そんな空に問いたい!
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姫「第3回、質問コーナー“そんな空に問いたい!”」
神「今回のオレ達はとある猫シリーズの姫川と神崎さんだ。チビ達も一緒だぜ」
姫「上のたつやと下のはじめだ」
たは「にゃー」
姫「今回はオレ達猫家族に質問が来たから読むぜー」
は「親父! オレ読む! オレ読むー!」
姫「読めるか?」
神「たつや、読めないところは教えてやれ」
は「スカイネーム:みぃーさんからのしつもん!“神崎さんと姫川さんは二匹の子供の長所と短所を教えてください!!はじめ君とたつや君はお互いのことをどう思っていますか?”」
姫「まずはオレ達に対しての質問に答えねーとな」
神「じゃあオレからいくぜ?」
姫「どーぞ母さん」
神「……………」
姫「照れるなよ。早く読めよ」
神「はじめの長所は怖いモノ知らずなところか。行動力が良いのはけっこうなことだが、それが仇となって突っ走ってしまうところが短所」
姫「いつ車か自転車に轢かれてしまうかハラハラしちまうもんな。目が離せねえ」
神「まだまだ親から発たせるには早いよな…。おまえも同じ意見か?」
姫「はじめの長所は愛くるしいところだな。短所は父さんと母さんの情事中のバスの中に入ってこようとする…」
神「ガキの前で言うんじゃねえよ!!」
は「?」
神「たつやの長所は、普通の猫より頭が働くところか…。短所はそのせいで難しく考えようとするところだな」
た「気軽に考えてたら野良ネコ界では生きてけねーんだぜ、おふくろ」
神「こういうところてめーにソックリだな」
姫「あとこいつの短所はオレの言ったこと真に受け過ぎ」
た「おふくろの尻尾の根本がカンジヤスイってことも昨日親父から聞いた」
神「だからてめーはガキに何吹き込んでんだ!!!」
猫パンチ!
姫「ごはっ。マタタビで酔っててつい…」
神「禁酒しろ!!」
姫「それより、次の質問“はじめ君とたつや君はお互いのことをどう思っていますか?”に答えねえと」
は「オレ? たつやのことスッゲー好きだぞ。大事だし、まさに頼れる兄貴ってカンジで…」
た「………っ」
は「たつや? なに頭抱えてんだ?」
た「おまえ、「好き」の意味わかってんのか…?」
は「???」
た「……わかってねーよ…」
は「たつやはオレのこと嫌いか?」
た「……好きだ」
は「なーんだ、よかった」
た(言葉の重さが違う…!!)
姫「たつや、おまえの短所はそこだっつーの。大人になるまで待ってやれって」
神「そこ、なにコソコソ話してんだよ」
は「ずるいぞ! オレも入れろよ!」
た「…当分かかりそうじゃねーか。絶対おふくろも昔あんなだったって」
姫「……………」
否定はしない父親だった。
姫(似るよなぁ、親に…)
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