SHERLOCK 2
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皆さんこんにちは、ジョン・H・ワトソンです。
僕は今とんでもないものを目の前にして驚きのあまりドアの前で固まっています。
そのとんでもないものとは…………。
「あぅ…あーあー」
「…………まさかシャーロックのいだずら……な訳ないか」
221Bのドアの前にいるのは赤ん坊だ。首が座っているようで、籠のふちを掴んでこちらに手を伸ばしている。
持ち手のところにはカードがついていて、メッセージが書かれていた。
“この子は貴方の子です。責任とって育てて”
一瞬ドキッとしたが、僕はそんなヘマはしていないと断言できる。
女性とお付き合いしていた時はちゃんとコンドームを使用してきた。
…シャーロックと恋人になってからは僕は使わなくなったが……いやいや今はそんな事はどうだっていい。
僕は赤ん坊を連れてタクシーで病院に向かった。
タクシーの中で赤ん坊を出来る限りの簡単な診察をしながらグレッグに今までの事を話す。
「あぁ、今病院に向かってるところだ。……そう、モリーのとこ……分かった、頼むよ」
報告ついでに行方不明の届け出がないか調べてもらうことにした。
赤ん坊は事の重大さを知ってか知らずか…呑気に僕の手で遊び始めた。
「……お前もしかしたら誘拐されてあそこに置き去りされたのかもしれないんだぞ?」
「あぅっ…だぁー」
「………呑気でいいな、お前は…」
なんか、赤ん坊を見てたら深く考える事が馬鹿らしくなってきた。
病院に着くまでの間、遊ばれている手はそのままに外の景色を眺める……綺麗な青空だな。
― ― ―
「性別は女の子、軽度の脱水症状がみられたけど健康上は問題ないわ」
「そっか、ありがとうモリー」
「…でもどうしたの?赤ちゃんなんて…」
「うちの前に捨てられててね、放っておけなくってさ」
「捨てられてたって…シャーロックはこの事知ってるの?」
「…あー、何も言わずに出てきたから…多分知らないんじゃないかな」
モリーに言われて思い出した。そう言えばシャーロックに何も言わないで来ちゃったな…。
「ジョン、悪い待たせた」
「あ、グレッグ!…それでどうだった?」
「あぁ…行方不明者は何人かいるんだが、赤ん坊の届け出は無かった」
「…そうか」
「すまない、力になれなくて」
「いや僕の方こそ忙しいのにわざわざありがとう」
「ジョン!!!」
「げっ…」
「あぁそうだ、こいつもいたんだった」
「…先に言ってくれグレッグ」
「…すまん」
一番厄介なのが来やがった。僕のフラットメイトで恋人のシャーロック・ホームズ。
シャーロックはムッとした顔でズガズガと近寄ってきた。
「何故僕に何も言わずに出かけたんだ!」
「なんだっていいだろ、こっちはそれどころじゃなかったんだ」
「…その赤ん坊はなんだ、ジョンが産んd「殴るぞ」…どこで拾った?」
「うちの前でだよ」
「そうか」
僕に質問した後、シャーロックは赤ん坊を観察し始めた。
赤ん坊もじっと綺麗な青い瞳でシャーロックを見つめている。
「………ジョン」
「ん?」
「この子はところどころ君に似ている、やっぱり君が僕の子を産n「馬鹿だろお前」…僕は馬鹿じゃない!」
「じゃぁいい加減にその考え捨てろよ!」
「でも似ているのは事実だ」
「だからなんだよ。似ている人間なんか世界中探せば1人くらいいるだろ」
「……あの…2人ともいいかしら」
「!あぁ、モリーか」
「ハーイ…その、この子どうするのかなと思って…」
「…あー……」
僕は今とんでもないものを目の前にして驚きのあまりドアの前で固まっています。
そのとんでもないものとは…………。
「あぅ…あーあー」
「…………まさかシャーロックのいだずら……な訳ないか」
221Bのドアの前にいるのは赤ん坊だ。首が座っているようで、籠のふちを掴んでこちらに手を伸ばしている。
持ち手のところにはカードがついていて、メッセージが書かれていた。
“この子は貴方の子です。責任とって育てて”
一瞬ドキッとしたが、僕はそんなヘマはしていないと断言できる。
女性とお付き合いしていた時はちゃんとコンドームを使用してきた。
…シャーロックと恋人になってからは僕は使わなくなったが……いやいや今はそんな事はどうだっていい。
僕は赤ん坊を連れてタクシーで病院に向かった。
タクシーの中で赤ん坊を出来る限りの簡単な診察をしながらグレッグに今までの事を話す。
「あぁ、今病院に向かってるところだ。……そう、モリーのとこ……分かった、頼むよ」
報告ついでに行方不明の届け出がないか調べてもらうことにした。
赤ん坊は事の重大さを知ってか知らずか…呑気に僕の手で遊び始めた。
「……お前もしかしたら誘拐されてあそこに置き去りされたのかもしれないんだぞ?」
「あぅっ…だぁー」
「………呑気でいいな、お前は…」
なんか、赤ん坊を見てたら深く考える事が馬鹿らしくなってきた。
病院に着くまでの間、遊ばれている手はそのままに外の景色を眺める……綺麗な青空だな。
― ― ―
「性別は女の子、軽度の脱水症状がみられたけど健康上は問題ないわ」
「そっか、ありがとうモリー」
「…でもどうしたの?赤ちゃんなんて…」
「うちの前に捨てられててね、放っておけなくってさ」
「捨てられてたって…シャーロックはこの事知ってるの?」
「…あー、何も言わずに出てきたから…多分知らないんじゃないかな」
モリーに言われて思い出した。そう言えばシャーロックに何も言わないで来ちゃったな…。
「ジョン、悪い待たせた」
「あ、グレッグ!…それでどうだった?」
「あぁ…行方不明者は何人かいるんだが、赤ん坊の届け出は無かった」
「…そうか」
「すまない、力になれなくて」
「いや僕の方こそ忙しいのにわざわざありがとう」
「ジョン!!!」
「げっ…」
「あぁそうだ、こいつもいたんだった」
「…先に言ってくれグレッグ」
「…すまん」
一番厄介なのが来やがった。僕のフラットメイトで恋人のシャーロック・ホームズ。
シャーロックはムッとした顔でズガズガと近寄ってきた。
「何故僕に何も言わずに出かけたんだ!」
「なんだっていいだろ、こっちはそれどころじゃなかったんだ」
「…その赤ん坊はなんだ、ジョンが産んd「殴るぞ」…どこで拾った?」
「うちの前でだよ」
「そうか」
僕に質問した後、シャーロックは赤ん坊を観察し始めた。
赤ん坊もじっと綺麗な青い瞳でシャーロックを見つめている。
「………ジョン」
「ん?」
「この子はところどころ君に似ている、やっぱり君が僕の子を産n「馬鹿だろお前」…僕は馬鹿じゃない!」
「じゃぁいい加減にその考え捨てろよ!」
「でも似ているのは事実だ」
「だからなんだよ。似ている人間なんか世界中探せば1人くらいいるだろ」
「……あの…2人ともいいかしら」
「!あぁ、モリーか」
「ハーイ…その、この子どうするのかなと思って…」
「…あー……」
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