進撃の巨人 1
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「………なぁ、ジャン」
「ん?」
「今朝さ、お前の夢を見たんだよ」
「俺の夢?」
「あぁ、壁外調査に行ってジャンが巨人に襲われそうになった時俺も巨人化してジャンを襲ってきた奴をぶっ飛ばしたんだ」
「………普通の夢だな」
「でさぁ…」
「続きあんのかよ」
「うん。その後、ジャンを掬い上げてキスして服を脱がせて舌で体を舐め回してイかせてた」
「はぁぁぁぁ!!?なんだよその夢!!ただお前が発情した夢じゃねぇかよ!!」
地下にあるエレンの部屋で二人で話をしている時、ふとエレンが今朝見た夢の話をし出した。
ごく普通の夢かと思いきや、ただエレンが俺に発情しただけだった。期待して損したぜ。
「つか、なんでそんな話したんだよ」
「今ジャンとヤりたいから」
「………答えになってんだかなってねぇんだか分かんねーよ」
「俺もよく分かんねぇ、つーかヤらせろ!」
「アホかお前!!」
「いいだろ!?最近全然ジャンに触ってねーんだよ!ジャン不足なんだよ!!」
「俺不足ってなんだよ!!」
エレンの気持ちは分からなくもない、俺だって同じ気持ちだ。
けど、明日だって調査に出なきゃいけない訳で……。
馬に乗れなかったら周りに迷惑がかかる。突っ込ませるわけにはいかない!
「気持ちは分かるけどよ、明日馬に乗れなかったらどうすんだよ」
「巨人化して肩に乗せて行く」
「巨人化するのはいいけど、体力持つのかよ」
「…………………………………………多分」
「溜めたな、オイ」
その日はなんとかフェラだけしてやってエレンを落ち着かせた。
腕枕をしてやるとすり寄って甘えてきた。頭を撫でてやるとすぐに眠っちまった。
寝顔は可愛いが、キレると何をしでかすか分からない。
コイツに限った事じゃないけど、コイツの場合は用心しないと俺が原因で巨人化しかねない。
それだけエレンは俺に惚れてる。
そんなバカを可愛いと思いながら俺も眠りについた。
― ― ―
「エレン………」
「あ?」
ちゅっ
「っ…」
「勝手に死ぬなよ、死に急ぎ野郎」
「分かってるよ!ジャンこそ、俺以外の巨人に体許すなよ!」
「しねーよバカ!!!」
朝から不毛な会話をして俺達は調査に出てすぐ、3m級の巨人が来た。
それを見て興奮したハンジ分隊長が立体起動を使わず巨人の顔に張り付く。
その場にいた全員、凍りついた。何故なのかは一目瞭然、自力で飛びやがった。
張り付かれた巨人は大パニック。そりゃそうだろ、いきなり人が顔に張り付くんだもんな。
「………………エルヴィン、あのバカどうにかしろ」
「…………無理だろうな」
「ハァハァハァ……君可愛いねぇ…!私と一緒に来ない!?もちろん酷くはしないよ、ただちょっと実験するだけだからさぁ!!」
一般人からすればただの変質者にしか見えないハンジ分隊長。
剥がすかどうか団長達も迷っているらしい。
そうこうしている内に俺達はいつの間にか近づいていた5m級の巨人に気づかなかった。
運悪く捕まった俺はなんとか逃げようとしたが力が強くて抜け出せない。
「ジャン!!」
「エレン落ち着いて!多分あれは奇行種だよ…だってジャンを食べない」
巨人は俺を掴んだまま見つめていた。……………見てんじゃねぇよ、ブス!!
巨人の顔が近づいてきて食われるかと思った。けど違った、舐められた。
…………………ブチッ…………………
何かが切れるような音がした。そう思った瞬間、エレンが巨人化した。
さっき舐められたのでキレやがったあのアホ!
『オォォォォ!!』
「エレン!!」
「チッ………あのガキ……」
エレンは5mの巨人の手首を握りつぶし、俺を救出すると急所を狙って殴り飛ばした。
俺は無傷で生還。エレンの手のひらで息を整える。
「サンキュー、エレン。お陰で食われずに済んだぜ」
『グルルル………』
すり寄せてきた鼻を撫でてやる。巨人なのに、どこか笑っているように見えた。
「おい、エレンよ……。いつまで巨人でいるつもりだ。いい加減に出てこねーと…そのうなじ削ぐぞ」
『グァ!!!』
巨人のエレンが焦った姿、ちょっと可愛いかも…。
調査は夕方まで続いたが、成果はほぼ無いに等しかった。
ハンジ分隊長は別みたいだけど…。運良く今回は死人は出なかった、けど怪我人は出た。
「いや~、まさかあんな奇行種がいるなんてねぇ!あの子、連れて帰りたかったなー…。
エレンがぶちギレて殺さなきゃサクラティスって名前付けようと思ってたのに」
「あ……スミマセン」
「いやいや、大切な人が襲われて黙ってられる人間なんかいないからね、仕方ないよ」
「……早く風呂入りてぇ」
「ジャン、大丈夫か?」
「あぁ…」
風呂に入ってさっぱりしても、どこか気持ち悪さが残っていた。
エレンの部屋に行くと、何も言わなくてもそばにいてくれたし、気持ち悪さを打ち消すように優しく抱いてくれた。
― ― ―
「エっレーーン!おっはよー!!!
実験日和の朝……だ…よぉ…………………………クスッ……。
まぁ、ごゆっくり…………またしばらくしたら起こしに来るからね、それまでゆっくり休んでなよ…二人でね」
-終-
「ん?」
「今朝さ、お前の夢を見たんだよ」
「俺の夢?」
「あぁ、壁外調査に行ってジャンが巨人に襲われそうになった時俺も巨人化してジャンを襲ってきた奴をぶっ飛ばしたんだ」
「………普通の夢だな」
「でさぁ…」
「続きあんのかよ」
「うん。その後、ジャンを掬い上げてキスして服を脱がせて舌で体を舐め回してイかせてた」
「はぁぁぁぁ!!?なんだよその夢!!ただお前が発情した夢じゃねぇかよ!!」
地下にあるエレンの部屋で二人で話をしている時、ふとエレンが今朝見た夢の話をし出した。
ごく普通の夢かと思いきや、ただエレンが俺に発情しただけだった。期待して損したぜ。
「つか、なんでそんな話したんだよ」
「今ジャンとヤりたいから」
「………答えになってんだかなってねぇんだか分かんねーよ」
「俺もよく分かんねぇ、つーかヤらせろ!」
「アホかお前!!」
「いいだろ!?最近全然ジャンに触ってねーんだよ!ジャン不足なんだよ!!」
「俺不足ってなんだよ!!」
エレンの気持ちは分からなくもない、俺だって同じ気持ちだ。
けど、明日だって調査に出なきゃいけない訳で……。
馬に乗れなかったら周りに迷惑がかかる。突っ込ませるわけにはいかない!
「気持ちは分かるけどよ、明日馬に乗れなかったらどうすんだよ」
「巨人化して肩に乗せて行く」
「巨人化するのはいいけど、体力持つのかよ」
「…………………………………………多分」
「溜めたな、オイ」
その日はなんとかフェラだけしてやってエレンを落ち着かせた。
腕枕をしてやるとすり寄って甘えてきた。頭を撫でてやるとすぐに眠っちまった。
寝顔は可愛いが、キレると何をしでかすか分からない。
コイツに限った事じゃないけど、コイツの場合は用心しないと俺が原因で巨人化しかねない。
それだけエレンは俺に惚れてる。
そんなバカを可愛いと思いながら俺も眠りについた。
― ― ―
「エレン………」
「あ?」
ちゅっ
「っ…」
「勝手に死ぬなよ、死に急ぎ野郎」
「分かってるよ!ジャンこそ、俺以外の巨人に体許すなよ!」
「しねーよバカ!!!」
朝から不毛な会話をして俺達は調査に出てすぐ、3m級の巨人が来た。
それを見て興奮したハンジ分隊長が立体起動を使わず巨人の顔に張り付く。
その場にいた全員、凍りついた。何故なのかは一目瞭然、自力で飛びやがった。
張り付かれた巨人は大パニック。そりゃそうだろ、いきなり人が顔に張り付くんだもんな。
「………………エルヴィン、あのバカどうにかしろ」
「…………無理だろうな」
「ハァハァハァ……君可愛いねぇ…!私と一緒に来ない!?もちろん酷くはしないよ、ただちょっと実験するだけだからさぁ!!」
一般人からすればただの変質者にしか見えないハンジ分隊長。
剥がすかどうか団長達も迷っているらしい。
そうこうしている内に俺達はいつの間にか近づいていた5m級の巨人に気づかなかった。
運悪く捕まった俺はなんとか逃げようとしたが力が強くて抜け出せない。
「ジャン!!」
「エレン落ち着いて!多分あれは奇行種だよ…だってジャンを食べない」
巨人は俺を掴んだまま見つめていた。……………見てんじゃねぇよ、ブス!!
巨人の顔が近づいてきて食われるかと思った。けど違った、舐められた。
…………………ブチッ…………………
何かが切れるような音がした。そう思った瞬間、エレンが巨人化した。
さっき舐められたのでキレやがったあのアホ!
『オォォォォ!!』
「エレン!!」
「チッ………あのガキ……」
エレンは5mの巨人の手首を握りつぶし、俺を救出すると急所を狙って殴り飛ばした。
俺は無傷で生還。エレンの手のひらで息を整える。
「サンキュー、エレン。お陰で食われずに済んだぜ」
『グルルル………』
すり寄せてきた鼻を撫でてやる。巨人なのに、どこか笑っているように見えた。
「おい、エレンよ……。いつまで巨人でいるつもりだ。いい加減に出てこねーと…そのうなじ削ぐぞ」
『グァ!!!』
巨人のエレンが焦った姿、ちょっと可愛いかも…。
調査は夕方まで続いたが、成果はほぼ無いに等しかった。
ハンジ分隊長は別みたいだけど…。運良く今回は死人は出なかった、けど怪我人は出た。
「いや~、まさかあんな奇行種がいるなんてねぇ!あの子、連れて帰りたかったなー…。
エレンがぶちギレて殺さなきゃサクラティスって名前付けようと思ってたのに」
「あ……スミマセン」
「いやいや、大切な人が襲われて黙ってられる人間なんかいないからね、仕方ないよ」
「……早く風呂入りてぇ」
「ジャン、大丈夫か?」
「あぁ…」
風呂に入ってさっぱりしても、どこか気持ち悪さが残っていた。
エレンの部屋に行くと、何も言わなくてもそばにいてくれたし、気持ち悪さを打ち消すように優しく抱いてくれた。
― ― ―
「エっレーーン!おっはよー!!!
実験日和の朝……だ…よぉ…………………………クスッ……。
まぁ、ごゆっくり…………またしばらくしたら起こしに来るからね、それまでゆっくり休んでなよ…二人でね」
-終-
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