はじまり
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【シェリー】
今日の夕飯はハンバーグにしよう
あ、博士のために豆腐いれようかな
豆腐も買ってきたらよかったな…
まだ冷蔵庫に残ってたかな
買い物を終えて歩いていると
ちょうど曲がり角で博士と会った
「おぉ、奇遇じゃの翼」
『博士!傘持ってなかったの?風邪ひくよー』
博士はよく傘を忘れるからなぁ
一緒に傘に入って家路についていると
家の前に倒れている女の子を見つけた
『博士!!』
傘をその子にかざして様子を見る
息はしている
気を失ってるだけかな
!!
『博士、この子の格好…
もしかしたら黒ずくめの男に関わりがあるかも…』
「なんじゃと?!」
『あきらかにこの服はこの子には大きい…
服装からして研究員のようね』
「やつらの罠ってことも考えられるんじゃろうか」
『確証はないけどそれは大丈夫じゃないかな
念のため新ちゃんのことはふせておこう』
「なるほど、そうじゃな」
『とりあえず家に運ぼう』
博士が抱えあげた彼女がこれ以上濡れないように
傘を傾けて家に向かった
鍵をあけると私は急いでタオルとTシャツを取りに行った
『博士はドライヤーとってきて!』
博士が駆けていくのを見て素早く着替えさせる
ちょっとごめんね
身体に外傷はない
左腕に少し跡がついてる
身長はコナンくんぐらい
こんなタイトなスカートを履くくらいだから
実年齢は私達かそれ以上かな
博士の持ってきてくれたドライヤーで髪を乾かしていると
静かに目が開いた
彼女の意識ははっきりとしており
彼女は状況を把握すると
自分のことを語り始めた
▽
目をあけると知らないおじさんと女の子
どうやら私は無事に脱出できたようね
ずいぶんと手厚く介護してもらったみたい
でも警戒の色も少しうかがえるわね
そうとなれば話ははやいわ
自分が黒ずくめの男の仲間で
工藤新一と同じ薬を飲んで小さくなったことを明かした
「驚かないのね」
『えぇ、なんとなく想像してたから』
「!!
わかってたならどうして?
組織の罠かもしれないじゃない?」
『新ちゃんを殺そうとした薬を飲んでまで
生きているかどうかもわからない相手を探りに来るかと思うと
そんな危険を犯すほどとは思えない
それなら助けを求めに来たのかも知れない…
って、ただの勘かな…』
お気楽そうに笑うものの彼女はなかなか鋭いかもしれない
そうかと思えば
『私は翼だよーお名前は?』
危険とは無縁そうな顔で笑っている
その笑顔に姉の笑顔が被ってみえて私は目を見開いた
時折考え込むように真剣な表情を見せるときは
事故でなくなったという写真で見た母を連想させるような
不思議な子…
「私のコードネームはシェリーよ
それよりあなた人の世話ばかりしないで着替えてきた方がいいんじゃない?」
『わ、忘れてた…博士!』
「おぉ、あとはまかせなさい」
『先にごめんね』
「大丈夫よ、逃げも隠れもしないわ」
『シェリーちゃん体調悪くなったら遠慮しないで言うんだよ!』
……なんとも調子の狂う子ね…
そのあとお人好しの2人は私の偽名を考え
小学校への手続きをして
工藤新一へのサプライズに快諾して準備をしていた
_
今日の夕飯はハンバーグにしよう
あ、博士のために豆腐いれようかな
豆腐も買ってきたらよかったな…
まだ冷蔵庫に残ってたかな
買い物を終えて歩いていると
ちょうど曲がり角で博士と会った
「おぉ、奇遇じゃの翼」
『博士!傘持ってなかったの?風邪ひくよー』
博士はよく傘を忘れるからなぁ
一緒に傘に入って家路についていると
家の前に倒れている女の子を見つけた
『博士!!』
傘をその子にかざして様子を見る
息はしている
気を失ってるだけかな
!!
『博士、この子の格好…
もしかしたら黒ずくめの男に関わりがあるかも…』
「なんじゃと?!」
『あきらかにこの服はこの子には大きい…
服装からして研究員のようね』
「やつらの罠ってことも考えられるんじゃろうか」
『確証はないけどそれは大丈夫じゃないかな
念のため新ちゃんのことはふせておこう』
「なるほど、そうじゃな」
『とりあえず家に運ぼう』
博士が抱えあげた彼女がこれ以上濡れないように
傘を傾けて家に向かった
鍵をあけると私は急いでタオルとTシャツを取りに行った
『博士はドライヤーとってきて!』
博士が駆けていくのを見て素早く着替えさせる
ちょっとごめんね
身体に外傷はない
左腕に少し跡がついてる
身長はコナンくんぐらい
こんなタイトなスカートを履くくらいだから
実年齢は私達かそれ以上かな
博士の持ってきてくれたドライヤーで髪を乾かしていると
静かに目が開いた
彼女の意識ははっきりとしており
彼女は状況を把握すると
自分のことを語り始めた
▽
目をあけると知らないおじさんと女の子
どうやら私は無事に脱出できたようね
ずいぶんと手厚く介護してもらったみたい
でも警戒の色も少しうかがえるわね
そうとなれば話ははやいわ
自分が黒ずくめの男の仲間で
工藤新一と同じ薬を飲んで小さくなったことを明かした
「驚かないのね」
『えぇ、なんとなく想像してたから』
「!!
わかってたならどうして?
組織の罠かもしれないじゃない?」
『新ちゃんを殺そうとした薬を飲んでまで
生きているかどうかもわからない相手を探りに来るかと思うと
そんな危険を犯すほどとは思えない
それなら助けを求めに来たのかも知れない…
って、ただの勘かな…』
お気楽そうに笑うものの彼女はなかなか鋭いかもしれない
そうかと思えば
『私は翼だよーお名前は?』
危険とは無縁そうな顔で笑っている
その笑顔に姉の笑顔が被ってみえて私は目を見開いた
時折考え込むように真剣な表情を見せるときは
事故でなくなったという写真で見た母を連想させるような
不思議な子…
「私のコードネームはシェリーよ
それよりあなた人の世話ばかりしないで着替えてきた方がいいんじゃない?」
『わ、忘れてた…博士!』
「おぉ、あとはまかせなさい」
『先にごめんね』
「大丈夫よ、逃げも隠れもしないわ」
『シェリーちゃん体調悪くなったら遠慮しないで言うんだよ!』
……なんとも調子の狂う子ね…
そのあとお人好しの2人は私の偽名を考え
小学校への手続きをして
工藤新一へのサプライズに快諾して準備をしていた
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