アベンジャーズ 1
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任務で俺は盆ミスを犯し、怪我をした。大したことはない。
でも、キャップはそうは思わなかったみたいだ。
「バートン、染みないか?痛くないか?」
「……平気だよ」
スターク曰く、年だから孫が可愛くて仕方ないんだろう、だそうだ。
心配性なところはじいさんぽい気はしなくもないが、これが結構心地良かったりする。
他の誰も感じることのない恋人である俺だけの特権。
「……よし、出来たよ」
手当てを終えて仕上げに唇にキスをする。恋人になってからキャップは必ず手当てをしたあとはキスをしてくれるようになった。
『無事に帰ってきてくれてありがとう』
そういう願いを込めているんだそうだ。くすぐったいが、悪くはない。むしろ嬉しい。
「クリント…」
「ん……」
綺麗な瞳に見つめられて俺の体が熱を持ちはじめる。
キャップの首に腕を回し、熱烈な口づけに答えた。ベッドのある部屋に連れられてスーツを脱がされる。
「おいおい……怪我してるやつ抱く気かよ…」
「すまない…。でも、無事に帰って来たクリントを見たら安心して………っ、駄目かな?」
「聞くなよ、ばか」
眉を下げている姿はまるで叱られている大型犬だ。きっと尻尾が生えていたら垂れ下がってるだろう。
頭を撫でくり回してやりキスをする。すると目を丸くして頬を染めた。
「クッ…クリント……」
「優しく愛してくれるんならいいぜ」
「!!…や、優しくする!」
いつも以上に、キャップは優しくしてくれた。優しすぎて少しねちっこかったような気がしなくもない。
お陰で足は小鹿の如く震えて立てやしない。
「…………すまない……」
「謝るなよ、優しくしてくれたんだから」
「ん………でも……」
「……………」
大型犬の次は親に叱られている子供。大きい体を縮こませている。……可愛い。
頭を子供にするみたいに撫でてやると上目遣いに涙目で俺を見てきた。
「俺は、キャップになら何をされても構わない。レイプされたって喜ぶだろうよ」
「っ!レ……っ!?」
「……例えばの話だ」
「あ……あぁ……」
「それぐらい、あんたに惚れてるんだ。セックスする時ぐらい男としての度胸を持ったらどうだ?」
「うぐっ……」
図星をつかれてキャップはさらに縮こんでしまった。さすがに言い過ぎたかと反省し、キスをしてやる。
「俺……まだ満足してないんだけど?」
「え……」
「抱いてくれるよな、スティーブ?」
「!……も、もちろん!」
誘ってやるとお小遣いを与えた子供みたいに喜んだ。
それにときめきながら俺は抱かれた。今度こそ完全に立てなくなったが、構わない。
「………………ごめん」
「だから謝るなって」
「ん………」
「…スティーブ、水飲みたい」
「!あぁ、今持ってくるよ!」
「………………ぷっ…くくっ…」
慌てて水を取りに行ったキャップを見てたら思わず吹いてしまった。
「クリント?」
「クスッ……なんでもねぇ」
「?」
「水……飲ませて」
「あぁ」
あまり傷を作りたくはないが、キャップに世話されるなら悪くはないな。
安心して任せられるし、何より甘えられる。
二人きりで甘い時間を過ごすのが密かな楽しみだ。
-終-
でも、キャップはそうは思わなかったみたいだ。
「バートン、染みないか?痛くないか?」
「……平気だよ」
スターク曰く、年だから孫が可愛くて仕方ないんだろう、だそうだ。
心配性なところはじいさんぽい気はしなくもないが、これが結構心地良かったりする。
他の誰も感じることのない恋人である俺だけの特権。
「……よし、出来たよ」
手当てを終えて仕上げに唇にキスをする。恋人になってからキャップは必ず手当てをしたあとはキスをしてくれるようになった。
『無事に帰ってきてくれてありがとう』
そういう願いを込めているんだそうだ。くすぐったいが、悪くはない。むしろ嬉しい。
「クリント…」
「ん……」
綺麗な瞳に見つめられて俺の体が熱を持ちはじめる。
キャップの首に腕を回し、熱烈な口づけに答えた。ベッドのある部屋に連れられてスーツを脱がされる。
「おいおい……怪我してるやつ抱く気かよ…」
「すまない…。でも、無事に帰って来たクリントを見たら安心して………っ、駄目かな?」
「聞くなよ、ばか」
眉を下げている姿はまるで叱られている大型犬だ。きっと尻尾が生えていたら垂れ下がってるだろう。
頭を撫でくり回してやりキスをする。すると目を丸くして頬を染めた。
「クッ…クリント……」
「優しく愛してくれるんならいいぜ」
「!!…や、優しくする!」
いつも以上に、キャップは優しくしてくれた。優しすぎて少しねちっこかったような気がしなくもない。
お陰で足は小鹿の如く震えて立てやしない。
「…………すまない……」
「謝るなよ、優しくしてくれたんだから」
「ん………でも……」
「……………」
大型犬の次は親に叱られている子供。大きい体を縮こませている。……可愛い。
頭を子供にするみたいに撫でてやると上目遣いに涙目で俺を見てきた。
「俺は、キャップになら何をされても構わない。レイプされたって喜ぶだろうよ」
「っ!レ……っ!?」
「……例えばの話だ」
「あ……あぁ……」
「それぐらい、あんたに惚れてるんだ。セックスする時ぐらい男としての度胸を持ったらどうだ?」
「うぐっ……」
図星をつかれてキャップはさらに縮こんでしまった。さすがに言い過ぎたかと反省し、キスをしてやる。
「俺……まだ満足してないんだけど?」
「え……」
「抱いてくれるよな、スティーブ?」
「!……も、もちろん!」
誘ってやるとお小遣いを与えた子供みたいに喜んだ。
それにときめきながら俺は抱かれた。今度こそ完全に立てなくなったが、構わない。
「………………ごめん」
「だから謝るなって」
「ん………」
「…スティーブ、水飲みたい」
「!あぁ、今持ってくるよ!」
「………………ぷっ…くくっ…」
慌てて水を取りに行ったキャップを見てたら思わず吹いてしまった。
「クリント?」
「クスッ……なんでもねぇ」
「?」
「水……飲ませて」
「あぁ」
あまり傷を作りたくはないが、キャップに世話されるなら悪くはないな。
安心して任せられるし、何より甘えられる。
二人きりで甘い時間を過ごすのが密かな楽しみだ。
-終-
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