真犯人を見つけましょう。
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翌日、神崎は無事釈放された。
親とその部下達に出迎えられ、犯人を捕まえた姫川達にはそのあと公園で落ち合った。
そして数時間後、神崎達はとあるオシャレなカフェにいた。
「……確かに、犯人捕まえたくれたおまえらには感謝してるけどよぉ…。戻ってきて早々、なんの罰ゲームなんだ?」
公園で姫川達に会って早々、神崎はいきなりヒゲを剃られてピアスを外され、メイクを施され、姫川が持ってきた服を着せられてしまった。
今、神崎は長髪のヅラを被せられ、水玉模様のワンピースを着て同じく女装した姫川達と一緒にケーキバイキングを楽しんでいる(?)。
「ここ、毎週水曜日がレディースデイだからね。お得お得♪」
「言いだしっぺはてめーか、夏目」
「このままオレ達だけ女装で終わらせると思うなよ?」
助けられた手前、神崎はきっぱりと断ることができなかった。
「女装デートもオツなモンだぜ? …帰ったら女装プレイでもするか?」
恥ずかしげもなく堂々と誘ってくる姫川に、神崎はその顔にケーキを投げつけてやりたくなる衝動を堪える。
「けど…、さすがに城山先輩はムリがあるでしょう」
「「「「……………」」」」
城山は、明らかに客と店員の怪訝な視線の的になっていた。
「そうですねぇ。やはりガタイがいいと…」
「「「「おまえが言うなっっ!!!」」」」
呼んだ覚えもないのに、女装したアランドロンはちゃっかり古市の隣の席を確保し、チョコケーキを頬張っていた。
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