（#音駒のみ合宿）
（#戯れ合い）
（#潔子さん！）



｢ぷあーッ！んめーなコレ！ドリンクの加減何もかも最高じゃん。｣
｢なまえクン、カラスに納まるの勿体なく無い？東京進出しねえの？｣
｢今のところ予定は無い。因みに次、東京来る時はオンナノコと旅行のつもりなもんで君たちは練習頑張ってね。あ、そいや今日の飯に衛輔リクエストの野菜炒めも作る予定です。後は（アレルギー等情報全て記憶及び把握済み）好き勝手に作るから黙って残さず食いな。｣
｢ッハァー！？駄目！許しません！なまえは此の儘、俺達の通い妻やってなさいよ！…やべ、腹減ってきた。絶対腹鳴るわ恥ずかしいキャー｣
｢アハハッ、リクエスト応えてくれてさんきゅー！黒尾、なまえは母チャンの領域に近いだろ｣
｢…悪いけど俺、ネコより浮気性で食い散らかすよ。（※他にも面倒見る人物達がいるという意味合い）お利口さんなオマエらだけじゃ刺激が足りなくて満足できねぇの｣
｢おいよいよい！？この縄張りでダレに物申してるかオワカリ？その綺麗な喉元に牙たてて喰らいつくぞ？｣
｢やってみやがれ、クロネコちゃん？｣
｢ピーッ（笛）おいこら！オマエら自主規制！｣
｢（…攻略するならなまえみたいな人は面白いんだよ）カラス、白鳥、梟、ネコ、青葉、鉄壁…属性は俺らが優位だし不可能じゃない。猫の研ぎ爪は時にナイフの如く鋭いよ？弱肉強食は自然の摂理だもん、良いよネ？｣
｢ほらほら、３匹とも戯れ合いはそこまでにしなさい。俺が別の猫じゃらし出してあげるから｣
｢（安定の海～っ！助かった）黒尾で収まらず研磨までも珍しく滾ってなまえマジで何者よ…｣

▷▶▷

｢虎、テーピングどう？｣
｢ーーみょうじさん凄いッス！スゲーしっくり来ます！うっわ、どうしよう俺もう外したくないかも。くっそ烏野羨ましいぜ！あんな美人なマネにみょうじさんまで…クウッ！｣
｢潔ちゃんは美人なだけじゃなくて敏腕マネよ｣
｢あ、あああの、みょうじさんはあの美人マネさんとどんな関係なんデスカ！？キャーッ！｣
｢…例えば、潔ちゃんから何か頼まれれば俺は全力で叶えると思う｣
｢ハァゥッ…！胸がズキューン…！俺もみょうじさんからそんな風に言われたい…！｣
時に偶に行く猫又監督への肩揉みは、ガッツリと男世帯且つマネが居らず主に部員で様々な役割を回す為、色々な意味含め、ある意味サバイバルに近い環境である。
なまえは自身が専門する知識やサポートは勿論の事、体力及び忍耐力向上且つ筋トレや料理、掃除や洗濯、家事力を更に鍛えられて、有難い（？）事にバレーの様々な知識も学べるので特に苦では無いが、この仕事を熟す各校存在する女子マネの方々（部員人数は各々異なる為、平等に図る事は言えないが）には尊敬と感謝に近い感情を改めて覚えた。