JUDGE EYES 1
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― ― ―
帰宅後、幸せなひと時から絶望のどん底にいるゴリラが一匹。
海藤はフィアンセである美希子にどう説明するか考えていなかった。
美希子が帰宅するまであと40分。
うーんうーんと考えているが、良い言葉が見つからない。
先に帰宅していた准は東の指にはめられている指輪をまじまじと見ていた。
「すっげー、海藤のおっさんやるじゃん!
よかったな、東のおっさん!」
「あぁ、そうだな」
「……まだ唸ってるよ…。
おっさん、大丈夫だって!
母ちゃんだったらすぐに受け入れてくれるって!」
「そんな事、俺が一番わーってるよ!」
ガチャガチャ、ガチャン
「「っ!!」」
「あ、帰ってきた」
「ただいまぁ〜」
「おかえり、母ちゃん」
「おかえりなさい、美希子さん」
「お、おかえり…」
「ただいま。
はぁー汗びっしょり!お風呂入っても良い?」
「おぅ!もう沸いてるぜ!」
「ありがとう、准」
靴を脱ぎながら手で顔を仰ぐ美希子。
准に礼を良い脱衣所に消えていった。
「……よし、美希子が風呂から出たら言う!」
「頑張れよ、おっさん!」
「おぅ!」
美希子が風呂から出て着替えて出てきたところで海藤は滑るように土下座した。
「わっ!」
「美希子すまん!!」
「……はい?」
「実は……9年前から東と付き合ってるんだ!
今まで黙っててすまん!!」
「すんませんでした!!」
東も海藤の横で土下座する。
それを見て美希子が口を開いた。
「…知ってたけど?」
「「「え?」」」
美希子の言葉に土下座二人組と准は目を丸くした。
「しっ…知ってたのか?」
「えぇ。
貴方と再開して、一緒に暮らすってなった時ぐらいかな?
正治さんを見る東くんの目を見て一目で分かったわよ」
「…マジっすか」
「マジっす。
いつ言ってくれるのかなぁ〜って待ってたんだから。
それに……」
「「それに?」」
「東くんの首筋のキスマークもチラチラ見えてたしねぇ」
「っ!!」
美希子の言葉に顔を真っ赤にして首元を隠す東。
その後ろで顔に手をやり「あ〜ぁ」と言わんばかりに准が呆れる。
「兄貴!!
だから言ったじゃないすか!!
人から見える位置に付けるなって!!」
「わ…悪かったって!
お前があまりにも嫌がるから可愛くてついイタズラ心で……」
「それだけじゃないわよ」
「あ?」
「正治さん、知らないでしょ。
台所に立ってる東くんのお尻触ったり抱きしめてキスしてる所、私見てるのよ?」
「マジか……」
「……」
「っ〜!!」
まさかの発言に、東はさらに顔を赤くし准は呆れ果てた。
海藤は1ヶ月、お預けをくらってしょぼくれたとか。
三人に内緒で美希子が東用のウェディングドレス作り出してるとかそうでないとか…。
-終-
帰宅後、幸せなひと時から絶望のどん底にいるゴリラが一匹。
海藤はフィアンセである美希子にどう説明するか考えていなかった。
美希子が帰宅するまであと40分。
うーんうーんと考えているが、良い言葉が見つからない。
先に帰宅していた准は東の指にはめられている指輪をまじまじと見ていた。
「すっげー、海藤のおっさんやるじゃん!
よかったな、東のおっさん!」
「あぁ、そうだな」
「……まだ唸ってるよ…。
おっさん、大丈夫だって!
母ちゃんだったらすぐに受け入れてくれるって!」
「そんな事、俺が一番わーってるよ!」
ガチャガチャ、ガチャン
「「っ!!」」
「あ、帰ってきた」
「ただいまぁ〜」
「おかえり、母ちゃん」
「おかえりなさい、美希子さん」
「お、おかえり…」
「ただいま。
はぁー汗びっしょり!お風呂入っても良い?」
「おぅ!もう沸いてるぜ!」
「ありがとう、准」
靴を脱ぎながら手で顔を仰ぐ美希子。
准に礼を良い脱衣所に消えていった。
「……よし、美希子が風呂から出たら言う!」
「頑張れよ、おっさん!」
「おぅ!」
美希子が風呂から出て着替えて出てきたところで海藤は滑るように土下座した。
「わっ!」
「美希子すまん!!」
「……はい?」
「実は……9年前から東と付き合ってるんだ!
今まで黙っててすまん!!」
「すんませんでした!!」
東も海藤の横で土下座する。
それを見て美希子が口を開いた。
「…知ってたけど?」
「「「え?」」」
美希子の言葉に土下座二人組と准は目を丸くした。
「しっ…知ってたのか?」
「えぇ。
貴方と再開して、一緒に暮らすってなった時ぐらいかな?
正治さんを見る東くんの目を見て一目で分かったわよ」
「…マジっすか」
「マジっす。
いつ言ってくれるのかなぁ〜って待ってたんだから。
それに……」
「「それに?」」
「東くんの首筋のキスマークもチラチラ見えてたしねぇ」
「っ!!」
美希子の言葉に顔を真っ赤にして首元を隠す東。
その後ろで顔に手をやり「あ〜ぁ」と言わんばかりに准が呆れる。
「兄貴!!
だから言ったじゃないすか!!
人から見える位置に付けるなって!!」
「わ…悪かったって!
お前があまりにも嫌がるから可愛くてついイタズラ心で……」
「それだけじゃないわよ」
「あ?」
「正治さん、知らないでしょ。
台所に立ってる東くんのお尻触ったり抱きしめてキスしてる所、私見てるのよ?」
「マジか……」
「……」
「っ〜!!」
まさかの発言に、東はさらに顔を赤くし准は呆れ果てた。
海藤は1ヶ月、お預けをくらってしょぼくれたとか。
三人に内緒で美希子が東用のウェディングドレス作り出してるとかそうでないとか…。
-終-
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