平和の事実


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闇の底で一つの青い光が揺らめいていた。



心臓が脈動する様に、光は、強くなったり、弱くなったり、


大きくなったり、小さくなったりを繰り返している。

耳を澄ませばトクン・・・トクンと言う心音も聞こえる。



「ニハ・・・すばらシぃ。コレが、Dr,リルト様が探してる、紺碧ノ気カァ」


一つの影がユラリと光に近づき、それに触れようとする。

だが、指先が光に触れるか触れないかの直後、影と光の間に激しいスパークが起こった。

それに驚いて、影は差し出した腕を引っ込める。


「ニア"ッ!・・・・・・チッ、生意気ニ拒絶してるニャ。なら、とっとと全部の気ヲ吸い付クシテ、早クDr・リルト様ニ、我ガ力ニしてもラうニャ・・・・。ニハ。ニハハハ。さぁ!!!行ってこいレートルマン!!!みんなで仲良ク行ってくるノニャ!!!!ニハハハハハハハハ!!!!!!」








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