ただの日記には書ききれません。
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「5名様ご入店でーす」
因「焼き肉食べ放題とか家族でしか来たことねーわ」
姫「オレなんて初めてだ」
神「いい肉が食えるもんな。帰っていいんだぜ」
夏「まあまあ、食事の時くらい仲良くしようよ」
因「スイッチ入れるぞ」
城「普通は店員がやるものだろ」
因「どーせ頼むんだからいいだろ。すんませーん注文いいっスかー?」
姫「気が早ぇな」
神「とりあえず適当に頼むか。オレ腹減ったし」
因「えと、スペアリブ1人前、やみつきキャベツ1つ、キムチ1つ」
神「親父かっ。あ、オレ、ユッケ…がメニューにない」
姫「全国の焼き肉店が販売中止にしてるだろ。ニュース見ろよ」
夏「怖いよねー」
神「とうもろこし、てっちゃん、サンチュ、あ、ウィンナーも」
因(言い方かわいいんですけど)
姫「トントロ、ハラミ…、ホルモン…、コリコリ…、ぶっかけうどんも頼もうかな…」
因(言い方エロいんですけど)
城「焼き野菜の盛り合わせ」
夏「角切りカルビ、骨付きカルビ、タン塩も」
因「上ロース、上ハラミ、ミノ、ロース、海鮮の盛り合わせ、豚カルビ、たまごスープ、ビビンバ、クッパ、それとごはん大盛り」
姫神「食うよなぁ」
夏「じゃあとりあえずそれで」
数分後。
因「きたきた♪」
姫「よりどりみどりの肉ばかりだな」
神「値段で決めるなよ? ここのは美味いんだからな」
城「焼いていきますね」
姫「そう言えば誰だっけ、焼き肉行こうって言いだしたの」
夏「神崎君じゃなかったけ」
因「そうそう。なんでか肉の話になって、安物の肉をバカにすんじゃねえって、オレがいいとこ連れてってやるって」
姫「なんで肉の話に…」
神「最初は胸の話から入って…」
因「どういう飛躍!? こえーよっ!!」
夏「あ、もう肉いいんじゃない?」
神「もらったぁっ!!」
姫「てめコラ! オレの領域からとってんじゃねえ!!」
因「オレを挟んで肉取り合うな見苦しいっ!!」
夏「こんなにあるんだから落ち着いて食べなよ」
城「夏目、それはまだ赤みがあるから取らない方がいいぞ」
夏「鶏肉って時間かかるよねー」
因「あ、美味い」
神「城山、甘口のタレとってくれ」
城「どうぞ」
姫「甘口とかガキか。男なら辛口だろ」
因「辛口だろ」
夏城「中辛」
神「っせーな! 好きにつけさせろよっ」
因「けほけほっ。ちょっと火ぃ強くねえか? 焦げくさい。目にしみる」
神「換気扇きいてんのか?」
夏「あ、上にあるのか、換気扇」
神「つか、てめーのリーゼントが換気の邪魔になってんだろ! 下ろせよっ!」
因「臭いもつくぞ」
姫「やめろ触んな」
神「下ろすのが嫌なら曲げるか」
姫「曲げるなっ!!」
城「クシ持ってるぞ」
夏「なんで城ちゃんクシ持ってるの?」
姫「ったく、まさか焼き肉店で髪を下ろすことになるとは…」
因「最悪燃えるからな、ソレ」
神「ほらほら拾え拾え。焦げてるぞ」
夏「ちゃんと見てるね」
城「因幡、他の野菜も食え。キャベツばっか食ってないで」
因「オカンか」
神「あ、こっち、ごはん追加ー。大盛りで!」
因「オレもー!」
夏「ホントよく食べるよねー」
姫「なのにオレらよりちっちゃいんだな」
因神「それは言うなよっ!」
姫「神崎、ほっぺにタレついてんぞ」
神「ん」
姫「逆だ。拭いてやるからこっち寄れ。ガキかてめーは。こんなに口の周りも汚しやがって」
神「むぐぐ」
因夏城「!!」
姫神「………なんだよ」
因夏「ないわー(笑)」
姫神「焼くぞてめーらっ!!」
因「姫川、席交代してやろうか?」
姫「いらねーよっ!」
東「すみませーん、ラストオーダーの時間になりましたー」
因姫神夏城「東条!!?」
神「なにし…」
東「バイトだ」
因「おまえ今日学校にも来ないで…」
夏「そろそろ留年するよ」
神「つうかもうラストオーダーかよ」
姫「そんなに話したっけ?」
東「デザートはどうする?」
因姫神夏城「スペシャル杏仁豆腐で!」
東「まいど!」
「またの御来店を!」
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