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キール編

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【瑛祐の告白】


学校帰りに立ち寄った本屋で

本堂瑛祐と蘭と園子とに会った

何でも本堂瑛祐は今日から学校を復帰したらしい

そして園子の提案で復帰祝いにカラオケに行く事になった

灰原も誘ったは丁重に断られていた…

あいつはそんな柄じゃねーもんな…



カラオケに行くとなんと殺人事件が起こった

園子を探偵役になんとか解決することができた

夜も遅くなりお開きすることになった


『今日私こっちから帰るね、またねー!』


がみんなと別れて帰ろうとする

時間も遅いし例の焼死体のことで不安になってっかもだから

家まで着いていくか…


「あ、ちょっとボクも!他にも買いたい本があるから先に帰ってて!」

「えー今から?」

「大丈夫です!僕が付きそって探偵事務所に送り届けますから!」

「う、うん…」


と並んで歩くと本堂瑛祐も着いてきた


「んで?何なの?わざわざついて来たって事は…
ボク達に話があるんでしょ?」

「ああ…悩んだんだけど…僕、アメリカに行く事にしたよ!」

「え?じゃあ証人保護プログラム受ける事にしたの?」

「いや、さすがにそれは断ったよ…
前にも言ったけど、縛られるの嫌いだし…
君が言ってた悪い組織の人達にも
運良く僕はまだ目をつけられていないようだしね!」

「じゃあどうしてアメリカに?」

「父や姉のようにCIAに入るためさ!
そして悪い奴の悪事を隅から隅まで暴きまくって、
いずれ姉と共にその悪い組織を…」


ガン

将来を熱く語りながら電信柱にぶつかっていた……


『だ、大丈夫!?赤くなってるよっ…』

「ありがとうございます」

「まずはそのドジっ子を直さないとCIAには入れないよ…」

「そ、そうだね…」

「でもさー…行っちゃうんなら何で学校に戻ってきたの?」

「短い間だったけど、できた友達に行く前に会っておきたかったし…
蘭さんに告っておきたかったから…」

「え?」

『わぁ!そうだったの!?』

「もう初めて会った時から一目惚れだよ!
あんなにかわいくて優しい人見たことなかったから…
でも彼女、新一さんのコトが好きみたいだし…
新一さんは彼女のコトをどう思っているかは知らないけど…
あ、そうだ!君、新一さんの連絡先知ってる?」

「う、うん…」

「じゃあ聞いてくれるかなぁ?
僕が蘭さんに告ってもいいかどうか…
僕は新一さんと違って蘭さんをほっときっ放しにはしない!
ゆくゆくはアメリカに連れてって幸せに暮らすつもりだってね!」

「ダメ…だよ…」

「いや、君の意見じゃなく…新一さんに聞いて…」



「だからダメだっつってんだよ!!」



「じゃ…じゃあ…まさか君は…」

「ああ…そのまさかさ!」

「アハハハハハハハ!
これで謎は解けました!
スッキリしてアメリカに行けそうです!」

「へ?」

「最初に僕が毛利探偵の所に行ったのは、
水無怜奈が姿を消す直前に会っていたと聞いたから…
その頃は姉がCIAだなんて知りませんでしたし…
てっきり毛利探偵が悪い人と組んで
彼女をどこかに匿っていると思っていました…
だから毛利探偵に会う前に一応僕なりに調べたんですよ!
眠りの小五郎がどういう人物か!
そうしたらある事がわかったんです!
彼が眠りの小五郎をやり始める前と後じゃ
推理力が桁違いに変わっている事と…
眠りの小五郎のそばにはいつも君がいるって事が!
今日の園子さんの時のようにね!」

「……」

「どうして小さくなっているかは
頭がこんがらがるから考えないようにしてましたが、
やっぱり君が工藤新一だったんですね!」

「やっぱりって…わかってたような口振りだな…」

「ええ、予想してましたよ!
眠りの小五郎が出始めた頃から君は休学していましたし、
それに僕、一度だけドジじゃなくワザとコケた事があるんです!」

「え?」

「ホラ、君に初めて会った時言ったでしょ?
〈初めまして毛利探偵!〉ーーってね!」

「んじゃ、さっきのはオレをひっかけるための…」

「あ、でも蘭さんに一目惚れしたのはホントです!
幸せにしてあげてください!
それよりも…」


本堂瑛祐はぐるりと反転しの方に振り向いた


「今、僕が夢中なのはさんですから」

『えぇ!?』「はぁ!?」

「聡明で芯が強くて気配りができて
いつも自分より回りのことを優先していて…
僕が守ってあげたいと思いました
何より笑顔がとっても素敵で…大好きです」

『/////』

「でも僕はアメリカに行くから今すぐにとは言えないけど
いつか立派になってさんを迎えに来るから
返事はその時に考えてくれますか?」

『う、うん…
ありがとう、瑛祐くん』

「よーし、頑張るぞ!」

『それにしても、びっくりしちゃった』

さんならよく告白されてるんじゃないですか?」

『そんなことないよ、初めて…だったから/////』

「ええ!?それは意外です!!」

「(昔からに近付くヤツは大抵蘭と蹴散らして来たからな)」

「こんなにかわいい人がいて、うわっ」

『え、大丈…』


段差につまずいた本堂瑛祐はまたにぶつかった

というより端から見ればを後ろから抱き締め

振り返ったの頬にキスをしていた


「す、すみません!」

『ううん/////大丈夫…?』


その光景に無性に腹が立ち引っ付いている2人を引き剥がした

やっぱ今までにぶつかってたのはわざとだったのか?コイツ…


「…やっぱり騎士が側にいたんですね…」

「オメーみてぇな奴は徹底的にな…」

『?』

「それなら安心してアメリカに行けます」

『慣れない土地で大変だろうけど頑張ってね、瑛祐くん』

「はい!ありがとうございます
あ、そうだ!聞いてます?
FBIで何かあったみたいなんですけど…」

「何かって?」

「ウーン…あの雰囲気は誰かが亡くなったような…
でも君が聞かされてないんなら…
きっと大丈夫ですね…」


いつも通りに見えて少し不安気だったと目が合った


『新ちゃん……』

「ああ…大丈夫さ…」



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