烏 合 の 衆 / 会 心 の 一 撃
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(#(間接的にでも)守りたいあの笑顔)
(#3年生に成り立て)
「なまえ、いつも助かるよ。見ての通りウチは血気盛んな奴が多くてね。怪我も日常茶飯事で参っちゃうよな?」
「いえいえ、俺の担当は烏野バレー部だけだし其れにお仕事、見返りの科目単位取得で相殺ですから…なんてね?烏野男バレは見てて面白いよな、お父さんは大変だね?大地」
「ハハハ、中でも特にうちのリベロとセッターは今年もみょうじ君のテーピングの虜確定です、って報告書に書いておくよ」
なまえは、自身が在学し且つ在籍する特進科のみ与えられる特有性質である科目単位取得(将来を見据えた授業の一環として)又、他校交流目的(烏野側による熱烈オファーにての上演)週に数回数時間、日中なら学業の面から授業交流、部活では現場及び実施の面に於いて軽度の怪我や保健に関わるサポート、養護を可能な範囲で担っていた。
「ふっ、今年の一年はどんな奴が入るか楽しみだな。龍や夕あたり先輩の威厳!の如く張り切りそうだけど友達に近い枠になったりして」
会話しながら微笑ましく田中の方をふと見れば、其れに気付いた田中が「なまえさーん!俺のスパイク見ててくださいっ!」とキラキラな笑顔を向けて体全体を使う様に手を大きく振った。
「夕は後少し、か?」
「あぁうん。…あのさなまえ…その…うちのヒゲちょこ忘れないでやってね…その、な、アイツ今ちょっと佇んでるだけなのよ、うん」
「んんっ、大地さん珍しいね。現状に手詰まり?」
「…ウーン…実はね。本音は無理矢理強引に連れ戻したい」
「それは違うよな」
「〜〜ッ、なまえ!あのさ「なまえ、話中にごめん、だけどもう時間。女バレ待ち侘びて入口で待ってる人がいる。澤村もちょっと良い?急ぎで悪いんだけど」
「っ……、わかった。なまえスマンがまたな…」
「ばいばい大地。あ、きよちゃんや、俺の余った消毒液持って行ってよすよす」
ふわり、と女神が舞い降りては野郎2人に接して来られたもので、有り難や、と心の中で拝みながらもついつい彼女のサラサラの髪の毛に触れたくて、ぽんぽん、と頭を撫でてやれば女神…清水の頬は赤く染まりながら「何それ」と笑った。
「(これからは大地が大黒柱。んで?彼の気骨が折れそうな時は誰が支えるんだよ、と思うんだよね。その答えはーー、きっと此の先、烏野は大きく化ける。その為に、って理由では無いけど、まぁ先ずは旭に背中を貸しましょうか)」
何より先程の彼の辛そうな顔を見て、且つ脳裏から離れなくなるのは流石に心憂いのだ。
日向や影山等が入部届を出す少し前の話ーー
(#3年生に成り立て)
「なまえ、いつも助かるよ。見ての通りウチは血気盛んな奴が多くてね。怪我も日常茶飯事で参っちゃうよな?」
「いえいえ、俺の担当は烏野バレー部だけだし其れにお仕事、見返りの科目単位取得で相殺ですから…なんてね?烏野男バレは見てて面白いよな、お父さんは大変だね?大地」
「ハハハ、中でも特にうちのリベロとセッターは今年もみょうじ君のテーピングの虜確定です、って報告書に書いておくよ」
なまえは、自身が在学し且つ在籍する特進科のみ与えられる特有性質である科目単位取得(将来を見据えた授業の一環として)又、他校交流目的(烏野側による熱烈オファーにての上演)週に数回数時間、日中なら学業の面から授業交流、部活では現場及び実施の面に於いて軽度の怪我や保健に関わるサポート、養護を可能な範囲で担っていた。
「ふっ、今年の一年はどんな奴が入るか楽しみだな。龍や夕あたり先輩の威厳!の如く張り切りそうだけど友達に近い枠になったりして」
会話しながら微笑ましく田中の方をふと見れば、其れに気付いた田中が「なまえさーん!俺のスパイク見ててくださいっ!」とキラキラな笑顔を向けて体全体を使う様に手を大きく振った。
「夕は後少し、か?」
「あぁうん。…あのさなまえ…その…うちのヒゲちょこ忘れないでやってね…その、な、アイツ今ちょっと佇んでるだけなのよ、うん」
「んんっ、大地さん珍しいね。現状に手詰まり?」
「…ウーン…実はね。本音は無理矢理強引に連れ戻したい」
「それは違うよな」
「〜〜ッ、なまえ!あのさ「なまえ、話中にごめん、だけどもう時間。女バレ待ち侘びて入口で待ってる人がいる。澤村もちょっと良い?急ぎで悪いんだけど」
「っ……、わかった。なまえスマンがまたな…」
「ばいばい大地。あ、きよちゃんや、俺の余った消毒液持って行ってよすよす」
ふわり、と女神が舞い降りては野郎2人に接して来られたもので、有り難や、と心の中で拝みながらもついつい彼女のサラサラの髪の毛に触れたくて、ぽんぽん、と頭を撫でてやれば女神…清水の頬は赤く染まりながら「何それ」と笑った。
「(これからは大地が大黒柱。んで?彼の気骨が折れそうな時は誰が支えるんだよ、と思うんだよね。その答えはーー、きっと此の先、烏野は大きく化ける。その為に、って理由では無いけど、まぁ先ずは旭に背中を貸しましょうか)」
何より先程の彼の辛そうな顔を見て、且つ脳裏から離れなくなるのは流石に心憂いのだ。
日向や影山等が入部届を出す少し前の話ーー