平和の事実
私の目の前に物凄く、怒った人がいる。
まぁ、彼の場合は多分、これが普通なんだろう。
眉間に、凄まじい本数のシワをよせ、腕を組んで私を睨み付けるその姿は
めちゃめちゃ怖い。
ここはカプセルコーポレーションのキッチン。
ただで泊めてもらって、何もしない訳にもいかないし、せめて何か手伝おうと、夕飯作りの助手を買ってでた私。
人の何倍も食べるサイヤ人&サイヤ人混血の夕飯を作るブルマさんの精神力の偉大さを痛感しつつ、料理の盛り付けをしていたら
いきなり背後から怒鳴り付けられた。
ビックリして振り替えると、目の前にトレーニングを終えたらしいベジータが、タオルを肩にかけて仁王立ちしていた。
ちなみに、ブルマさんは先に出来上がった料理をテーブルに運びにいっている。
・・・・ある種ラスボスな彼を、私1人で相手をするのか。
その場で凍り付いている私に、ベジータの眉間のシワの本数がさらに増える。
「おい!誰だと聞いているんだ!!」
「は、はははいっ!美波といいます」
その迫力に、思わず直立不動の姿勢をとる私。
「そんなところで、何をやってやがる」
「あの、夕飯のお手伝いを・・・。すいません。ブルマさんにお願いして、しばらくご厄介になることになった者何ですか・・・」
「そんな話、俺は聞いてないぞ。」
「ははは・・・。・・・・な、何だか・・・そうみたいですね」
笑って誤魔化すと、今度は額の血管が浮き出てきた。
「ちっ、奇妙な気しやがって。・・・・おい!!ブルマッ!!!何処にいやがる!!!!」
・・・・すごいド迫力。
そんな悪い人じゃないと、わかっていても、足がすくむはこれは。
その怒鳴り声を聞き付けて、ブルマ・・・・・いや、何かみんなが集まって来た。
「もぅ!!うるさいわねぇ!何よ。」
とブルマさん。
その後にトランクス。
続いてブリーフ博士に
ブルマのお母さん。
それと・・・
「パパどうしたのっ??」
小さいトランクス・・・。
なぜかキッチンの窓から、ひょっこりと入ってきた。
この状態を何と呼ぼう。
混乱。
混沌。
あ、何か。ドラゴンボールのアニメのオープニングであったよね。
ハチャメチャが押し寄せてくる~♪
ってフレーズ。
まさにあんな感じだ。
最初、水を打ったら様に、シーンとその場が静まりかえり、それから全員がバラバラに騒ぎ始めた。
「ちょっとベジータあんた、美波ちゃんに怖い顔して、怒鳴ったんじゃないでしょうね。・・・美波ちゃんごめんね。怖かったでしょ??大丈夫!別にとって食べたりはしないからね。」
「なっ!?・・・おい、俺はこんなガキの話聞いてないぞ!!」
とブルマさんとベジータ。
「おや。そこにいるのは、未来から来たトランクス君じゃないかね?」
「お久しぶりです。おじいさんおばあさん。挨拶が遅れてすみません。」
「あらぁ!ホントに久しぶりねぇ~。ハンサムになって~。さすがベジータちゃんの子ね」
と、のほほんと和むブリーフ博士と、実の孫の腕にぶら下がり、恋人にする様に頬をよせるブルマのお母さん。
そして
「ママ。女の子誰?・・・・・・それに、このお兄ちゃん・・・・・・・・あ・・・れ?」
多分、自分とまったく同じ気を感じて驚いてるんだろうな。
小さいトランクスは、困惑した様子で、未来から来た、もう一人の自分を見つめている。
未来から来たトランクスは、困惑する自分にニコリと笑いかけた。
「大きくなったな。俺」
「う、うわぁぁぁぁ!!何だよ。気持ち悪りぃ!!」
「大体あんた、いつも愛想悪すぎるのよ。たまには、にっこり笑ってみたら?」
「その前に、このガキの説明をしろぉー!!」
「ねぇ!ママ!!このお兄ちゃん誰なの!?何で、俺と同じ気してるの!!?」
ハチャメチャが押し寄せてくる~♪
うん。ハチャメチャだわ。
ブリーフ博士とトランクスが、みんなをなだめようとし始めたけど、ブルマさん、ベジータ、小さいトランクスの暴走はとまらない。
・・・・しょうがない。
このままじゃ収拾つかないし。
私は深くため息をつくと、思いっきり、息を吸い込んだ。
「うるさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいっっっ!!!!!!!!!」
声のデカさには、自信あるぞ。
一気にその場が静まり返り、全員が私に注目する。
私は息を整えながら、困ったように笑ってみせた。
「と、とりあえず、順番に整理していきませんか。」
「そ、そうね・・・。」
まぁ、彼の場合は多分、これが普通なんだろう。
眉間に、凄まじい本数のシワをよせ、腕を組んで私を睨み付けるその姿は
めちゃめちゃ怖い。
ここはカプセルコーポレーションのキッチン。
ただで泊めてもらって、何もしない訳にもいかないし、せめて何か手伝おうと、夕飯作りの助手を買ってでた私。
人の何倍も食べるサイヤ人&サイヤ人混血の夕飯を作るブルマさんの精神力の偉大さを痛感しつつ、料理の盛り付けをしていたら
いきなり背後から怒鳴り付けられた。
ビックリして振り替えると、目の前にトレーニングを終えたらしいベジータが、タオルを肩にかけて仁王立ちしていた。
ちなみに、ブルマさんは先に出来上がった料理をテーブルに運びにいっている。
・・・・ある種ラスボスな彼を、私1人で相手をするのか。
その場で凍り付いている私に、ベジータの眉間のシワの本数がさらに増える。
「おい!誰だと聞いているんだ!!」
「は、はははいっ!美波といいます」
その迫力に、思わず直立不動の姿勢をとる私。
「そんなところで、何をやってやがる」
「あの、夕飯のお手伝いを・・・。すいません。ブルマさんにお願いして、しばらくご厄介になることになった者何ですか・・・」
「そんな話、俺は聞いてないぞ。」
「ははは・・・。・・・・な、何だか・・・そうみたいですね」
笑って誤魔化すと、今度は額の血管が浮き出てきた。
「ちっ、奇妙な気しやがって。・・・・おい!!ブルマッ!!!何処にいやがる!!!!」
・・・・すごいド迫力。
そんな悪い人じゃないと、わかっていても、足がすくむはこれは。
その怒鳴り声を聞き付けて、ブルマ・・・・・いや、何かみんなが集まって来た。
「もぅ!!うるさいわねぇ!何よ。」
とブルマさん。
その後にトランクス。
続いてブリーフ博士に
ブルマのお母さん。
それと・・・
「パパどうしたのっ??」
小さいトランクス・・・。
なぜかキッチンの窓から、ひょっこりと入ってきた。
この状態を何と呼ぼう。
混乱。
混沌。
あ、何か。ドラゴンボールのアニメのオープニングであったよね。
ハチャメチャが押し寄せてくる~♪
ってフレーズ。
まさにあんな感じだ。
最初、水を打ったら様に、シーンとその場が静まりかえり、それから全員がバラバラに騒ぎ始めた。
「ちょっとベジータあんた、美波ちゃんに怖い顔して、怒鳴ったんじゃないでしょうね。・・・美波ちゃんごめんね。怖かったでしょ??大丈夫!別にとって食べたりはしないからね。」
「なっ!?・・・おい、俺はこんなガキの話聞いてないぞ!!」
とブルマさんとベジータ。
「おや。そこにいるのは、未来から来たトランクス君じゃないかね?」
「お久しぶりです。おじいさんおばあさん。挨拶が遅れてすみません。」
「あらぁ!ホントに久しぶりねぇ~。ハンサムになって~。さすがベジータちゃんの子ね」
と、のほほんと和むブリーフ博士と、実の孫の腕にぶら下がり、恋人にする様に頬をよせるブルマのお母さん。
そして
「ママ。女の子誰?・・・・・・それに、このお兄ちゃん・・・・・・・・あ・・・れ?」
多分、自分とまったく同じ気を感じて驚いてるんだろうな。
小さいトランクスは、困惑した様子で、未来から来た、もう一人の自分を見つめている。
未来から来たトランクスは、困惑する自分にニコリと笑いかけた。
「大きくなったな。俺」
「う、うわぁぁぁぁ!!何だよ。気持ち悪りぃ!!」
「大体あんた、いつも愛想悪すぎるのよ。たまには、にっこり笑ってみたら?」
「その前に、このガキの説明をしろぉー!!」
「ねぇ!ママ!!このお兄ちゃん誰なの!?何で、俺と同じ気してるの!!?」
ハチャメチャが押し寄せてくる~♪
うん。ハチャメチャだわ。
ブリーフ博士とトランクスが、みんなをなだめようとし始めたけど、ブルマさん、ベジータ、小さいトランクスの暴走はとまらない。
・・・・しょうがない。
このままじゃ収拾つかないし。
私は深くため息をつくと、思いっきり、息を吸い込んだ。
「うるさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいっっっ!!!!!!!!!」
声のデカさには、自信あるぞ。
一気にその場が静まり返り、全員が私に注目する。
私は息を整えながら、困ったように笑ってみせた。
「と、とりあえず、順番に整理していきませんか。」
「そ、そうね・・・。」