畢 生 の 業
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(#及川VS二口)
(#岩さんサンキューまじオカン)
(#なまえくんのある悪寒)
(#生意気な後輩)
「!?…ぃッて…イキナリ何すんだよ…ッ」
「ーーもう我慢ならないから言うけどサ、さっきからそのシャンプーの香り何なの?試合中もネット越しにふわりとさせちゃって今日ウチとの試合だって分かってやってるよね。俺のすごーく身近に居るヒトと見事一致する香りなんだよね、ソレ☆…釘刺しておくけど、二口クン、最近周りをチョロチョロしすぎじゃない?」
「はァ?ーーッは、そう云う事。全く、そのヒトもアンタの面倒をしょっちゅう見なくちゃならないから日々大変っすよね。因みにアンタが我が物顔で使ってる高級クリスタルチェスセットが置いてあるあの部屋、俺もガッツリ使ってるから勘違いしないでね?チェックメイトですよ、オイカワさん。」
「ーーハァ?(ピキッ)」
「同情するって言ってんだよ。理解したなら今掴んでる俺の髪からさっさと手ェ離せ」
「~~んのクソガキ…ッ!」
まさに一触即発。伊達工と青葉城西の練習試合そして部活は先程既に終えて居るので、この2人は何の事で喧嘩しているのかは周囲からすれば見事に不明である。最後には握手した者同士な筈なのだが、どう間違えて何処でトリガーに指を掛けたのか、果たして一体何事なのかと、兎に角、二口の隣に居る青根は双方を必死に宥めていた。
「大体さぁ、何で当たり前の様に青葉城西の制服やジャージ(ストック分)が御丁寧にハンガーに掛けて彼処にずっと置いてあんの?どんだけドロドロに甘えてるワケ?あれ見た瞬間、絶対アンタだと思ったわー」
「決まってるでしょ?及川サンのハンガーと部屋だからだよ!あとあの部屋の物は勝手に触んないでよねっ!しっ、しっ!」
「はァーっ!?もうクッソ意味分かんねぇマジでこの人の頭ん中事件だわ!」
ガルルルルッ、と両者ともに威嚇が生じるのは結構だが、これ以上、睨み合いを続ければ後から誰かの雷が落ちないか?後で如何なっても知ら「何やってんだ及川コラ。さっさと帰るぞ」「ふぎゃっ、痛いよ岩チャン!だって二口くんがあまりにも生意気なんだもん」ーーとまぁ、本日もオカン岩泉から喝が入り次いでに拳骨が良い音を奏でては、及川が頭を擦りながらかくかくしかじかと説明をすると岩泉からは案の定「~~もっと試合に集中しろ!」と更に喝が入る。
「…二口、ウチの威勢の良い悪ガキ共がスマンな(及川は常に奴にベッタリだが)俺は最近、あの大型犬にあまり構ってやれてなくてな。まぁ引き続き丁寧にシャンプーしてやってくれや。ありゃあ風呂やら水遊びは大好きだから」
「っへ?あー、いつも通りトリートメントまで丁寧にして手入れしておきますので御安心を(岩泉のオカン感でウチの子扱いされても不思議と腹がたたない)」
「ハハッ!いいね、おもしれぇじゃん」
「やめてよ冗談でしょ?二口クンはそのシャンプー使わないで自分の持参して!ふわりと香ると反応しちゃって振り向いて君だと無性に腹立つからっ!と言うかもう暫く来なくて良いよ」
「そんな強いわけでも無いし寧ろ丁度良いなまえ御愛用のシャンプーの香りでもいちいちレーダー検知するわけ?オイカワさん、どうなってんの?」
「~~ッなまえを呼び捨てするなんて10年早いわ小童!大体、俺の時と岩ちゃんの時の対応が明らか違くない?ムカつく!ほんっと可愛くない!」
「あらまァ、言われなくても出会ってからずっとなまえだけど?」
岩泉が背を向け及川を引き摺る間にも双方の遣り取りが始まり呆れた岩泉は溜息を一つ落とし、そして二口は悪戯に舌を出しムキーッと怒る及川を更に挑発、二口の隣に居て酷く焦る青根が及川に向けてペコペコ、と頭を下げて謝り制して居た。
▷▶▷
「っクシュン!」
「なまえ、大丈夫?風邪?」
「いや…風邪とは別の悪寒」
(#岩さんサンキューまじオカン)
(#なまえくんのある悪寒)
(#生意気な後輩)
「!?…ぃッて…イキナリ何すんだよ…ッ」
「ーーもう我慢ならないから言うけどサ、さっきからそのシャンプーの香り何なの?試合中もネット越しにふわりとさせちゃって今日ウチとの試合だって分かってやってるよね。俺のすごーく身近に居るヒトと見事一致する香りなんだよね、ソレ☆…釘刺しておくけど、二口クン、最近周りをチョロチョロしすぎじゃない?」
「はァ?ーーッは、そう云う事。全く、そのヒトもアンタの面倒をしょっちゅう見なくちゃならないから日々大変っすよね。因みにアンタが我が物顔で使ってる高級クリスタルチェスセットが置いてあるあの部屋、俺もガッツリ使ってるから勘違いしないでね?チェックメイトですよ、オイカワさん。」
「ーーハァ?(ピキッ)」
「同情するって言ってんだよ。理解したなら今掴んでる俺の髪からさっさと手ェ離せ」
「~~んのクソガキ…ッ!」
まさに一触即発。伊達工と青葉城西の練習試合そして部活は先程既に終えて居るので、この2人は何の事で喧嘩しているのかは周囲からすれば見事に不明である。最後には握手した者同士な筈なのだが、どう間違えて何処でトリガーに指を掛けたのか、果たして一体何事なのかと、兎に角、二口の隣に居る青根は双方を必死に宥めていた。
「大体さぁ、何で当たり前の様に青葉城西の制服やジャージ(ストック分)が御丁寧にハンガーに掛けて彼処にずっと置いてあんの?どんだけドロドロに甘えてるワケ?あれ見た瞬間、絶対アンタだと思ったわー」
「決まってるでしょ?及川サンのハンガーと部屋だからだよ!あとあの部屋の物は勝手に触んないでよねっ!しっ、しっ!」
「はァーっ!?もうクッソ意味分かんねぇマジでこの人の頭ん中事件だわ!」
ガルルルルッ、と両者ともに威嚇が生じるのは結構だが、これ以上、睨み合いを続ければ後から誰かの雷が落ちないか?後で如何なっても知ら「何やってんだ及川コラ。さっさと帰るぞ」「ふぎゃっ、痛いよ岩チャン!だって二口くんがあまりにも生意気なんだもん」ーーとまぁ、本日もオカン岩泉から喝が入り次いでに拳骨が良い音を奏でては、及川が頭を擦りながらかくかくしかじかと説明をすると岩泉からは案の定「~~もっと試合に集中しろ!」と更に喝が入る。
「…二口、ウチの威勢の良い悪ガキ共がスマンな(及川は常に奴にベッタリだが)俺は最近、あの大型犬にあまり構ってやれてなくてな。まぁ引き続き丁寧にシャンプーしてやってくれや。ありゃあ風呂やら水遊びは大好きだから」
「っへ?あー、いつも通りトリートメントまで丁寧にして手入れしておきますので御安心を(岩泉のオカン感でウチの子扱いされても不思議と腹がたたない)」
「ハハッ!いいね、おもしれぇじゃん」
「やめてよ冗談でしょ?二口クンはそのシャンプー使わないで自分の持参して!ふわりと香ると反応しちゃって振り向いて君だと無性に腹立つからっ!と言うかもう暫く来なくて良いよ」
「そんな強いわけでも無いし寧ろ丁度良いなまえ御愛用のシャンプーの香りでもいちいちレーダー検知するわけ?オイカワさん、どうなってんの?」
「~~ッなまえを呼び捨てするなんて10年早いわ小童!大体、俺の時と岩ちゃんの時の対応が明らか違くない?ムカつく!ほんっと可愛くない!」
「あらまァ、言われなくても出会ってからずっとなまえだけど?」
岩泉が背を向け及川を引き摺る間にも双方の遣り取りが始まり呆れた岩泉は溜息を一つ落とし、そして二口は悪戯に舌を出しムキーッと怒る及川を更に挑発、二口の隣に居て酷く焦る青根が及川に向けてペコペコ、と頭を下げて謝り制して居た。
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「っクシュン!」
「なまえ、大丈夫?風邪?」
「いや…風邪とは別の悪寒」