はじまり
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行った家では殺人事件が起き
新ちゃんは熱が上がって倒れてしまった
額の汗をぬぐってあげていると
インターホンがなって蘭ちゃんがお医者さんを呼びに行った
その時新ちゃんの身体が どくん と震えた
『新ちゃん!!!』
その瞬間新ちゃんは身体が元に戻っていた…
『うそ、、』
とりあえず小さくなってしまった服をどうにか脱ごうとする新ちゃん
急いで後ろを向いた先にあったクローゼットからスーツとシャツを取り
新ちゃんに投げた
「翼、とにかくオレは推理してくる…
あとは頼んだ」
『死なないでよ…?』
コナンくんの小さな服を集めて蘭ちゃんが上がってくる前に私たちは部屋を出た
コナンくんがいなくなった理由が思い浮かばないから私は隠れることにした
無事推理が終わるとまた身体が熱くなってきたらしい新ちゃんを
階段の下で抱き止めた私は急いで新ちゃんをトイレの中に押し込めた
トイレの前に座り込むと
新ちゃんを探しに来た蘭ちゃん
それにトイレの中で苦しそうに叫ぶ新ちゃん
もうだめだと思ったその時
蘭ちゃんがトイレを開けると中にいたのはコナンくんだった
とっさに眼鏡をトイレに投げ込んでよかった
「どこ行ってたの?探したのよ!」
『蘭ちゃんごめんねトイレに行きたいって言うから連れて来てあげたの』
「それにそのシャツ!」
「汗かいたからあの部屋の服翼おねーちゃんに取ってもらったの」
なんとかつじつまは…あってるはず…
「ねぇ…新一見なかった?」
「し、新一兄ちゃんなら…新しい事件を思い出したって言って」
『着替えてそのまま外に出ていっちゃったよ』
「あんにゃろ…」
そして新ちゃんのことを口外しないように伝えるとそのままコナンくんは倒れてしまった
今回は相当無茶したから
しばらく動けないくらいがちょうどいいのかも
事件が終わり私は平次くんを見送りに行くことにした
『どうでしたか?工藤新一は』
「今回は何から何までオレの負けやったわ
勝負にこだわりすぎて冷静やなかった」
『ふふっ』
「なんや笑って」
『平次くんの推理する姿が新ちゃんと重なって見えたよ』
「はぁ?!」
『ライバルだけど、二人が組んだら怖いものなんてないんだろうなって思っただけだよ』
「…」
『じゃぁ、また東京に遊びに来てね』
「おぅ、大阪来るときは案内したるさかい、連絡しいや」
『楽しみにしてるね』
「工藤に伝えとってくれ、今度はオレの名推理聞かしたるってな」
手を降りながら去っていく平次くん
彼らはきっと似た者同士なのね
次に会えるのが楽しみだけど
彼も勘が良さそうだから十分注意しなくちゃ
それから新ちゃんはこっそり電話できるまでに復活した
『あのまま死んじゃうかと思った』
「わりぃわりぃ、服部が奥さんの仕掛けた罠にかかってたからいてもたってもいられなかったんだよ」
『元の身体に戻ったきっかけって…』
「あぁ、服部が持ってきた酒、白乾児だろうな
一口であれならもしかしたらもっと飲めば」
『元に戻れるかも…試してみる価値はありそうだね』
「あぁ」
『いいもの持ってきてくれて平次くんに感謝だね!』
「あー、、おめーやけに馴れ馴れしくないか平次くん、って」
『そうかな?』
「おめーな、そうやってほいほいと…少しは警戒しろよ!!」
『勘が良さそうだから気を付けないとだけどきっといい人だよ』
「そうじゃなくて…はぁ…」
『今度はオレの名推理聞かせたるって伝えてくれって言ってたよ』
「おい」
『?』
「あいつと二人っきりでもう会うんじゃねーぞ…」
『どうして?』
「どうしてもだよ!」
『大阪だもんそんな会えるわけないよ』
なぜだか電話口で盛大にため息をつかれた
なんだか失礼な!
その後白乾児を飲んだ新ちゃんだったけど
抗体ができたのか酔っぱらうだけで元に戻ることはなかった
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