12:新しい巣です。
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2日後、石矢魔総合病院前にて。
「「あ」」
城山と夏目を後ろに連れた神崎と、姫川は偶然バッタリと出会った。
2人の手には、見舞い品の入った籠を持っている。
「やぁ、姫ちゃん」
「見舞いか?」
「あ…、ああ…」
「てめーのケガの方はもういいのか?」
神崎は姫川の顔を覗きこみ、ツン、と右腕をつつく。
「触んな。まだ痛てぇよ!」
姫川は痛みに顔をしかめ、コブシを軽く神崎の左肩を叩いた。
その痛みに神崎は軽く飛びあがる。
「てめー、倍返しかっ」
病院の前でつつき合いと叩き合いをする2人に、夏目は耐えきれずに笑いだす。
「すっかり仲良くなってる…」
「…そうか?」
夏目と一緒にその様子を眺める城山は、ムッと嫉妬を覚えた。
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