ご主人様はオレのもの
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ここは大学。
時間は授業中。
オレは今、角都の膝の上で丸くなっている。
机で隠れてるから教授には見えない。
それに気付いているのは隣に座るサソリだけだ。
「おい、なに連れてきてんだよ、おまえ」
「ん? …飛段だ。挨拶しろ」
オレは丸くなったまま挨拶する。
「よろしくゥ~」
サソリは小声で言い返す。
「違う! なんでテメーのペットつれてきてのか聞いてんだ」
「これから講義も増えていくからな。それなら、いっそ飛段を連れてきた方がいちいち家に帰らなくて済む」
黒板に書かれた字を写しながら角都は平然と答えた。
本当は、また変な女にアプローチされないか心配だから、オレがワガママ言ったんだけどな。
言ったというか、露骨に態度で示した。
サソリは呆れた声を出す。
「この過保護」
「おまえもデイダラを連れて来い。飛段の遊び相手になる」
「オレはず~っと角都の膝の上でゴロゴロしてる方がいい。ゲハッ」
死なねえけど、いつまでも可愛がってくれよォ、ご主人様
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