ひとつだけの。
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そのあとは、神崎様の回にもあったように、坊っちゃまは神崎様のお父上と話をされました。
家には入らず、縁側で。
獅子脅しの音が響く庭にて、ヤクザの方達は脅しをかけようとしましたが、坊っちゃまは怯みません。
結局その日は追い返されましたが、翌日、神崎様は坊っちゃまのマンションに行ってご報告なさいました。
申し訳ありませんが、ここから先は空気を読んで衛星カメラを切っているのでお伝えすることができません。
引っ越しの日、お2人で引っ越しの作業をすることに。私も手伝おうかと思いましたが、2人の仲を邪魔するわけにはいきません。
ですから、私は一足早く引っ越してきたこの301号室で待機しています。
わざと1階間に入れたのは、私なりのせめてもの気づかいです。
しかし、私は坊っちゃまをお守りするため、お2人の部屋には盗聴器や隠しカメラを設置しています。
早速試しにご覧になりましょう。
おや、カメラがつきませんね。
回線の繋ぎが悪かったのでしょうか。
仕方ないので先に盗聴器から確認しましょう。
ヘッドフォンをかけてスイッチを入れます。
そこからお2人の会話が。
“ん…、姫川? どうした…?”
“ちょっと待ってろ”
「?」
“蓮井、この部屋だけは視聴お断りだ”
坊っちゃまが壊したのでしょう。
盗聴器が使い物にならなくなりました。
カメラも壊されたと考えるべきですね。
さすがです、坊っちゃま。
この蓮井、たとえ坊っちゃまが本当にご結婚されても一生ついていきます。
.To be continued