畢 生 の 業
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(#二口くんの本気)
(#そして見えない不思議な力は働いた模様)
(#バレーを楽しむ)
(#食事の有難み)
「くぅぅっ…なまえさんの豚カツ美味すぎッス~!米にあう~!カツ丼にもしたいっ!」
「おい黄金、まだ午後練あるんだからな?考えろよ!」
「……(ウンウン)」
「ふふ、それ似たような事(カツを唐揚げに変えただけ)走も言ってたわ」
「?」
二口が黄金川に注意してる事に頷いた後、なまえが口にした聞き覚えの無い人名に不思議な顔をした青根に、なまえは「あぁ、ある猫チャンの話」と柔らかく微笑んだ。
偶に手伝いに行く音駒の犬岡や今日来ている伊達工の黄金川は、彼にとっては近い可愛さを感じる。
「大丈夫ッスよ~!はぁ…幸せ…なまえさん料理上手ッスね!趣味なんですか?」
「趣味というか俺にとって必要。普段もほぼ自炊、昼食の弁当も自分で作って学校行くし。皆さんも偶には早起きして自分の弁当くらい作りましょう。梅干しおにぎり、卵焼き、トマト、サラダチキンの組み合わせだって立派な弁当になる。」
「卵焼き…あのくるくる難しくねぇの?」
「俺から言わせて貰うと「せーの」で合わせてカバーの方が難しそうですけど…心配ならスクランブルエッグは?要するに卵に火を通せば良いんだし。あ、火の始末は気をつけろよ。後片付け、最終確認までが料理だからな?」
「後光が差して眩しい…」
「(拍手)」
「へ?なまえさんの母ちゃんか父ちゃんは?飯作らないの?」
「~~!?ッ、おい!黄金!」
「……!」
「はひ?」
二口と青根が珍しく酷く慌てた顔をし黄金川の言葉を遮れば、なまえはふっ、と笑いながら「俺は一人暮らしです。まぁ、男には秘密の一つや二つあるものだろ?」と黄金の頭をぽんぽん、と撫でてやると、黄金川のチャームポイントである黒い前髪がぴょこん、となまえの手を小さく擽った。
「なるほど。この子が黄金の本体か。よすよす、母ちゃん父ちゃんに感謝するんだぞ?」
「?了解ッス!あはは~それ擽ったい!」
「みょうじ君、ちょっと良いか?」
少し離れた所から追分がなまえを呼び、なまえは3人に一言放ち離れて行った後、二口は「~~~お前は素直なのが良いトコなんだ!け!ど!さ!」と黄金川の頭をワシャワシャワシャワシャと強めに撫でた。
▷▶▷
「まさか本当に公式で話持ってくる、なんて思ってませんでした。よくウチの上層部が首肯きましたね。ビジネスが根底にある組織を説得させるのは並大抵では無い。追分監督の素敵なお人柄に惚れたかな?」
「ハハッ、無論、我が校と繋がりも無い貴校にはお恥ずかしながら何度かお断りされてね。でも、二口の熱量が俺始め様々な事に勝った事が一番の決め手かな。ーー「俺が伊達工に居る間に必ず監督が納得いく結果を出すから」と、アイツの不退転の決意に近い一面を見れて…フフ、此方としても二口を動かしたみょうじくんに大いに感謝だよ。勿論、君の立場は中立であるという事は皆に約束させてるからね。みょうじ君はのびのびやってくれて構わないから。ーー心の底では忙しい君に無理言って申し訳無いと思ってるんだよ。」
「ウチから相応の報酬を貰うからお気になさらず。なんてね?それに俺も純粋に伊達工も好きだし、まぁ、お言葉に甘えて自由にやらせて貰います。」
「(あの働きで、か。部員も舞も物凄く有難いと歓天喜地の大騒ぎだったけどな…)」
▷▶▷
「っはー!すげーきもちー!」
「ははっ!イイじゃんイイじゃん♪なまえ、伊達工の助っ人ん時くらいは今日みたいにバレーやろうぜ!」
「(ウンウン!)」
「ふーん?そしたらセッター譲ってよ。俺、計算、修復、導きは得意なんだよね。あとは信頼関係の更なる構築かな?」(ニッコリ)
「(ヒュッ)」
「…怖えええ」
「誇る鉄壁がみょうじさんの笑顔で折れそう…」
(#そして見えない不思議な力は働いた模様)
(#バレーを楽しむ)
(#食事の有難み)
「くぅぅっ…なまえさんの豚カツ美味すぎッス~!米にあう~!カツ丼にもしたいっ!」
「おい黄金、まだ午後練あるんだからな?考えろよ!」
「……(ウンウン)」
「ふふ、それ似たような事(カツを唐揚げに変えただけ)走も言ってたわ」
「?」
二口が黄金川に注意してる事に頷いた後、なまえが口にした聞き覚えの無い人名に不思議な顔をした青根に、なまえは「あぁ、ある猫チャンの話」と柔らかく微笑んだ。
偶に手伝いに行く音駒の犬岡や今日来ている伊達工の黄金川は、彼にとっては近い可愛さを感じる。
「大丈夫ッスよ~!はぁ…幸せ…なまえさん料理上手ッスね!趣味なんですか?」
「趣味というか俺にとって必要。普段もほぼ自炊、昼食の弁当も自分で作って学校行くし。皆さんも偶には早起きして自分の弁当くらい作りましょう。梅干しおにぎり、卵焼き、トマト、サラダチキンの組み合わせだって立派な弁当になる。」
「卵焼き…あのくるくる難しくねぇの?」
「俺から言わせて貰うと「せーの」で合わせてカバーの方が難しそうですけど…心配ならスクランブルエッグは?要するに卵に火を通せば良いんだし。あ、火の始末は気をつけろよ。後片付け、最終確認までが料理だからな?」
「後光が差して眩しい…」
「(拍手)」
「へ?なまえさんの母ちゃんか父ちゃんは?飯作らないの?」
「~~!?ッ、おい!黄金!」
「……!」
「はひ?」
二口と青根が珍しく酷く慌てた顔をし黄金川の言葉を遮れば、なまえはふっ、と笑いながら「俺は一人暮らしです。まぁ、男には秘密の一つや二つあるものだろ?」と黄金の頭をぽんぽん、と撫でてやると、黄金川のチャームポイントである黒い前髪がぴょこん、となまえの手を小さく擽った。
「なるほど。この子が黄金の本体か。よすよす、母ちゃん父ちゃんに感謝するんだぞ?」
「?了解ッス!あはは~それ擽ったい!」
「みょうじ君、ちょっと良いか?」
少し離れた所から追分がなまえを呼び、なまえは3人に一言放ち離れて行った後、二口は「~~~お前は素直なのが良いトコなんだ!け!ど!さ!」と黄金川の頭をワシャワシャワシャワシャと強めに撫でた。
▷▶▷
「まさか本当に公式で話持ってくる、なんて思ってませんでした。よくウチの上層部が首肯きましたね。ビジネスが根底にある組織を説得させるのは並大抵では無い。追分監督の素敵なお人柄に惚れたかな?」
「ハハッ、無論、我が校と繋がりも無い貴校にはお恥ずかしながら何度かお断りされてね。でも、二口の熱量が俺始め様々な事に勝った事が一番の決め手かな。ーー「俺が伊達工に居る間に必ず監督が納得いく結果を出すから」と、アイツの不退転の決意に近い一面を見れて…フフ、此方としても二口を動かしたみょうじくんに大いに感謝だよ。勿論、君の立場は中立であるという事は皆に約束させてるからね。みょうじ君はのびのびやってくれて構わないから。ーー心の底では忙しい君に無理言って申し訳無いと思ってるんだよ。」
「ウチから相応の報酬を貰うからお気になさらず。なんてね?それに俺も純粋に伊達工も好きだし、まぁ、お言葉に甘えて自由にやらせて貰います。」
「(あの働きで、か。部員も舞も物凄く有難いと歓天喜地の大騒ぎだったけどな…)」
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「っはー!すげーきもちー!」
「ははっ!イイじゃんイイじゃん♪なまえ、伊達工の助っ人ん時くらいは今日みたいにバレーやろうぜ!」
「(ウンウン!)」
「ふーん?そしたらセッター譲ってよ。俺、計算、修復、導きは得意なんだよね。あとは信頼関係の更なる構築かな?」(ニッコリ)
「(ヒュッ)」
「…怖えええ」
「誇る鉄壁がみょうじさんの笑顔で折れそう…」