因「今週も始まりましたー。質問コーナー、“質問募集中です。”！ 今週のゲストは３人！ …初登場、オレの母親・因幡コハル！」

コ「どうもー。いつも桃ちゃんがお世話になっています」

因「母さん、ここで「桃ちゃん」言うのやめて」

コ「今回私が呼ばれたってことは、私に対しての質問があるのね」


因（聞いちゃいねえ…）


因「そういうこと。それで残りのゲストなんだけど…。まあ、皆様お待ちかねの神崎と姫川でーす！」


しーん。


因「……あれ？ ２人ともー。入ってきていいぜー？」


しーん。


因「おい…。まさか…」

男「なあ、預りモンあるんだけど」

因「あ、男鹿」


“アレルギーが発症したので休みます。姫神”


因（アレルギーってなんだ!? コハルアレルギーかっ!!）


コ「あら、残念。愛の逃避行？」


因（まあ、２人が逃げ出す気持ちはわかる）


因「残念ながら、今日は姫神が逃げました。このまま進行していくかー。親子２人でラジオかー」

コ「ラビットネーム：凛さんの質問！」

因「勝手にやるなっ」

コ「“コハルさんは最初からすでに姫神に反応していましたがどこらへんでそれを感じ取ったのですか？コハルさんが姫神にハマった決定打、萌えポイントのようなものがあればぜひ教えて下さい”。はーい、お答えしますよ、凛さん。あの時はネタとシメ切に切羽つまっていたので…」

因「…ぶっちゃけ、正常な判断ができなかった？」

コ「それもあるわ。学園ものでなにかないかと考えたときに私のもとに舞い降りたのが…、２人の天使！」

因「むしろ天使のお迎えがくるとこだったってさ」

コ「最初は仲悪そうなのに、いざとなったら息がピッタシってところにも惹かれたわ。それにコーヒーで確認してみたら、予想以上に対照的。最初から仲が良いと刺激が足りないわ。２人が帰ったあと、２人をモデルに、そして桃ちゃんの話を聞くたびにネタが泉のように湧きあがる湧きあがる。一番の萌えはなんといっても、ギャップ!!」


いい表情。


因「長々とどうも……」


因（…オレもすっかり影響されちまったなぁ）


コ「あの２人のおかげで、新刊も大好評発売中よ！ アニメ化の話も…」

因「絶対やめて！ そろそろ２人にバレるから!!」

コ「ふふ。大袈裟ねぇ。桃ちゃん」


因（笑いごとじゃねえんだよ！ 犯罪の話してんだよ！）


因「そんな母の描く、“ヨーグルッチとリーゼント”。ただいま３巻好評発売中。２人に聞かれる前に、また来週！」


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