勉強の時間です。
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理科(担当:因幡)
因「注目ー。おまえらには遊びつきで教えないと頭入らないだろ。ということで、実験道具パク…ッ、いや、借りてきた」
神「パクってきたんだろ?」
教卓の上には、ビーカーや試験管、薬品が並べられている。
因幡も律儀に白衣を着ていた。
因「じゃあ、最初は…」
因幡はビーカーに入れた水を見せつける。
因「ただいまこの水の温度は23℃。これが0℃になったらどうなる?」
神「冷たい」
男「ぬるい」
東「0℃ってどんなカンジ?」
因「こんなカンジだよっ!!」
いきなりビーカーの水が凍りついた。
東男「凍った!!?」
神「スゲェ! 手品か!?」
姫「明らかにマイナス点いってるよな、その凍り方」
陣「気のせいか? 周りの空気まで冷たい」
英語(担当:姫川)
姫「早くもうつむいてんじゃねーよ。前を見ろ。オレを見ろ」
神「ひめせんせー、英語ってなんですかー?」
男「ひめせんせー、英語って必要ですかー?」
東「ひめせんせー、おなか痛くなってきましたー」
姫「必要だから5教科に入ってんだろ! 今からてめーらを国外追放してやろうかっ」
神「そもそもてめー英語なんてできるのかよ?」
姫『ガキの頃にワールドニュースも見てたからな。てめーよかなんぼかできるぜ、バーカ』
神「日本語で喋れや!! 今バカっつったか!!?」
因「それはわかったのか」
姫「テストに出るのは基礎の基礎だ。しっかりやれよ、バカ共」
神「問題出される前に殺すか、あいつ」
姫「物騒なこと言ってんじゃねーよ。どこの暗殺教室だ」
因「いいから早く始めろよ」
姫「じゃあ、“私は日本人です”を英語で言ってみろ、神崎」
神「アイムジャパン!!」
姫「ジャパニーズだ!! 今間違えたとこ、10回以上ノートに書きやがれ!! ちなみに道連れ式だから男鹿と東条もな!」
東男「ええええ」
姫「どうせてめーらも同じ間違いすんだろが!」
うんうん、と因幡と邦枝と陣野と古市が納得して頷く。
姫「じゃあ次。“これはペンです”。言ってみろ、東条。…ディス…?」
東「……ディ………ッ」
そこで突如、口を押さえる東条。
男「…? どうした? 虫歯か?」
東「ひたはんだ(舌噛んだ)」
姫「弱すぎだろ!!!」
間違えたところは書きまくる。
姫「“私はあなたを愛してます”。これ、神崎」
神「…は?」
姫「読めよ。簡単だろ」
神「…………アイ…、ラブ……ッ」
姫「聞こえねえよ。書かせるぞ」
東男「書かせるなよ!!?」
神「……アイ…」
因(ピュアかっっ!!)
ケータイでこっそり録画中。
ベ「あいっ! だぶっ! うー!」
姫「ボクちゃん正解」
全((((かわいいなぁ…))))
恥ずかしがる神崎の代わりに答えたベル坊に、場が和みました。
算数(担当:古市)
古「A君がB君とC君に10個のチョコレートを自分を含め均等に分け与えました。何個ずつ分け、何個余ったでしょう?」
男「そんなの、BとCに1個ずつあげて、残りはAが隠したに決まってんだろ」
東「そうか! だから8余るわけだな」
神「チッ。せこい奴だぜ、A」
古「A君を勝手にいやしくすんなっ!!」
因「古市、ここは智将らしく、こいつらに合った問題を出したらどうだ?」
古「え―――…じゃあ…、男鹿からヨーグルッチを3個、姫川先輩から3個、因幡先輩から4個、神崎先輩はそれをもらって夏目先輩と城山先輩に2個ずつあげました。残りは…」
神「6ヨーグルッチ」
古「即答!!?」
顔つきも真剣なことに驚かされる。
古「じゃ…、じゃあ、東条先輩は大きなテディベアを3000円を出して買いました。おつりは1420円です。テディベアは…」
東「1580円のクマちゃん…!! オレも欲しい…!!」
貧乏で買えないのか、涙が滲んでいる。
古「正解ですけど問題は最後まで聞いてください! 次、男鹿! 他校の不良が5秒に一人ずつ殴りかかっては返り討ちにします! 1分で何人殴りかかってぶっとばした!?」
男「12人!!」
ベ「ダブッ!」
正解!
因陣邦姫「おおー」
姫「なるほど、この路線だな」
因「発想力が自分都合だけどな」
問題文も3人にあったものを考えることにした。
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