狐 火 灯 る 稲
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(#稲荷崎高校文化祭)
(#北スァン)
(#♡使用⚠︎︎)
(#多分続く…?)
(#似非お許しください)
「…お近づきになりたい」
現在、なまえは兵庫に帰ってきており、宮家で晩御飯を共にし彼らと賑やかな楽しい時間を過ごす最中、なまえは唐突に言葉を放ち目元が少し紅に染まれば、侑は「え?」と少し素っ頓狂な声を出す。
「なまえが言うてる人まさか北さんの事か?」
「何やなまえ、北さんに会うたんか?北さんはバレー部の主将や。…米おかわりしよ」
「帰り道でな。そん時に互いの事自己紹介してん…サムまだ食うんか!この後デザートもあるんやぞ?」
「別腹や」
「雑誌の稲荷崎特集で何度か拝見したけど直接会うとまた違う。俺と同い年な筈なのに、あんなに凛とした風格なんて…!若利クンとはまた異なる強いオーラでグッとくる…。明日また北くんに会えるかな~?文化祭楽しみ。…俺はスープおかわりしよっと」
「ちょっ、なまえ!俺のクラスの喫茶店が本命やんな?んで俺の役割終わったら俺と一緒に回ろうや。案内したるから!…もう俺先にデザート食ってええ?見てるだけで腹膨れるわい」
「そりゃ勿論だけど吹奏楽部の「楽器に触ろう体験時間」で、彼らと俺とで一曲演奏する約束って変わりないよな?俺、自分の横笛持って来たんだ。…デザート先選んでどうぞ」
「それ俺からも再度確認したらなまえとだけの時間を作って貰える事になっとるから安心せえ。学校同士通して話済んどるんやろ?まあ、なまえの是非の機会の為には、学校同士のみでの話で無く直に接する相手からも気持ち良く了承得たいし只でさえツムは吹奏楽部に個人要望多いもん。今回の件に関してはコイツが余計な事言わん様にお口に×テープ貼っとったけど。なまえも事前に送った数曲の譜面は余裕で覚えたんか?…ツム、マカロンは食うなよ」
「っはー、嬉しい!治も有難う。強豪の吹奏楽部だし悪いかな、って迷ったけど、でも今回逃したらもうこの機会は無いかもしれないと思って公式として依頼させて貰ったんだよね。勿論、バッチリ記憶してる☆俺に任せなさ~い!…なんてね」
「…誰や?モノマネか?」
「侑に似てる俺の友人」
(同時刻)
「ヘックショイ!ーーもー聞いてよ岩チャン!なまえってばまだコッチに帰ってこないんだって!」
「…そんなもう分かりきってる事を電話してきたのか?なまえには鬼電したりすんなよ。あともう今日ははよ寝ろ。風邪ひいたら許さねぇぞ」
「はぁ…早くなまえと熱い夜を過ごしたい」
「 馬 鹿 言 っ て ね ェ で 寝 ろ ! 」
待ちに待った、稲荷崎文化祭当日。
なまえは宮兄弟やその友人らに案内されながら共に喫茶店をはじめ様々な学生生活でしか味わえない行事を楽しむ。
なまえの通う学園ではこの様な賑やかである祭を開催するという事が無い為、彼にとってはとても新鮮であり素晴らしい経験にもなるのだ。
侑のクラスの喫茶店では、アフタヌーンティーセットを美味しく頂きながらメニューに関わった製菓部の女生徒と和気あいあいと話したのが始まり、あれよあれよと話が進み、なまえが臨時で短時間のみ執事(お手伝い)する事になり、それでも自身の願いを通してくれた稲荷崎への貢献かな、と仕事を難無くこなせば、クラスの売上が予想を越えては驚く程に上がったのだ。
「執事さん~♡彼女いるん?」
「私達お嬢様に、とっても甘くてトロけちゃうお仕置きしてや~♡」
「てゆーか侑くんの友達?何でウチらに隠して紹介してくれへんの?」
「ハイハイっ!私、彼女に立候補な♡」
「ずるーい!」
「ーーそうだな、可愛いお嬢様の小さなお口で喉に絡むくらい濃厚なのをごっくんして味わって貰おうかな?俺に求愛しながら口あけな」
なまえがふわり、と柔らかな表情をし言い放った後「フォンダンショコラ作ったから食べれるお嬢様はおいで」と続ければ「あかん…ほんま好き…♡」やら「どないしよ…めちゃくちゃにされたい…♡」等と見事に虜になった女生徒で教室は溢れていた。
「アーッ!あかん!お前らさっさと食ってとっとと散れ!今日はプライベートや!次からは事務所通せ!…なまえクン、俺にもお願いします(トゥンク…)」
▷▶▷
「よー!双子!と…モデル?」
「いつも俺らが言うとるなまえやで」
「…ん、昨日の…?」
「あー!例の、双子の大好き♡なまえクンか!」
喫茶店の担当を無事に終え校内を歩き楽しんで居れば、手をあげて元気に話しかけてくる尾白と一言丁寧に挨拶してくる北に会い、なまえの表情は嬉しく思うも少し緊張気味に固まる。
「…いつもの?みょうじ なまえデス。なまえって呼んでクダサイ。改めて、いつも2人がお世話になってます。そしてきっと色々ご迷惑をお掛けしてすみません。今後も引き続き御指導、御鞭撻のほど宜しくお願いします」
「いやいや途中から母親かっ!」
「「なまえ…(うるうる)」」
「…ふふ。そんなら俺ん事も気軽に名前呼んでくれてかまへんよ。なまえくんの事は双子からよう聞いとる。今日横笛吹くんやって?和の音色ええな」
「(北さんが笑った…!)」
勿論、尾白とも知り合いになれた事を感謝しているが、やはり北の持つ凛とした雰囲気が良い意味で刺激となり、更には「ーー俺のバァちゃんも和楽器聞くの好きでな、聞かせてやりたいなあ」とも横笛の件を話題を振り優しい表情をする北に対して、なまえは「機会あり宜しければ是非。御祖母様を大切にしてる気持ちが伝わってきてほっこりする。俺も少しは見習わないとな」と、ふんわり微笑んだ。
「なまえは横笛とドラムは趣味の一つで!なまえの笛の音は心臓に沁みて気がついたら泣いてまうんです!」
「ドラムもめちゃくちゃかっこええんです!例えばスナのブロックみたいな感じで柔らかい動きなんやけど、でも迫力あって力強いんや!せや、今日は2人も一緒に聴きに見に行きましょう!」
「まず双子落ち着けや今ええ場面やねん」
(#北スァン)
(#♡使用⚠︎︎)
(#多分続く…?)
(#似非お許しください)
「…お近づきになりたい」
現在、なまえは兵庫に帰ってきており、宮家で晩御飯を共にし彼らと賑やかな楽しい時間を過ごす最中、なまえは唐突に言葉を放ち目元が少し紅に染まれば、侑は「え?」と少し素っ頓狂な声を出す。
「なまえが言うてる人まさか北さんの事か?」
「何やなまえ、北さんに会うたんか?北さんはバレー部の主将や。…米おかわりしよ」
「帰り道でな。そん時に互いの事自己紹介してん…サムまだ食うんか!この後デザートもあるんやぞ?」
「別腹や」
「雑誌の稲荷崎特集で何度か拝見したけど直接会うとまた違う。俺と同い年な筈なのに、あんなに凛とした風格なんて…!若利クンとはまた異なる強いオーラでグッとくる…。明日また北くんに会えるかな~?文化祭楽しみ。…俺はスープおかわりしよっと」
「ちょっ、なまえ!俺のクラスの喫茶店が本命やんな?んで俺の役割終わったら俺と一緒に回ろうや。案内したるから!…もう俺先にデザート食ってええ?見てるだけで腹膨れるわい」
「そりゃ勿論だけど吹奏楽部の「楽器に触ろう体験時間」で、彼らと俺とで一曲演奏する約束って変わりないよな?俺、自分の横笛持って来たんだ。…デザート先選んでどうぞ」
「それ俺からも再度確認したらなまえとだけの時間を作って貰える事になっとるから安心せえ。学校同士通して話済んどるんやろ?まあ、なまえの是非の機会の為には、学校同士のみでの話で無く直に接する相手からも気持ち良く了承得たいし只でさえツムは吹奏楽部に個人要望多いもん。今回の件に関してはコイツが余計な事言わん様にお口に×テープ貼っとったけど。なまえも事前に送った数曲の譜面は余裕で覚えたんか?…ツム、マカロンは食うなよ」
「っはー、嬉しい!治も有難う。強豪の吹奏楽部だし悪いかな、って迷ったけど、でも今回逃したらもうこの機会は無いかもしれないと思って公式として依頼させて貰ったんだよね。勿論、バッチリ記憶してる☆俺に任せなさ~い!…なんてね」
「…誰や?モノマネか?」
「侑に似てる俺の友人」
(同時刻)
「ヘックショイ!ーーもー聞いてよ岩チャン!なまえってばまだコッチに帰ってこないんだって!」
「…そんなもう分かりきってる事を電話してきたのか?なまえには鬼電したりすんなよ。あともう今日ははよ寝ろ。風邪ひいたら許さねぇぞ」
「はぁ…早くなまえと熱い夜を過ごしたい」
「 馬 鹿 言 っ て ね ェ で 寝 ろ ! 」
待ちに待った、稲荷崎文化祭当日。
なまえは宮兄弟やその友人らに案内されながら共に喫茶店をはじめ様々な学生生活でしか味わえない行事を楽しむ。
なまえの通う学園ではこの様な賑やかである祭を開催するという事が無い為、彼にとってはとても新鮮であり素晴らしい経験にもなるのだ。
侑のクラスの喫茶店では、アフタヌーンティーセットを美味しく頂きながらメニューに関わった製菓部の女生徒と和気あいあいと話したのが始まり、あれよあれよと話が進み、なまえが臨時で短時間のみ執事(お手伝い)する事になり、それでも自身の願いを通してくれた稲荷崎への貢献かな、と仕事を難無くこなせば、クラスの売上が予想を越えては驚く程に上がったのだ。
「執事さん~♡彼女いるん?」
「私達お嬢様に、とっても甘くてトロけちゃうお仕置きしてや~♡」
「てゆーか侑くんの友達?何でウチらに隠して紹介してくれへんの?」
「ハイハイっ!私、彼女に立候補な♡」
「ずるーい!」
「ーーそうだな、可愛いお嬢様の小さなお口で喉に絡むくらい濃厚なのをごっくんして味わって貰おうかな?俺に求愛しながら口あけな」
なまえがふわり、と柔らかな表情をし言い放った後「フォンダンショコラ作ったから食べれるお嬢様はおいで」と続ければ「あかん…ほんま好き…♡」やら「どないしよ…めちゃくちゃにされたい…♡」等と見事に虜になった女生徒で教室は溢れていた。
「アーッ!あかん!お前らさっさと食ってとっとと散れ!今日はプライベートや!次からは事務所通せ!…なまえクン、俺にもお願いします(トゥンク…)」
▷▶▷
「よー!双子!と…モデル?」
「いつも俺らが言うとるなまえやで」
「…ん、昨日の…?」
「あー!例の、双子の大好き♡なまえクンか!」
喫茶店の担当を無事に終え校内を歩き楽しんで居れば、手をあげて元気に話しかけてくる尾白と一言丁寧に挨拶してくる北に会い、なまえの表情は嬉しく思うも少し緊張気味に固まる。
「…いつもの?みょうじ なまえデス。なまえって呼んでクダサイ。改めて、いつも2人がお世話になってます。そしてきっと色々ご迷惑をお掛けしてすみません。今後も引き続き御指導、御鞭撻のほど宜しくお願いします」
「いやいや途中から母親かっ!」
「「なまえ…(うるうる)」」
「…ふふ。そんなら俺ん事も気軽に名前呼んでくれてかまへんよ。なまえくんの事は双子からよう聞いとる。今日横笛吹くんやって?和の音色ええな」
「(北さんが笑った…!)」
勿論、尾白とも知り合いになれた事を感謝しているが、やはり北の持つ凛とした雰囲気が良い意味で刺激となり、更には「ーー俺のバァちゃんも和楽器聞くの好きでな、聞かせてやりたいなあ」とも横笛の件を話題を振り優しい表情をする北に対して、なまえは「機会あり宜しければ是非。御祖母様を大切にしてる気持ちが伝わってきてほっこりする。俺も少しは見習わないとな」と、ふんわり微笑んだ。
「なまえは横笛とドラムは趣味の一つで!なまえの笛の音は心臓に沁みて気がついたら泣いてまうんです!」
「ドラムもめちゃくちゃかっこええんです!例えばスナのブロックみたいな感じで柔らかい動きなんやけど、でも迫力あって力強いんや!せや、今日は2人も一緒に聴きに見に行きましょう!」
「まず双子落ち着けや今ええ場面やねん」