烏 合 の 衆 / 会 心 の 一 撃
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(#疑似ユース強化合宿初日)
(#選手集合前の廊下での遣り取り)
(#なまえくん参加の経緯は、沢四季折々/白(鳥)刃踏むべしの#鷲匠御夫妻にて⚠︎)
(#捏造⚠︎)
疑似ユース強化合宿の生徒が全員集まる前にはもう既に白鳥沢に来て、衛生用品等の備品確認やその他諸々の必要なる準備を完璧に仕上げたなまえは、今回の合宿の主な監督である鷲匠と穴原と最終的な打ち合わせを終えれば、2人に挨拶をし一足先に部屋を出て体育館へと向かう。
「(参加者リスト拝見したけど可愛いの揃いだなー)」
なまえは鼻歌を混じりて廊下を歩いて行くと、普段聞き慣れた人物の声が聞こえたので其の方へふいっと足を進めるが、何と声主の珍しく声を荒げる珍しい一面に出会し、あらあら普段はクールなあの子を彼処まで言わすなんてやりおるな、と半ば相手方につい関心し興味を持ちながら傍に駆け寄り、先ずは声を掛けて落ち着かせようと試みる。
「ーー蛍チャン、珍しく大きな声出してどうした?らしくないじゃん……っ!?」
「…ッ、なまえさん!~~だってコイツ思考回路が壊れててほんっとに有り得ないんですよ!ばか!澄み切ったばか!」
出会したなまえから制止され落ち着く様に促される月島は、彼にとっては怒りの余り珍しく語彙力の低下した言葉を唯只管に相手にぶっ放ち、なまえの顔を見ればフーッ…フーッ…と徐々に落ち着つくのだが、またしても放つ相手が視界に入り向き合えば更に怒りが込み上げてくる…の繰り返しをしていた。そんな声主だった月島を珍しい怒らせ方法をとってしまった相手とは…?
「グゥッ…!なまえさんっ…助けてください…ッさっきからずっと月島が酷いんですよ!ずっと俺の事ばかばかーーって、あれ?なまえさんも合宿参加するんですか?わー宜しくお願いシャス!なまえさんってししゅ…ん?しん…神出鬼…シンシュチュキボ…」
「~~ッあー!そう言うなら神出鬼没だよこのばか!ほんっと腹立つ有り得ないもう僕はお前とは今から他人で知らない人だから!てか今直ぐに帰れ!」
「いやいやもう他人のフリなんて手遅れでしょ月島クン?なんたって俺達の連携プレーは地上波にも出ちゃってるんだからねー!」
「~~ッ!?」
「…神出鬼没って今の翔陽には言われたく無いんだけど…。まぁ取り敢えず其れは良いとして…何となく予想はつくけど一応聞くね。翔陽は此処で何やってんの?…頼むから俺の予想を覆してね…」
「はい!なまえさん!俺も強い奴が集まる合宿に参加したいんです!でも黙って学園に忍び込んで逮捕は嫌だから堂々と来ました!」
「………」
「ね?澄み切ったばかデショ?ーーあっ!なまえさん、肩からずり落ちた鞄から包帯が解けながら逃げていきますよ…っ、と」
「ふっふっふ、よいではないかよいではないか!強い奴のボールもなまえさんの相棒の包帯も俺が全部拾います!」
月島の相手、日向の濁りの無い笑顔がペカーっと光り、よいよいよい、と包帯を巻き直す横では、月島となまえの顔は引き攣って居たのだった。
”「ーーおめぇにしちゃあ随分と烏野の10番に対して御熱じゃねぇの。どんな風の吹き回しだ?」”
”「ーーふふっ、俺も鍛治さんと同じ考えですよ。太陽と頂で射し込む光の狭間で飛びたい彼は高さに飢えて綺麗で且つ酸素や餌を求め利口に貪欲である」”
なまえは、鷲匠から合宿参加の誘いがあった在る一面をふっと思い出しては自身が放った言葉を振り返ると、自身の額に手を宛てて「それな、翔ちゃん特有の貪欲な…」とやれやれ…と仕方なく笑い、其れを聞いた日向は澄み切った真っ直ぐな目でなまえと視線を合わせれば、元の形に綺麗に巻き付けた包帯をなまえの手へ渡した。
「有難う。この子(床に落ちた包帯)は個人的な練習用で使うわ」
「ーーえっ?何か包帯に不備がありましたか?」
「創傷部位に触れる訳では無いから問題は無いし故に時と場合には寄るけど、今回は俺の判断で床に落ちたら役目は終いなの。…或る意味、バレーと一緒かもね?ーーとことん学んで楽しめよ。翔陽」
「!はいっ…!」
「ちょっ…なまえさんっ…!?」
「最終判断は鍛治さんだろ。まぁ、もし追い出されたなら次は策略を練って何度でも頼みに来い。…なんて俺に言われなくても最初からそのつもりだろうけど?ふふっ、やっぱり翔陽は面白いねー」
「はァ…なまえさんはいつも日向に甘いんだから…」
▷▶︎▷
「逮捕されなきゃ行くのかよ!?どういう思考回路だよ!ほんっと、ばか!」
「ボキャブラリー…」
「烏野の眼鏡もあんなに狼狽える事あるんだな…」
「(おー、またやってら…)」
(#選手集合前の廊下での遣り取り)
(#なまえくん参加の経緯は、沢四季折々/白(鳥)刃踏むべしの#鷲匠御夫妻にて⚠︎)
(#捏造⚠︎)
疑似ユース強化合宿の生徒が全員集まる前にはもう既に白鳥沢に来て、衛生用品等の備品確認やその他諸々の必要なる準備を完璧に仕上げたなまえは、今回の合宿の主な監督である鷲匠と穴原と最終的な打ち合わせを終えれば、2人に挨拶をし一足先に部屋を出て体育館へと向かう。
「(参加者リスト拝見したけど可愛いの揃いだなー)」
なまえは鼻歌を混じりて廊下を歩いて行くと、普段聞き慣れた人物の声が聞こえたので其の方へふいっと足を進めるが、何と声主の珍しく声を荒げる珍しい一面に出会し、あらあら普段はクールなあの子を彼処まで言わすなんてやりおるな、と半ば相手方につい関心し興味を持ちながら傍に駆け寄り、先ずは声を掛けて落ち着かせようと試みる。
「ーー蛍チャン、珍しく大きな声出してどうした?らしくないじゃん……っ!?」
「…ッ、なまえさん!~~だってコイツ思考回路が壊れててほんっとに有り得ないんですよ!ばか!澄み切ったばか!」
出会したなまえから制止され落ち着く様に促される月島は、彼にとっては怒りの余り珍しく語彙力の低下した言葉を唯只管に相手にぶっ放ち、なまえの顔を見ればフーッ…フーッ…と徐々に落ち着つくのだが、またしても放つ相手が視界に入り向き合えば更に怒りが込み上げてくる…の繰り返しをしていた。そんな声主だった月島を珍しい怒らせ方法をとってしまった相手とは…?
「グゥッ…!なまえさんっ…助けてください…ッさっきからずっと月島が酷いんですよ!ずっと俺の事ばかばかーーって、あれ?なまえさんも合宿参加するんですか?わー宜しくお願いシャス!なまえさんってししゅ…ん?しん…神出鬼…シンシュチュキボ…」
「~~ッあー!そう言うなら神出鬼没だよこのばか!ほんっと腹立つ有り得ないもう僕はお前とは今から他人で知らない人だから!てか今直ぐに帰れ!」
「いやいやもう他人のフリなんて手遅れでしょ月島クン?なんたって俺達の連携プレーは地上波にも出ちゃってるんだからねー!」
「~~ッ!?」
「…神出鬼没って今の翔陽には言われたく無いんだけど…。まぁ取り敢えず其れは良いとして…何となく予想はつくけど一応聞くね。翔陽は此処で何やってんの?…頼むから俺の予想を覆してね…」
「はい!なまえさん!俺も強い奴が集まる合宿に参加したいんです!でも黙って学園に忍び込んで逮捕は嫌だから堂々と来ました!」
「………」
「ね?澄み切ったばかデショ?ーーあっ!なまえさん、肩からずり落ちた鞄から包帯が解けながら逃げていきますよ…っ、と」
「ふっふっふ、よいではないかよいではないか!強い奴のボールもなまえさんの相棒の包帯も俺が全部拾います!」
月島の相手、日向の濁りの無い笑顔がペカーっと光り、よいよいよい、と包帯を巻き直す横では、月島となまえの顔は引き攣って居たのだった。
”「ーーおめぇにしちゃあ随分と烏野の10番に対して御熱じゃねぇの。どんな風の吹き回しだ?」”
”「ーーふふっ、俺も鍛治さんと同じ考えですよ。太陽と頂で射し込む光の狭間で飛びたい彼は高さに飢えて綺麗で且つ酸素や餌を求め利口に貪欲である」”
なまえは、鷲匠から合宿参加の誘いがあった在る一面をふっと思い出しては自身が放った言葉を振り返ると、自身の額に手を宛てて「それな、翔ちゃん特有の貪欲な…」とやれやれ…と仕方なく笑い、其れを聞いた日向は澄み切った真っ直ぐな目でなまえと視線を合わせれば、元の形に綺麗に巻き付けた包帯をなまえの手へ渡した。
「有難う。この子(床に落ちた包帯)は個人的な練習用で使うわ」
「ーーえっ?何か包帯に不備がありましたか?」
「創傷部位に触れる訳では無いから問題は無いし故に時と場合には寄るけど、今回は俺の判断で床に落ちたら役目は終いなの。…或る意味、バレーと一緒かもね?ーーとことん学んで楽しめよ。翔陽」
「!はいっ…!」
「ちょっ…なまえさんっ…!?」
「最終判断は鍛治さんだろ。まぁ、もし追い出されたなら次は策略を練って何度でも頼みに来い。…なんて俺に言われなくても最初からそのつもりだろうけど?ふふっ、やっぱり翔陽は面白いねー」
「はァ…なまえさんはいつも日向に甘いんだから…」
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「逮捕されなきゃ行くのかよ!?どういう思考回路だよ!ほんっと、ばか!」
「ボキャブラリー…」
「烏野の眼鏡もあんなに狼狽える事あるんだな…」
「(おー、またやってら…)」