ホワイトデートしましょう。
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翌日、姫川は学校で注文の品を神崎に渡した。
「焼き増ししてきたぞ」
「………てめーよぉ…」
それを受け取った神崎の額に青筋が浮き上がり、神崎は立ち上がり、バンッ、とコブシで机を叩いて身を乗り出し、目の前の姫川を睨みつけた。
「オレは焼き増ししてこいっつったんだよ! 引き伸ばせなんて一言も言ってねえよっ!!」
姫川が持ってきたのは、昨日の写真を引き伸ばしたものだった。
壁一面に貼れそうなポスターだ。
広げて見た神崎は怒りで体と声を震わせた。
なのに、姫川はドヤ顔とともに言い放つ。
「そう言うな。オレはもう部屋に貼った!」
「今すぐ帰って剥がしてこいっっ!!」
客が来たらどう説明するつもりだ、と朝の教室で騒ぐ神崎。
それを自分の席から見守る城山と夏目。
「怒ってるわりには、持ってるもの(ポスター)破こうとしないんですね、神崎さん…」
「握りもしないよね(笑)」
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