はじまり
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【黒の組織との接触】
学校から帰宅し
カバンにしまいこんでいた携帯電話を見てみると
博士からの電話が数件…
どうしたんだろう…
留守番電話には
黒の組織を追いかけて杯戸シティホテルに新ちゃんと哀ちゃんが乗り込んだこと
哀ちゃんを見失ったことが残されていた
その足で杯戸シティホテルに向かい
その前に停まっていた博士のビートルを見つけて乗り込んだ
『博士!!』
「おぉ翼か!」
『哀ちゃんは?新ちゃんも…』
「哀くんは暖炉のある酒蔵に閉じ込められとるらしい
新一くんはその部屋を探しに行って…」
≪パシュッ
ここは裏切り者の死に場所には上等だ…
そうだろ?シェリー…≫
「『?!!』」
『この声は確か髪の毛の長い…ジンって人の声…?』
「新一くんに電話を!!
もしもし、新一くんか!
哀くんが撃たれたようじゃ
そうじゃ!
どこかの屋上で奴らに!!
早く行か…
電話が切れてしまった…」
『電池が切れちゃったのかしら…
博士!私も行ってくる!』
「何を言っておる!相手は銃を持っとるんじゃぞ!」
『危ないのは哀ちゃんも新ちゃんも同じだよ
私は顔も存在も認識されてないはずだからうまくやるよ!』
博士の心配をよそに私はホテルへと向かった
普通ホテルに屋上まで続く煙突のある暖炉なんてないから
もしかしたら旧館とかの方かも
とにかく屋上は鉢合わせする恐れがあるので暖炉のある部屋の方に向かった
▽
部屋の前には新ちゃんがいた
哀ちゃんを殺そうとしているピスコって人の
事件の謎を解いている
その間にアイコンタクトをとり哀ちゃんの場所を探る
暖炉の前だ!
新ちゃんが哀ちゃんの前に行くのと同時に私も一緒に向かい
哀ちゃんを抱えあげると先に部屋から脱出した
火の手が上がる音も気にせず
着ていたパーカーを哀ちゃんの頭から被せくるんで
博士のビートルに乗り込んだ
そして逃げてきた新ちゃんも乗り込むと
急いで発進した車の後部座席で
哀ちゃんの処置を始めた
数ヶ所銃創が見られる…
なんてひどいことを…っ
血を止めるように押さえながら
哀ちゃんのお姉さんのことを思い出した
お願いだからまだ連れていかないで下さい…
意識を取り戻した哀ちゃんは
体が小さくなったことがばれていないか心配し、
居場所がばれているなら出て行くと言い出した
新ちゃんは哀ちゃんの考えが向こうにお見通しなら
逆をついてまだこの町にいた方がいいと判断をした
『どうして2人ともこんな無茶をしたの?
2人だけで乗り込むなんて!
時間がなかったとはいえ…
自分の命を最優先に考えてよ!!』
「たしかに冷静じゃなかったな、でも…」
『2人が無茶するなら私も無茶するからね…』
「できるだけ気を付けます…」
『2人とも、生きててよかった…
哀ちゃんも!無茶しちゃダメだからね!』
「あなたを巻き込みたく…ないわ、正直なところ…」
『そんなこと言ってももう遅いよ
私から巻き込まれに行くから!』
傷に触らないよう優しく抱き締めると
哀ちゃんはそっと目を閉じた
_
学校から帰宅し
カバンにしまいこんでいた携帯電話を見てみると
博士からの電話が数件…
どうしたんだろう…
留守番電話には
黒の組織を追いかけて杯戸シティホテルに新ちゃんと哀ちゃんが乗り込んだこと
哀ちゃんを見失ったことが残されていた
その足で杯戸シティホテルに向かい
その前に停まっていた博士のビートルを見つけて乗り込んだ
『博士!!』
「おぉ翼か!」
『哀ちゃんは?新ちゃんも…』
「哀くんは暖炉のある酒蔵に閉じ込められとるらしい
新一くんはその部屋を探しに行って…」
≪パシュッ
ここは裏切り者の死に場所には上等だ…
そうだろ?シェリー…≫
「『?!!』」
『この声は確か髪の毛の長い…ジンって人の声…?』
「新一くんに電話を!!
もしもし、新一くんか!
哀くんが撃たれたようじゃ
そうじゃ!
どこかの屋上で奴らに!!
早く行か…
電話が切れてしまった…」
『電池が切れちゃったのかしら…
博士!私も行ってくる!』
「何を言っておる!相手は銃を持っとるんじゃぞ!」
『危ないのは哀ちゃんも新ちゃんも同じだよ
私は顔も存在も認識されてないはずだからうまくやるよ!』
博士の心配をよそに私はホテルへと向かった
普通ホテルに屋上まで続く煙突のある暖炉なんてないから
もしかしたら旧館とかの方かも
とにかく屋上は鉢合わせする恐れがあるので暖炉のある部屋の方に向かった
▽
部屋の前には新ちゃんがいた
哀ちゃんを殺そうとしているピスコって人の
事件の謎を解いている
その間にアイコンタクトをとり哀ちゃんの場所を探る
暖炉の前だ!
新ちゃんが哀ちゃんの前に行くのと同時に私も一緒に向かい
哀ちゃんを抱えあげると先に部屋から脱出した
火の手が上がる音も気にせず
着ていたパーカーを哀ちゃんの頭から被せくるんで
博士のビートルに乗り込んだ
そして逃げてきた新ちゃんも乗り込むと
急いで発進した車の後部座席で
哀ちゃんの処置を始めた
数ヶ所銃創が見られる…
なんてひどいことを…っ
血を止めるように押さえながら
哀ちゃんのお姉さんのことを思い出した
お願いだからまだ連れていかないで下さい…
意識を取り戻した哀ちゃんは
体が小さくなったことがばれていないか心配し、
居場所がばれているなら出て行くと言い出した
新ちゃんは哀ちゃんの考えが向こうにお見通しなら
逆をついてまだこの町にいた方がいいと判断をした
『どうして2人ともこんな無茶をしたの?
2人だけで乗り込むなんて!
時間がなかったとはいえ…
自分の命を最優先に考えてよ!!』
「たしかに冷静じゃなかったな、でも…」
『2人が無茶するなら私も無茶するからね…』
「できるだけ気を付けます…」
『2人とも、生きててよかった…
哀ちゃんも!無茶しちゃダメだからね!』
「あなたを巻き込みたく…ないわ、正直なところ…」
『そんなこと言ってももう遅いよ
私から巻き込まれに行くから!』
傷に触らないよう優しく抱き締めると
哀ちゃんはそっと目を閉じた
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