龍が如く 1
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「……子供か」
家に帰ってきて第一声、真島はツッコんだ。
ソファーで真島のシャツを抱きしめながら寝ている恋人、桐生一馬。
洗濯物を畳んでいる最中に寝たらしい。
しゃーないなぁ、独り言を呟き頭を掻きながら買ってきたものを冷蔵庫にしまっていく。
待っているのも暇なので洗濯物の続きをしながら大男が起きるのを待つ。
― ― ―
「………いや寝過ぎやろ」
喉が渇き、コーヒーを淹れに台所へ。
桐生の元へ戻り、飲みながらテレビを見る。
画面の左上に表示されている時計を見ると時刻は「13:17」。
朝、真島が東城会本部に呼び出されて家を出たのが6時過ぎ、本部を出たのが10時丁度で、買い物をして帰ってきたのが11時半頃。
その時には寝ていたので、約2時間は寝ている。
人の洗濯物を抱きしめたまま。
「いい加減腹減ったし、起こすかぁ…。
ほれ桐生ちゃん、起きぃや。
昼飯食いそびれんでぇ」
「…んん……」
肩を揺らしながら声をかけると、唸りながら余計に洗濯物を抱きしめる。
「……いや起きろや」
テーブルに置いてあった新聞でパァン!と叩く。
すると、眉間に皺を寄せながら目が開いた。
「…なんだ、兄さんか」
「なんだ、ちゃうわアホ。
どんだけ寝てんねん、コアラか」
「俺はコアラじゃねーよ」
「例えやっちゅーねん」
「…いつ帰ってきたんだ?」
「昼前や。
誰かさんがワシの洗濯物大事そうに抱きしめて寝とったからなぁ〜、そっとしておいてやったんよ」
「…すまん」
「別に怒ってないわ、ほれ、飯作んで」
「あぁ」
少々眠気が残った顔で頭を掻きながら桐生は腰をあげた。
真島はその間抜け面にキスを一つ。
固まった桐生を放って台所へ向かう。
冷蔵庫から食材を取り出していると急に手を引かれ壁に押し当てられた。
目の前には獣が一匹。
「煽るだけ煽って後は放置か」
「はっ、我慢も出来へんのかい」
「アンタの前じゃ我慢なんざ出来やしねぇやよ」
「キスだけで発情かいな、お盛んやなぁ」
「責任、取ってくれるんだろ?」
「天国見せたるわ」
桐生は真島を抱きしめて煽られるがままに貪り食う。
強い快感に真島は少しだけ後悔した。
むやみやたらに煽るもんじゃないと。
気がつけば時刻は14時。
次からは飯はちゃんと食ってからにしよう。
― ― ―
「……腰痛い」
「……すまん」
「がっつき過ぎやろ」
「アンタがエロいのがわr「あ?」…なんでもない」
体中キスマークやら噛み痕やらで酷い事になっている。
腰も痛くて起きる事すらままならない。
遅めの昼食はうつ伏せの状態で食べた。
「こない行儀悪いと、親父に怒られそうやな」
「フッ、そうだな」
桐生が屈んでキスを一つ。
親父には悪いが、たまには悪くないかと真島はサンドイッチを頬張った。
-終-
家に帰ってきて第一声、真島はツッコんだ。
ソファーで真島のシャツを抱きしめながら寝ている恋人、桐生一馬。
洗濯物を畳んでいる最中に寝たらしい。
しゃーないなぁ、独り言を呟き頭を掻きながら買ってきたものを冷蔵庫にしまっていく。
待っているのも暇なので洗濯物の続きをしながら大男が起きるのを待つ。
― ― ―
「………いや寝過ぎやろ」
喉が渇き、コーヒーを淹れに台所へ。
桐生の元へ戻り、飲みながらテレビを見る。
画面の左上に表示されている時計を見ると時刻は「13:17」。
朝、真島が東城会本部に呼び出されて家を出たのが6時過ぎ、本部を出たのが10時丁度で、買い物をして帰ってきたのが11時半頃。
その時には寝ていたので、約2時間は寝ている。
人の洗濯物を抱きしめたまま。
「いい加減腹減ったし、起こすかぁ…。
ほれ桐生ちゃん、起きぃや。
昼飯食いそびれんでぇ」
「…んん……」
肩を揺らしながら声をかけると、唸りながら余計に洗濯物を抱きしめる。
「……いや起きろや」
テーブルに置いてあった新聞でパァン!と叩く。
すると、眉間に皺を寄せながら目が開いた。
「…なんだ、兄さんか」
「なんだ、ちゃうわアホ。
どんだけ寝てんねん、コアラか」
「俺はコアラじゃねーよ」
「例えやっちゅーねん」
「…いつ帰ってきたんだ?」
「昼前や。
誰かさんがワシの洗濯物大事そうに抱きしめて寝とったからなぁ〜、そっとしておいてやったんよ」
「…すまん」
「別に怒ってないわ、ほれ、飯作んで」
「あぁ」
少々眠気が残った顔で頭を掻きながら桐生は腰をあげた。
真島はその間抜け面にキスを一つ。
固まった桐生を放って台所へ向かう。
冷蔵庫から食材を取り出していると急に手を引かれ壁に押し当てられた。
目の前には獣が一匹。
「煽るだけ煽って後は放置か」
「はっ、我慢も出来へんのかい」
「アンタの前じゃ我慢なんざ出来やしねぇやよ」
「キスだけで発情かいな、お盛んやなぁ」
「責任、取ってくれるんだろ?」
「天国見せたるわ」
桐生は真島を抱きしめて煽られるがままに貪り食う。
強い快感に真島は少しだけ後悔した。
むやみやたらに煽るもんじゃないと。
気がつけば時刻は14時。
次からは飯はちゃんと食ってからにしよう。
― ― ―
「……腰痛い」
「……すまん」
「がっつき過ぎやろ」
「アンタがエロいのがわr「あ?」…なんでもない」
体中キスマークやら噛み痕やらで酷い事になっている。
腰も痛くて起きる事すらままならない。
遅めの昼食はうつ伏せの状態で食べた。
「こない行儀悪いと、親父に怒られそうやな」
「フッ、そうだな」
桐生が屈んでキスを一つ。
親父には悪いが、たまには悪くないかと真島はサンドイッチを頬張った。
-終-
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