烏 合 の 衆 / 会 心 の 一 撃
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(#烏養監督)
(#予防は大切)
(#これは夢小説です。怪我や入院、整体、ストレッチその他関連は必ず医師や専門家の指示に従ってください⚠︎︎)
「なまえ、どうかしたか?」
本日、烏野は他校練習試合を行っておりそれに伴い、なまえは特別実習として本日、朝から夕方まで入っていた。
衛生用品等を準備し終えたなまえの隣に烏養が現れたので「繋心さん、今日はお世話になります。…特にバレーに携わる時なんか一繋さんに瓜二つで会う度に驚いちゃう…」と挨拶しながら彼の顔を眺める。
そういえばなまえが未だ幼き頃、自身の祖父である彼の部屋にあったアルバムを捲った際、カラス、ネコ、ハクチョウの監督と夫々写っている祖父らの若かれし時の写真を見つけた事がある。
そして現在、なまえの目の前にいるカラスの血を分けた孫、という人物は驚く程、似ている。
「ハハッ、お前ンとこの爺さんもお前も、ウチの爺に随分可愛がられたんだっけ?」
「幼い頃の俺は何回腕相撲で泣かされたっけな?…まぁ、その御礼に今みょうじ側が徹底的に一繋さんの事可愛がってるから、なんて、先日、病室に伺った際に言ってみたら「この生意気な小童め」と笑いながら頭ワシャワシャされましたよ。今回は検査入院のみで数値安定、予定通り直ぐに退院出来そうで安心ですね」
烏養の感謝の言葉と笑い声の後、それで?お前の先程の鋭い視線の正体は?と続ければなまえはスッと表情を切替、コートに視線を移しある人物に定める。
「今回の実習に於いて長時間練習に携わり感じた事ですが、日向はあのまま何も対策を講じなければ、そう遠くない未来、膝に強く悩まされるのではと危惧します。空中戦を制するなら尚更、翼は繕うべきだ」
実は、自身にも膝が強く気掛かりな友人がおり、其の友人の場合は比較的なまえと会う頻度も高い為、又、都合により膝ケアサポートに入りやすいが、日向に対しては如何せん時間が決められている、と続けた後、なまえの視点から適切であり安全且つ効率の良い翼の繕い方の考え、武田も交えて烏養に相談し自身が持ち歩く医学的根拠のある資料を見せ深く話し合えば、なまえの言葉を真摯に受け止め、なまえが放つ「この試合が終わったら日向と予防トレーニングの為の時間をください」という言葉を承諾したのだ。
「普段のストレッチメニューに於いて個々各々、怪我の予防として更に気をつけて欲しい箇所を俺なりに纏めてみたんだけど、資料保管や管理、基づくアドバイスは力にお願いしても良い?」
「へ?えっあのっ俺なんかで良いんですか…?」
慌てる縁下の問になまえは「来年は政権を握るんでしょ?」とふわりとした雰囲気で返せば「いやいやいや俺なんか…!世話してくれたなまえさんは覚えてるでしょ?烏養監督が一時的に監督復帰した時の俺…」と濁らせ俯く。
「一緒に屋上で俺が拵えた弁当食ったよな?力は途中から白身魚のフライが鼻水味「あわわわわわわっ!!」」
「ふふっ、力こそ、あの時俺に言ってた事を忘れず今此処に居る。それにあの件は成長に繋がる原動力になってるので卑下するのは止めません?」
縁下は当時の思い出を振り返りながら胸を熱くし震える声を我慢しながら「~~っ、はい…」と小さく返事をし、其の返事を聞いては柔らかな表情を返してその場から離れて行くなまえの背を送り、なまえから手渡された資料に目を配れば、一人一人に対し細かく纏めてある資料に深く感動し、自身を信頼し任せてくれたなまえの気持ちに答えようと強く意識を高めたのだった。
▷▶▷
「あぁあのでもなまえさんっ…あのッ有難いんですけど、俺まだまだたくさん試合したいんですっ…あの…だから」
「うん。今は試合に出る方が大切だからそういう地味に見える事は後回しにしたい、この認識であってる?」
「~~そ、そういう意味では…!」
「日向ボケェ!!なまえさんの有難いサポートを…っ」
「ーー翔陽はさ、翼いらねぇの?コートに抜け落ちた黒い羽根の残骸が見えないのかな。舐めてるとアイデンティティーを失うよ?」
「ヒュン」
「ヨロシクオネガイシマス」
「宜しい。…特にお前ら2人、オーバーユースって言葉はあるんだからな?…飛雄も後で手首のケアするからね」
「「御意(決して怒らせてはならぬ…)」」
「~~~!」
「翔陽、大腿四頭筋と内転筋を更に意識」
「ホァィッ」
後に日向はなまえに対し強く感謝する事柄が起きるのである。
(#予防は大切)
(#これは夢小説です。怪我や入院、整体、ストレッチその他関連は必ず医師や専門家の指示に従ってください⚠︎︎)
「なまえ、どうかしたか?」
本日、烏野は他校練習試合を行っておりそれに伴い、なまえは特別実習として本日、朝から夕方まで入っていた。
衛生用品等を準備し終えたなまえの隣に烏養が現れたので「繋心さん、今日はお世話になります。…特にバレーに携わる時なんか一繋さんに瓜二つで会う度に驚いちゃう…」と挨拶しながら彼の顔を眺める。
そういえばなまえが未だ幼き頃、自身の祖父である彼の部屋にあったアルバムを捲った際、カラス、ネコ、ハクチョウの監督と夫々写っている祖父らの若かれし時の写真を見つけた事がある。
そして現在、なまえの目の前にいるカラスの血を分けた孫、という人物は驚く程、似ている。
「ハハッ、お前ンとこの爺さんもお前も、ウチの爺に随分可愛がられたんだっけ?」
「幼い頃の俺は何回腕相撲で泣かされたっけな?…まぁ、その御礼に今みょうじ側が徹底的に一繋さんの事可愛がってるから、なんて、先日、病室に伺った際に言ってみたら「この生意気な小童め」と笑いながら頭ワシャワシャされましたよ。今回は検査入院のみで数値安定、予定通り直ぐに退院出来そうで安心ですね」
烏養の感謝の言葉と笑い声の後、それで?お前の先程の鋭い視線の正体は?と続ければなまえはスッと表情を切替、コートに視線を移しある人物に定める。
「今回の実習に於いて長時間練習に携わり感じた事ですが、日向はあのまま何も対策を講じなければ、そう遠くない未来、膝に強く悩まされるのではと危惧します。空中戦を制するなら尚更、翼は繕うべきだ」
実は、自身にも膝が強く気掛かりな友人がおり、其の友人の場合は比較的なまえと会う頻度も高い為、又、都合により膝ケアサポートに入りやすいが、日向に対しては如何せん時間が決められている、と続けた後、なまえの視点から適切であり安全且つ効率の良い翼の繕い方の考え、武田も交えて烏養に相談し自身が持ち歩く医学的根拠のある資料を見せ深く話し合えば、なまえの言葉を真摯に受け止め、なまえが放つ「この試合が終わったら日向と予防トレーニングの為の時間をください」という言葉を承諾したのだ。
「普段のストレッチメニューに於いて個々各々、怪我の予防として更に気をつけて欲しい箇所を俺なりに纏めてみたんだけど、資料保管や管理、基づくアドバイスは力にお願いしても良い?」
「へ?えっあのっ俺なんかで良いんですか…?」
慌てる縁下の問になまえは「来年は政権を握るんでしょ?」とふわりとした雰囲気で返せば「いやいやいや俺なんか…!世話してくれたなまえさんは覚えてるでしょ?烏養監督が一時的に監督復帰した時の俺…」と濁らせ俯く。
「一緒に屋上で俺が拵えた弁当食ったよな?力は途中から白身魚のフライが鼻水味「あわわわわわわっ!!」」
「ふふっ、力こそ、あの時俺に言ってた事を忘れず今此処に居る。それにあの件は成長に繋がる原動力になってるので卑下するのは止めません?」
縁下は当時の思い出を振り返りながら胸を熱くし震える声を我慢しながら「~~っ、はい…」と小さく返事をし、其の返事を聞いては柔らかな表情を返してその場から離れて行くなまえの背を送り、なまえから手渡された資料に目を配れば、一人一人に対し細かく纏めてある資料に深く感動し、自身を信頼し任せてくれたなまえの気持ちに答えようと強く意識を高めたのだった。
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「あぁあのでもなまえさんっ…あのッ有難いんですけど、俺まだまだたくさん試合したいんですっ…あの…だから」
「うん。今は試合に出る方が大切だからそういう地味に見える事は後回しにしたい、この認識であってる?」
「~~そ、そういう意味では…!」
「日向ボケェ!!なまえさんの有難いサポートを…っ」
「ーー翔陽はさ、翼いらねぇの?コートに抜け落ちた黒い羽根の残骸が見えないのかな。舐めてるとアイデンティティーを失うよ?」
「ヒュン」
「ヨロシクオネガイシマス」
「宜しい。…特にお前ら2人、オーバーユースって言葉はあるんだからな?…飛雄も後で手首のケアするからね」
「「御意(決して怒らせてはならぬ…)」」
「~~~!」
「翔陽、大腿四頭筋と内転筋を更に意識」
「ホァィッ」
後に日向はなまえに対し強く感謝する事柄が起きるのである。