・用語


“朱鬼”－浄土と穢土の狭間に存在する鬼

偽りの契約で呼び出され、戦争のために実験材料として使用された

召喚した術者を贄として喰わせることで、力を発揮する

朱族を作り出した天空の父がその犠牲となった


“朱族”－戦争のため、朱鬼の血肉を組み込まれた不老の人間

自殺や作り出した主を殺さぬよう脳に少し手をくわえた

体の一部から武器を作り出して戦う

人間の血を好む

死ににくい体を持ち、心臓を貫かれても血液を取り込めば再生する

興奮すると瞳が朱色に染まる

血液が限界になると、金色の瞳になり、最悪の場合、鬼化する


“真血”－朱族の体内にある、朱鬼の銀色の血液

その血を他の人間に与えれば、体得困難な禁術をも受け入れる体を手に入れる

だが、体と相性が合わなかったり、量が多ければバケモノとなる

鬼化の制御剤ともなっている


“鬼化”－朱族の成り果ての姿

体は変貌し、目は金色となる

個人によってその姿は様々だ

真血が不足していれば暴走してしまう

血液ではなく、人間の肉そのものを喰らう


“天空”－朱族を作り出した者

朱族を作ることを提案したのは彼の父である

天空は父の意志を継ぎ、子供を集め、ヨル達に禁術や朱鬼の血肉を取り込ませた

成長して戦争に出陣できるように、子供のうちからヨル達に始末屋をやらせながら、戦いに慣れさせていた

しかし、ヨル達の成長がストップした頃に死亡してしまう


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