JUDGE EYES 1
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「兄貴、良い加減起きてください」
「んん〜……ぐごぉー…」
「……はぁ」
今日は朝早く起きて二人で飯食って二人で出かける、と昨日海藤が言った。
だが当の本人は東の膝に抱きつきいびきをかいている。
東はスゥー…と息を吸って大声をあげた。
「兄貴!カチコミっス!!」
「何!?どこの奴だ!!
親父は無事なのか!!?」
「……ブッ」
「…あれ?家?
……親父は?カチコミは?」
「おはようございます、兄貴」
「お…おはよう………?」
「顔、洗ってきてください」
「あ?……お、おう」
寝ぼけて周りをキョロキョロ見渡す海藤を洗面所へ行くように促す。
頭を掻きむしりながらいまだに「あれ〜?」なんて言っている背中を見ると笑いが込み上げてくる。
布団をしまい、朝食の用意をしていると後ろから海藤が抱きしめてきた。
「兄貴?」
「美希子達は?」
「美希子さんは仕事、准は学校ですよ」
「そう、か…」
東の肩に顔をうずめて抱きしめている腕の力を少し強める。
海藤の行動に違和感を感じた東は手を止めて向かい合い抱きしめた。
「どうしたんすか、らしくないですね」
「ん……」
「俺達の関係、まだ美希子さんには言ってないんですか?」
「あぁ……。
准にも言われたよ、「らしくねぇな、母ちゃんなら平気だって!早く言っちまえよ!」ってな」
「ははっ、アイツらしいっすね」
顔をあげた海藤と目が合い、どちらともなくキスをする。
ちゅっ…ちゅっ…と音が部屋に響く。
唇が離れると東の目は潤んでいて、それだけで海藤の中の獣は簡単に目を覚ます。
「東…」
「あっ…兄貴……ちょっ…コラ!」
「ぶっ!」
「はぁ…はぁ…」
首筋にキスをしながらシャツのボタンを外して素肌に触れる海藤。
東は流されそうになったが、力尽くで海藤を押しのける。
そう、東は朝飯の支度をしている途中だった。
「飯、冷めますよ」
「…すいません」
海藤はシュン…と落ち込みながら席に着いた。
東はドキドキしながらテーブルに食事を運ぶ。
「今日は東、休みか?」
「えぇ、組の連中が休め休め煩くって」
「ここんとこ、忙しそうだったもんな」
「俺は平気だって言ったんですけどね」
「たまにはゆっくりしてもバチは当たらねぇぞ?」
「フッ、そうっすね」
「おう」
ニカッと笑い飯にがっつく海藤を見て東は、たまにはこんな休みがあっても良いか、と思いながらコーヒーを飲んだ。
「んん〜……ぐごぉー…」
「……はぁ」
今日は朝早く起きて二人で飯食って二人で出かける、と昨日海藤が言った。
だが当の本人は東の膝に抱きつきいびきをかいている。
東はスゥー…と息を吸って大声をあげた。
「兄貴!カチコミっス!!」
「何!?どこの奴だ!!
親父は無事なのか!!?」
「……ブッ」
「…あれ?家?
……親父は?カチコミは?」
「おはようございます、兄貴」
「お…おはよう………?」
「顔、洗ってきてください」
「あ?……お、おう」
寝ぼけて周りをキョロキョロ見渡す海藤を洗面所へ行くように促す。
頭を掻きむしりながらいまだに「あれ〜?」なんて言っている背中を見ると笑いが込み上げてくる。
布団をしまい、朝食の用意をしていると後ろから海藤が抱きしめてきた。
「兄貴?」
「美希子達は?」
「美希子さんは仕事、准は学校ですよ」
「そう、か…」
東の肩に顔をうずめて抱きしめている腕の力を少し強める。
海藤の行動に違和感を感じた東は手を止めて向かい合い抱きしめた。
「どうしたんすか、らしくないですね」
「ん……」
「俺達の関係、まだ美希子さんには言ってないんですか?」
「あぁ……。
准にも言われたよ、「らしくねぇな、母ちゃんなら平気だって!早く言っちまえよ!」ってな」
「ははっ、アイツらしいっすね」
顔をあげた海藤と目が合い、どちらともなくキスをする。
ちゅっ…ちゅっ…と音が部屋に響く。
唇が離れると東の目は潤んでいて、それだけで海藤の中の獣は簡単に目を覚ます。
「東…」
「あっ…兄貴……ちょっ…コラ!」
「ぶっ!」
「はぁ…はぁ…」
首筋にキスをしながらシャツのボタンを外して素肌に触れる海藤。
東は流されそうになったが、力尽くで海藤を押しのける。
そう、東は朝飯の支度をしている途中だった。
「飯、冷めますよ」
「…すいません」
海藤はシュン…と落ち込みながら席に着いた。
東はドキドキしながらテーブルに食事を運ぶ。
「今日は東、休みか?」
「えぇ、組の連中が休め休め煩くって」
「ここんとこ、忙しそうだったもんな」
「俺は平気だって言ったんですけどね」
「たまにはゆっくりしてもバチは当たらねぇぞ?」
「フッ、そうっすね」
「おう」
ニカッと笑い飯にがっつく海藤を見て東は、たまにはこんな休みがあっても良いか、と思いながらコーヒーを飲んだ。
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