33:意味ある時間
夢小説設定
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*ユウ
どれくらい経っただろう。
気を失ったわけじゃない。
ただ茫然としていただけ。
クロハがボクの顔を覗きこむまでは。
「おい、嘘つき」
「……………」
「はんっ、負けたから拗ねてるのか?」
「……負けた?」
「いいやられっぷりだったぜ。ヨルなら闇染で消えて行っちまった。けど、喜べ。奴らは…」
そんなことはどうでもいい。
「ボクがヨル如きに…」
沸々と怒りが込み上げてくる。
なのに、ボクは意思とは関係なく笑っていた。
「あはははははははは!! ボクが!? ヨルに!?」
「ユウ!?」
周りの空気も殺気立ち、全身がざわつき、羽根が舞った。
「やめろ! おまえまさか…!?」
「あははははは!!」
鬼ごっこはまだ終わってないよ、ヨル。
.To be continued
どれくらい経っただろう。
気を失ったわけじゃない。
ただ茫然としていただけ。
クロハがボクの顔を覗きこむまでは。
「おい、嘘つき」
「……………」
「はんっ、負けたから拗ねてるのか?」
「……負けた?」
「いいやられっぷりだったぜ。ヨルなら闇染で消えて行っちまった。けど、喜べ。奴らは…」
そんなことはどうでもいい。
「ボクがヨル如きに…」
沸々と怒りが込み上げてくる。
なのに、ボクは意思とは関係なく笑っていた。
「あはははははははは!! ボクが!? ヨルに!?」
「ユウ!?」
周りの空気も殺気立ち、全身がざわつき、羽根が舞った。
「やめろ! おまえまさか…!?」
「あははははは!!」
鬼ごっこはまだ終わってないよ、ヨル。
.To be continued