囲気と共にキラキラ、と輝く木葉を眺める雀田は、全く、と口では言うがふふっ、と柔らかく表情はつい緩んだ。マネージャーにとっては、まだまだ手のかかるヤンチャな子供達である。
「見てみろよ~!やっぱりコレスゲーな!あっはっは!」
「うわっ!?木兎何してんだよっ」
「ちょ、ちょいちょい!ヤバいって!」
「…木兎さんは小学生ですか?」
ホースで虹を作る事から始まった遊びが段々と白熱し飽き足らず、仕舞いには何時だか木兎が友人から数個貰ったと自慢していたゴム(避妊具)を使ってゴムに思い切り水を溜め込み、たぷんたぷんに含ませたと思えば、漏れないように口の方を手で持って塞ぎ、あろう事か手元でぐるぐると振り回しふざけて遊んで居た。
木兎にとって其れは雀田や白福の前だから控える、との考えは全く無いようで、寧ろ女子達やなまえも一緒に水遊びしよう!くらいのテンションの高さであり、膨らんだ水風船を持ち傍に駆け寄り堂々と見せ付ける。
「…光太郎…!まさか、それ使用済みリサイクル品じゃねぇよな…っ…?」
「木兎コラァァ!」
やはり女の子は大切と基本的なる概念があるなまえは、雀田と白福を自然と自身の背に庇う様に隠し護り、そのなまえの背後に隠れなまえの腕をキュッと掴みながら、ふざけていた木兎に対し怒りが混み上がった雀田が木兎に声を強く荒げれば、木兎は木兎で楽しんで貰いたく良かれと思ってやった行動がまさかの思い掛け無い対応により、つい肩をビクッ、と震えさせ身体が強ばった其の次の瞬間、何と木兎の手からスルリン、と水風船にしたゴムが暴れて逃げてーー
「あっ…!」
「キャッ!?」
ーーバシャリ…!!
「「「!?」」」
水が溢れて思い切り何かにぶつかり零れた音、ベシャ…とゴムが虚しく床に落ちた音、シーン…と瞬時に空気が一瞬にしてヒュンと冷えきった音の三拍子に梟谷体育館は惜しまなく包まれ、延いては、ポタ…ポタ…と何かに伝う雫が床に落ちる水音は、何だか嫌な予感を連想させる様だった。
「……あ、あの…なまえ……」
「……(片目の前髪を掻き上げる)」
「フゥ~♪水も滴るいい男!……ハッ!?」
ポタリ、ポタリ…と水を垂らし音を奏でる本人以外は全員、驚愕なる表情になり、其の気拙い沈黙を破ったのは何となまえに水をぶっ放った木兎であって、然も嘘を付けない素直な彼だからこそ余計なる一言をオマケにつけては色々とぶち壊し、主に顔面と髪の毛に水、顔面にビタリ、とゴムを浴びたなまえは、次いで程度に濡れたシャツをバサッ、とその場で脱ぎ捨てては後ろ隣に居た白福の頭に無言でパサり、と被せ置き(なまえなりの軽い甘えであり特に意識や意味は無い)自身は上半身裸になり逃げる木兎を追いかけていく。
「わぷっ…?!」
白福は急な状況に驚きながら、いけないとわかりつつもなまえの匂いのするシャツを直接的にスゥッ…と肺に吸い込み、幸せを噛み締めドキドキとする鼓動とふにゃふにゃとつい腰が痺れる感覚に襲われる。
…好き、なまえくんが好き。好き過ぎて本当にどうしよう…?
以前の出来事を思い出し又しても彼に抱き締められてる様に思えば、自身の下半身の下着がじゅん、と湿ったのがハッキリとわかり、何考えてるの私のばかばかっ…!とシャツに顔を埋めては恥ずかしくて泣きそうな表情を隠した。…ごめんなさい。正直、一人きりの部屋ならば慰めていたのかもしれない。
「……光太郎」
「ヒャイ!」
「ーーッ、ヤローの使用済みコンドームを顔に当てられてマーキングされて(洗って使ったとしても)水で薄めた残液かけられる趣味はねえわクッソ!やりやがったなてめぇ!」
「ヒョエッ!?マーキング…?液…!?あ!いやいやいや断じて俺は本来の用途としては使ってない!封開けてすぐ水風船にっ…!」
「俺は常に様々な行動様式や状況を考えるんだよ!先ず高校生にもなってそんな遊びする奴の思考を完璧に信じられるか?多少なりとも此方が屈折した思考に至っても仕方ないだろ!因みにその使い方は災害など有事の際に行う使い方!俺に信じて欲しいなら今すぐ納得する証拠を出せ!」
「ひいいっ!」
え、何か色々ズレてる…?と少し拍子抜けする梟谷男子部員は、苦笑いしながら2人の遣り取りを傍から見て居たのだが、珍しく感情的(一般的に考えれば年相応なのだろうけど)になるなまえに対しやはり徐々に焦る気持ちが出てきては、最終的には男子部員全員で謝りながらなまえを落ち着かせる為に仲に入る事になるのであった。
ーーー
ーー
ー
「わっ!なんだかんだでみょうじくんも一緒になって上半身裸になってるじゃん…!?全く、男ってやつは…」
自分達だけとても涼しげな男達の光景を見てやれやれ、と頭を抱える雀田は白福に接すると、白福は小さく頷きながら未だになまえのシャツを手に大切そうにキュッ…と両手で抱え抱き締めて居た。
「あらら~頬を染めながら大切そうに抱えちゃって…可愛いな~このこの!みょうじくんもみょうじくんで雪絵の気持ちに気が付かないのかね?…実は彼、この面に対して疎いのかな?」
「…えっ!?私の気持ちは彼に知られちゃ絶対に駄目…っ!」
「はぁ?なら先ずはその説得力の無い甘ったるいトロリ顔をどうにかしなさい。後、みょうじくんのシャツだけ雪絵が大切そうに肌身離さず抱き締めてたらおかしいでしょ?それも片付けてくるから貸して」
「~~ッ」
雀田はにまにましながら雀田がふいと手を差し出すが、白福は自身の胸にシャツを収める様にぎゅっと抱き締め、渡したくないと表情で訴えて、ふるふる…と静かに横に首を振る。
そんな彼女を見て可愛いなぁ、と微笑む雀田は、もう少し揶揄っちゃえと悪戯心が芽生え、視線をなまえに移しなまえの上半身を見て褒めちぎるのだ。
「然しまぁ、みょうじくんって驚くくらい文句のつけようがないイイ身体してるわ。ありゃ世の中の雌も黙って無いし、なんなら私も一度、あの腕で直接的な素肌ハグをお願いしたいかな~?」
「!?駄目っ…なまえくんは絶対駄目…!」
「くぅっ…!愛いやつめ」
(#梟谷マネちゃんの苦悩)
(#なまえくんの珍しい一面)
(#水も滴るなんとやら)
(#直接的表現⚠︎)
(#僅かに性的なる話⚠︎︎)
少し動けば汗を感じ「暑…」と零しては、そろそろ夏が本格的に顔を見せ始めるのか…と思わせる合同練習日の在る昼間の休憩時間。体育館の直ぐ外ではキャハハッ、アハハっ、と男子達の楽しそうな笑い声が大きく響いていた。
「~~毎度毎度毎度…ッ、ほんと好い加減にして欲しいんだけどっ…!物やら服やら散らかしっぱなしはやめて!それと!アンタらウチらか弱き乙女が居るの分かってるよね!?裸になって走り回ってるけど少しくらい恥じらいは無いの!?」
館内にはあちらこちらに脱ぎ捨て散らかしてある男バレ部員のシャツ…どうやら男連中はホース等も使い楽しそうに水遊びをしている様で、中には水浸しになっている数枚のシャツもあり、梟谷マネージャーの雀田は遊んでいる部員達に怒り声を荒らげるが、口頭のみで軽く謝罪、態度には反省の色は全く無く引き続き水遊びを続け、隣に居る白福は「もう、仕方ないなー」と少々、呆れ気味にシャツを纏めたり干したりして片付けて居た。
「あらま、京治まで楽しそうに遊んでる。ふふっ、2人は奴ら男バレの母ちゃんじゃねぇよな?」
「…みょうじくん!」
雀田と白福の背後から自身の作業が落ち着いたなまえが登場し、なまえから見れば後ろ向きで居た2人の頭にぽんっ、と手を置き「よすよす、いつもお疲れ様~」と優しく撫でてやれば、普段あまり言って貰える事が少ない労りの言葉に対してジィン…と感動した雀田は、そうそう!アイツらにもっと言ってやって!と仲良しそうに面し語り掛け、一方、なまえに対して特別な感情を抱く白福は、なまえの大きくて確りしている手に自身の小さな頭を包まれては、なまえから触れられている部分に意識を集中しトクントクン、と胸を高鳴らせ、なまえの姿や顔を見る度に一々意識し且つ先日のある出来事(※前ページ参照)を思い出して仕舞い(特に眼帯への口付け)カァッ、と赤面して俯いてしまう。
あんな出来事があってから隠し通さなければ成らない気持ちに更に拍車が掛かり故に其の反動もあるのか、今迄の自身の行動を振り返りながらもとまらない想いを抑える事は困難で、なまえを見掛けるだけ、同じ場所に居るだけでも強く意識する様にまで成ってしまった。
自身の身体の下腹部の大切な部分がキュンッ…となって、其れを合図に全身へと巡り火照っていく不思議で恥ずかしい感覚を味わい、なまえに対しても申し訳無くも思うが如何せん、やめられないのだ。
「ほんっとまだまだガキなんだからっ…」
ホースからじゃばじゃば、と水を出して、ほれほれっ!と部員に向けて水を浴びさせ太陽の光と水飛沫の雰囲気と共にキラキラ、と輝く木葉を眺める雀田は、全く、と口では言うがふふっ、と柔らかく表情はつい緩んだ。マネージャーにとっては、まだまだ手のかかるヤンチャな子供達である。
「見てみろよ~!やっぱりコレスゲーな!あっはっは!」
「うわっ!?木兎何してんだよっ」
「ちょ、ちょいちょい!ヤバいって!」
「…木兎さんは小学生ですか?」
ホースで虹を作る事から始まった遊びが段々と白熱し飽き足らず、仕舞いには何時だか木兎が友人から数個貰ったと自慢していたゴム(避妊具)を使ってゴムに思い切り水を溜め込み、たぷんたぷんに含ませたと思えば、漏れないように口の方を手で持って塞ぎ、あろう事か手元でぐるぐると振り回しふざけて遊んで居た。
木兎にとって其れは雀田や白福の前だから控える、との考えは全く無いようで、寧ろ女子達やなまえも一緒に水遊びしよう!くらいのテンションの高さであり、膨らんだ水風船を持ち傍に駆け寄り堂々と見せ付ける。
「…光太郎…!まさか、それ使用済みリサイクル品じゃねぇよな…っ…?」
「木兎コラァァ!」
やはり女の子は大切と基本的なる概念があるなまえは、雀田と白福を自然と自身の背に庇う様に隠し護り、そのなまえの背後に隠れなまえの腕をキュッと掴みながら、ふざけていた木兎に対し怒りが混み上がった雀田が木兎に声を強く荒げれば、木兎は木兎で楽しんで貰いたく良かれと思ってやった行動がまさかの思い掛け無い対応により、つい肩をビクッ、と震えさせ身体が強ばった其の次の瞬間、何と木兎の手からスルリン、と水風船にしたゴムが暴れて逃げてーー
「あっ…!」
「キャッ!?」
ーーバシャリ…!!
「「「!?」」」
水が溢れて思い切り何かにぶつかり零れた音、ベシャ…とゴムが虚しく床に落ちた音、シーン…と瞬時に空気が一瞬にしてヒュンと冷えきった音の三拍子に梟谷体育館は惜しまなく包まれ、延いては、ポタ…ポタ…と何かに伝う雫が床に落ちる水音は、何だか嫌な予感を連想させる様だった。
「……あ、あの…なまえ……」
「……(片目の前髪を掻き上げる)」
「フゥ~♪水も滴るいい男!……ハッ!?」
ポタリ、ポタリ…と水を垂らし音を奏でる本人以外は全員、驚愕なる表情になり、其の気拙い沈黙を破ったのは何となまえに水をぶっ放った木兎であって、然も嘘を付けない素直な彼だからこそ余計なる一言をオマケにつけては色々とぶち壊し、主に顔面と髪の毛に水、顔面にビタリ、とゴムを浴びたなまえは、次いで程度に濡れたシャツをバサッ、とその場で脱ぎ捨てては後ろ隣に居た白福の頭に無言でパサり、と被せ置き(なまえなりの軽い甘えであり特に意識や意味は無い)自身は上半身裸になり逃げる木兎を追いかけていく。
「わぷっ…?!」
白福は急な状況に驚きながら、いけないとわかりつつもなまえの匂いのするシャツを直接的にスゥッ…と肺に吸い込み、幸せを噛み締めドキドキとする鼓動とふにゃふにゃとつい腰が痺れる感覚に襲われる。
…好き、なまえくんが好き。好き過ぎて本当にどうしよう…?
以前の出来事を思い出し又しても彼に抱き締められてる様に思えば、自身の下半身の下着がじゅん、と湿ったのがハッキリとわかり、何考えてるの私のばかばかっ…!とシャツに顔を埋めては恥ずかしくて泣きそうな表情を隠した。…ごめんなさい。正直、一人きりの部屋ならば慰めていたのかもしれない。
「……光太郎」
「ヒャイ!」
「ーーッ、ヤローの使用済みコンドームを顔に当てられてマーキングされて(洗って使ったとしても)水で薄めた残液かけられる趣味はねえわクッソ!やりやがったなてめぇ!」
「ヒョエッ!?マーキング…?液…!?あ!いやいやいや断じて俺は本来の用途としては使ってない!封開けてすぐ水風船にっ…!」
「俺は常に様々な行動様式や状況を考えるんだよ!先ず高校生にもなってそんな遊びする奴の思考を完璧に信じられるか?多少なりとも此方が屈折した思考に至っても仕方ないだろ!因みにその使い方は災害など有事の際に行う使い方!俺に信じて欲しいなら今すぐ納得する証拠を出せ!」
「ひいいっ!」
え、何か色々ズレてる…?と少し拍子抜けする梟谷男子部員は、苦笑いしながら2人の遣り取りを傍から見て居たのだが、珍しく感情的(一般的に考えれば年相応なのだろうけど)になるなまえに対しやはり徐々に焦る気持ちが出てきては、最終的には男子部員全員で謝りながらなまえを落ち着かせる為に仲に入る事になるのであった。
ーーー
ーー
ー
「わっ!なんだかんだでみょうじくんも一緒になって上半身裸になってるじゃん…!?全く、男ってやつは…」
自分達だけとても涼しげな男達の光景を見てやれやれ、と頭を抱える雀田は白福に接すると、白福は小さく頷きながら未だになまえのシャツを手に大切そうにキュッ…と両手で抱え抱き締めて居た。
「あらら~頬を染めながら大切そうに抱えちゃって…可愛いな~このこの!みょうじくんもみょうじくんで雪絵の気持ちに気が付かないのかね?…実は彼、この面に対して疎いのかな?」
「…えっ!?私の気持ちは彼に知られちゃ絶対に駄目…っ!」
「はぁ?なら先ずはその説得力の無い甘ったるいトロリ顔をどうにかしなさい。後、みょうじくんのシャツだけ雪絵が大切そうに肌身離さず抱き締めてたらおかしいでしょ?それも片付けてくるから貸して」
「~~ッ」
雀田はにまにましながら雀田がふいと手を差し出すが、白福は自身の胸にシャツを収める様にぎゅっと抱き締め、渡したくないと表情で訴えて、ふるふる…と静かに横に首を振る。
そんな彼女を見て可愛いなぁ、と微笑む雀田は、もう少し揶揄っちゃえと悪戯心が芽生え、視線をなまえに移しなまえの上半身を見て褒めちぎるのだ。
「然しまぁ、みょうじくんって驚くくらい文句のつけようがないイイ身体してるわ。ありゃ世の中の雌も黙って無いし、なんなら私も一度、あの腕で直接的な素肌ハグをお願いしたいかな~?」
「!?駄目っ…なまえくんは絶対駄目…!」
「くぅっ…!愛いやつめ」