小さな日記
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オレの連れは、22歳のくせに子供が好きそうなものが好きだ。
スペアリブは高いからとオムライスを食べさせ、気に入られてしまった。
「角都ゥ、アレ食べたーい」
アレとはそれのことだ。
簡単に作れるものだから、たまにオレが作ってやる。
美味そうに食べるのを見て悪い気はしない。
ただ、オレが作ると、
「……なにをしている」
「んー?」
飛段はケチャップでオムライスに落書きをしている。
食事処で出せるオムライスにはできないことだ。
やることも子供のようなのだが、飛段がケチャップで落書きをすると、ケチャップの半分以上がなくなる。
「なにを描いている?」
「ハァ? どう見てもコレおまえだろォ!」
「………オレ…?」
白黒の世界なら、オレはベタ部分が多い。
ケチャップで描けば黒の部分は全部赤だ。
「…スプラッタだな」
「ゲージュツだろォ、うん♪」
デイダラのマネをし、飛段はさらにケチャップをドバドバとかけるのだった。
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