烏 合 の 衆 / 会 心 の 一 撃
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(#モブ登場⚠︎︎)
(#潔子さんVS(?)夢子ちゃん(モブ女))
(#♡使用⚠︎︎)
「筋道を立てて説明してくれるから凄く助かっちゃった。凄いねなまえ。皆も私を誘ってくれて有難う」
「イイって!皆でテスト頑張るべ。そしてー!もうなまえ先生愛してるっ!俺ら3年は受験あって勝負の年、でもバレーも部活も全力で頑張りたいから、どちらも得る為にはどちらも常に疎かに出来ない。なまえが昼の実習入ってくれてマジで神様ありがたやだな」
「ははは、自分の事も勿論なんだが赤点取ると部活にも大きく影響するからテスト時期が近づくとヒヤヒヤよ。特に下級生の問題児らは果たして大丈夫だろうか…」
「うーん…俺が大地やスガの代わりに下の子達に上手に勉強教えてやれれば良いんだけどね…自分の事で精一杯だし教えるの自信無いなあ。なまえにはあまり無茶言えないし…」
「Iron with use grows bright. 学生の本分は先ずは勉学が大半を占める。何かあればまたどうぞ?…因みに潔ちゃんが居てくれるだけで俺のやる気や丁寧さも格段に上がる」
「あーハイハイ結局そうかよそりゃわかるけどさっ!」
澤村、菅原、東峰、清水の4人と、烏野ではそろそろテストに向けた勉強強化期間に入る関係で、主に昼の勉学の方での実習に入っていたなまえが、とっぷりと一日を終えた放課後のある時間。
「ーーなまえ!あのさ、良かったら…」
「…見つけた!なまえ!!」
菅原が引き続きなまえと共にもう暫く過ごしたい、とお誘いしようとした瞬間、清水とはまた別の可愛らしい声がその場に響けば、声主以外のその場に居合わせる全員が面食らった表情をする。
「…夢子?」
なまえの背中に力強くむぎゅうっと抱きついて来た可愛らしい女の子は、どうやらなまえの友人の様で「てへっ、待ちきれなくて来ちゃった♡もう実習終わったよね?早く行こうよ!今日こそは私達を構ってよ?前からずっと約束してたもんね!ホントはなまえと二人きりが良かったんだけど~…」と視線を後ろにやれば、同い歳の男子数人が後から慌てたように走ってきた。
「ちょ、っ、こら!夢子!迷惑にならないように隅で待ってる約束は一体どうした!なまえにも烏野の人にも失礼だろ!すみません…俺達、なまえと同じ学校の友人です。いつもなまえがお世話になってます。」
「あ、はい…ご丁寧に。此方こそいつもなまえに色々お世話になってて…」
なまえの友人の一人が澤村に握手を求めては、澤村もそれに応えようとした瞬間「あの、私がお願いしたい事は、私のなまえに女の子を近付けさせないでください、と言う事です。ただでさえ追い払うの大変なんですから…」と、先程、なまえに抱き着いた女の子が、清水を気にしては悲しそうな表情をし割り込む様に言葉を放つ。
「夢子」
「ーーだって…」
丁寧に挨拶するなまえの友人達は物腰柔らかな雰囲気ではあったが、清水の美人すぎる容姿に焦った夢子ちゃん、という女の子は、どうやらなまえに完璧にお熱らしく、烏野の4人に女性関係に於いての苦言を呈せば、なまえは夢子ちゃんの唇を指先で軽く触れる様にそっと指を当て、これ以上は初対面の方に対して失礼な発言は駄目、と言う様に塞ぐ。
「あーッもう本当にすんません!夢子!お前もう連れてこないからな!というか、やっぱりいつもの待ち合わせ場所に大人しく居れば良かった…」
「…あのさ、今の僕達って「なまえと放課後まったり過ごせる権利を与えられる選手権(※ネタ)」の各ブロックの優勝者が此処に集まってる筈なのに何で夢子がいるの?第1戦目の真剣勝負の試合(ジャンケン)で負けてたの僕見たッ…ぐふっ…!?「Don't say anything.」
「頼む。これ以上は此方に御迷惑になるし且つ学校の評判、即ちなまえにも関わってくる事だけは絶対に避けたいから、もう勘弁して。それでは俺らそろそろ…なまえ、行こう」
「あ、ちょい待って?孝支、さっき何か俺に言いかけてた?」
「…へ、あ、ううん大丈夫、うん。なまえ、またな!今から楽しんで来てな!」
本当はこの後、もう少しだけなまえと一緒の時間を過ごしたくてお誘いしようと思っていた菅原は、目の前の現実を把握するしか無く自分の気持ちをグッ、と押し殺して、あれ、俺今上手に笑えてるかな?なんて心配しながら無意識に自身の胸に手をやった。
「なまえ」
口をグッと閉じ俯く菅原の横をスッ、と一歩前に出たと思えば、なまえと同じ学校に通う彼の友人らが来てから会釈のみであった清水が此処で漸く言葉を発すると、其れはなまえの名前であり次に普段の彼女らしくない行動を示す。
「この間、なまえが用事で東京行ったからって私にお土産くれた時に、私のお願いなら全力で叶えるって言ってくれたよね?ーー今夜、電話する時に聞いてくれる?」
夢子に腕を組まれている反対のなまえの上腕の制服を、頬を染め恥ずかしそうな表情をしながら片手でキュッと掴み、なまえと至近距離になる様に顔を見上げ、彼を下から覗き込む様な体勢でお願いすれば、なまえ以外のその場に居た男子全員の顔が、清水の美しさやなまえに対しての羨ましさ、彼女の行動に一驚し、ボンっと真っ赤になった。
(なまえはなまえで、余りの予想外の出来事に驚き「御意」と一言だけ放ち固まっていた)
「~~ッ!なまえ!行こう!」
夢子は泣きそうな表情でなまえの腕をずるずる…と引き摺り急いでその場を去っていけば、残された友人達は、はっと我に返り烏野の4人にペコペコ挨拶しながら追いかけ去り、残された清水以外の3人は「清水さん…」と未だ心臓がバクバク鳴り止まず頬を染めて彼女を見ると、清水は悪戯にふふ、と微笑みながら舌をぺろっと出していた。
▷▶▷
「…俺、さっき心臓停止するかと思ったんだけど潔ちゃんもしかして怒ってる?…夢子も反省してたから許してクダサイ。」
「なまえには私が怒ってるように見えたんだ?ちょっと悲しいな」
「~~あの不意打ちはずるいだろ」
「ふふっ、なまえの珍しい顔見れちゃった。私、あの顔忘れないよ?」
「そうやって純粋な俺を弄ぶんだから」
「ーーなまえ、実習とかの肩書無しで私達とも友達だよね?だからね、今度皆で遊ぼうよ」
「勿論。…ふふ、俺と潔ちゃんは友達止まりなの?」
「…ばか」
(#潔子さんVS(?)夢子ちゃん(モブ女))
(#♡使用⚠︎︎)
「筋道を立てて説明してくれるから凄く助かっちゃった。凄いねなまえ。皆も私を誘ってくれて有難う」
「イイって!皆でテスト頑張るべ。そしてー!もうなまえ先生愛してるっ!俺ら3年は受験あって勝負の年、でもバレーも部活も全力で頑張りたいから、どちらも得る為にはどちらも常に疎かに出来ない。なまえが昼の実習入ってくれてマジで神様ありがたやだな」
「ははは、自分の事も勿論なんだが赤点取ると部活にも大きく影響するからテスト時期が近づくとヒヤヒヤよ。特に下級生の問題児らは果たして大丈夫だろうか…」
「うーん…俺が大地やスガの代わりに下の子達に上手に勉強教えてやれれば良いんだけどね…自分の事で精一杯だし教えるの自信無いなあ。なまえにはあまり無茶言えないし…」
「Iron with use grows bright. 学生の本分は先ずは勉学が大半を占める。何かあればまたどうぞ?…因みに潔ちゃんが居てくれるだけで俺のやる気や丁寧さも格段に上がる」
「あーハイハイ結局そうかよそりゃわかるけどさっ!」
澤村、菅原、東峰、清水の4人と、烏野ではそろそろテストに向けた勉強強化期間に入る関係で、主に昼の勉学の方での実習に入っていたなまえが、とっぷりと一日を終えた放課後のある時間。
「ーーなまえ!あのさ、良かったら…」
「…見つけた!なまえ!!」
菅原が引き続きなまえと共にもう暫く過ごしたい、とお誘いしようとした瞬間、清水とはまた別の可愛らしい声がその場に響けば、声主以外のその場に居合わせる全員が面食らった表情をする。
「…夢子?」
なまえの背中に力強くむぎゅうっと抱きついて来た可愛らしい女の子は、どうやらなまえの友人の様で「てへっ、待ちきれなくて来ちゃった♡もう実習終わったよね?早く行こうよ!今日こそは私達を構ってよ?前からずっと約束してたもんね!ホントはなまえと二人きりが良かったんだけど~…」と視線を後ろにやれば、同い歳の男子数人が後から慌てたように走ってきた。
「ちょ、っ、こら!夢子!迷惑にならないように隅で待ってる約束は一体どうした!なまえにも烏野の人にも失礼だろ!すみません…俺達、なまえと同じ学校の友人です。いつもなまえがお世話になってます。」
「あ、はい…ご丁寧に。此方こそいつもなまえに色々お世話になってて…」
なまえの友人の一人が澤村に握手を求めては、澤村もそれに応えようとした瞬間「あの、私がお願いしたい事は、私のなまえに女の子を近付けさせないでください、と言う事です。ただでさえ追い払うの大変なんですから…」と、先程、なまえに抱き着いた女の子が、清水を気にしては悲しそうな表情をし割り込む様に言葉を放つ。
「夢子」
「ーーだって…」
丁寧に挨拶するなまえの友人達は物腰柔らかな雰囲気ではあったが、清水の美人すぎる容姿に焦った夢子ちゃん、という女の子は、どうやらなまえに完璧にお熱らしく、烏野の4人に女性関係に於いての苦言を呈せば、なまえは夢子ちゃんの唇を指先で軽く触れる様にそっと指を当て、これ以上は初対面の方に対して失礼な発言は駄目、と言う様に塞ぐ。
「あーッもう本当にすんません!夢子!お前もう連れてこないからな!というか、やっぱりいつもの待ち合わせ場所に大人しく居れば良かった…」
「…あのさ、今の僕達って「なまえと放課後まったり過ごせる権利を与えられる選手権(※ネタ)」の各ブロックの優勝者が此処に集まってる筈なのに何で夢子がいるの?第1戦目の真剣勝負の試合(ジャンケン)で負けてたの僕見たッ…ぐふっ…!?「Don't say anything.」
「頼む。これ以上は此方に御迷惑になるし且つ学校の評判、即ちなまえにも関わってくる事だけは絶対に避けたいから、もう勘弁して。それでは俺らそろそろ…なまえ、行こう」
「あ、ちょい待って?孝支、さっき何か俺に言いかけてた?」
「…へ、あ、ううん大丈夫、うん。なまえ、またな!今から楽しんで来てな!」
本当はこの後、もう少しだけなまえと一緒の時間を過ごしたくてお誘いしようと思っていた菅原は、目の前の現実を把握するしか無く自分の気持ちをグッ、と押し殺して、あれ、俺今上手に笑えてるかな?なんて心配しながら無意識に自身の胸に手をやった。
「なまえ」
口をグッと閉じ俯く菅原の横をスッ、と一歩前に出たと思えば、なまえと同じ学校に通う彼の友人らが来てから会釈のみであった清水が此処で漸く言葉を発すると、其れはなまえの名前であり次に普段の彼女らしくない行動を示す。
「この間、なまえが用事で東京行ったからって私にお土産くれた時に、私のお願いなら全力で叶えるって言ってくれたよね?ーー今夜、電話する時に聞いてくれる?」
夢子に腕を組まれている反対のなまえの上腕の制服を、頬を染め恥ずかしそうな表情をしながら片手でキュッと掴み、なまえと至近距離になる様に顔を見上げ、彼を下から覗き込む様な体勢でお願いすれば、なまえ以外のその場に居た男子全員の顔が、清水の美しさやなまえに対しての羨ましさ、彼女の行動に一驚し、ボンっと真っ赤になった。
(なまえはなまえで、余りの予想外の出来事に驚き「御意」と一言だけ放ち固まっていた)
「~~ッ!なまえ!行こう!」
夢子は泣きそうな表情でなまえの腕をずるずる…と引き摺り急いでその場を去っていけば、残された友人達は、はっと我に返り烏野の4人にペコペコ挨拶しながら追いかけ去り、残された清水以外の3人は「清水さん…」と未だ心臓がバクバク鳴り止まず頬を染めて彼女を見ると、清水は悪戯にふふ、と微笑みながら舌をぺろっと出していた。
▷▶▷
「…俺、さっき心臓停止するかと思ったんだけど潔ちゃんもしかして怒ってる?…夢子も反省してたから許してクダサイ。」
「なまえには私が怒ってるように見えたんだ?ちょっと悲しいな」
「~~あの不意打ちはずるいだろ」
「ふふっ、なまえの珍しい顔見れちゃった。私、あの顔忘れないよ?」
「そうやって純粋な俺を弄ぶんだから」
「ーーなまえ、実習とかの肩書無しで私達とも友達だよね?だからね、今度皆で遊ぼうよ」
「勿論。…ふふ、俺と潔ちゃんは友達止まりなの?」
「…ばか」