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練習初日の午後
私の仕事は新入生の筋力テストのお手伝い
鉄心さんから軽く新入生を見ていろと言われたので
私は記録係になった
記録用紙を整頓し、ちゃくちゃくと準備していく
すると鉄心さんのいるグラウンドから栄純くんの声が響いた
もしかしてちゃんと監督に謝ってなかったのかな…
忠告しとけばよかった
その場にいた人に聞いてみると
監督は栄純くんに遠投でフェンスまでの90mを投げさせ
届いたら練習に参加させる
そのかわり届かなければ投手をあきらめろ
といったらしい
そして栄純くんの結果は、飛距離は十分あったものの
カーブを投げ届かなかったという
『カーブを?!』
それを聞いて私は鉄心さんのもとへ走った
『監督!!』
「どうした?筋力テス…
『考え直してください!沢村くん…あのクセのある球は…』
「落ち着け桜井。分かっている。だが約束は約束だ。
今はまだ投手としては参加させん。
走りこませて基盤を作る」
『そ…ですか!どうもすみませんでした!
ありがとうございます!』
「あぁ…グラウンドに戻れ」
『はい!!』
安心した私は筋力テストのグラウンドに戻り、記録を始めた
▽
私は筋力テストの記録を始めた
1年生の中にはシニア出身の人もいる
あの松方シニア出身の東条くんと金丸くん
松方シニアって言ったら確か一昨年は全国ベスト4だったはず!
東条くんは投手だし、どんな球種あるのかなー
楽しみだ
とはいえ、今すぐに高校で通用しそうな即戦力になりそうな人
はやっぱり難しいだろう…
特に投手は…
丹波先輩は今不調だし、
安定した人がほしい…というのが現状の本音だ
最終テストの遠投
やっぱり90mも届かない人が多い
人数も残りわずかになってきたとき
みんなのざわついた声が聞こえた
「「ひ、120m!!」」
『!えっ120m?!』
いったい誰が…かなりの強肩…
すると、私の所に人がやってきた
身長が大きくてちょっとボーっとした印象の男の子
「降谷暁…120mでした」
『あ…はい!えっと…すごいね!!』
「そう…なの?」
『すごいよ!降谷くん投手なの?
MAX何kmくらい??』
「測ったことないからわからないな…」
『受けてみたいなぁ!
あ、でもこれからいっしょに野球できるんだよね!
キャッチボールしようね!約束!
私、マネージャーの桜井 翼です。
今年1年生!よろしくね!』
私が満面の笑みでそういうと
降谷くんはかすかにふっと笑ってよろしくと言ってくれた
大物な予感の投手候補に胸が踊ったのはいうまでもない
これからがとても楽しみだ
_
私の仕事は新入生の筋力テストのお手伝い
鉄心さんから軽く新入生を見ていろと言われたので
私は記録係になった
記録用紙を整頓し、ちゃくちゃくと準備していく
すると鉄心さんのいるグラウンドから栄純くんの声が響いた
もしかしてちゃんと監督に謝ってなかったのかな…
忠告しとけばよかった
その場にいた人に聞いてみると
監督は栄純くんに遠投でフェンスまでの90mを投げさせ
届いたら練習に参加させる
そのかわり届かなければ投手をあきらめろ
といったらしい
そして栄純くんの結果は、飛距離は十分あったものの
カーブを投げ届かなかったという
『カーブを?!』
それを聞いて私は鉄心さんのもとへ走った
『監督!!』
「どうした?筋力テス…
『考え直してください!沢村くん…あのクセのある球は…』
「落ち着け桜井。分かっている。だが約束は約束だ。
今はまだ投手としては参加させん。
走りこませて基盤を作る」
『そ…ですか!どうもすみませんでした!
ありがとうございます!』
「あぁ…グラウンドに戻れ」
『はい!!』
安心した私は筋力テストのグラウンドに戻り、記録を始めた
▽
私は筋力テストの記録を始めた
1年生の中にはシニア出身の人もいる
あの松方シニア出身の東条くんと金丸くん
松方シニアって言ったら確か一昨年は全国ベスト4だったはず!
東条くんは投手だし、どんな球種あるのかなー
楽しみだ
とはいえ、今すぐに高校で通用しそうな即戦力になりそうな人
はやっぱり難しいだろう…
特に投手は…
丹波先輩は今不調だし、
安定した人がほしい…というのが現状の本音だ
最終テストの遠投
やっぱり90mも届かない人が多い
人数も残りわずかになってきたとき
みんなのざわついた声が聞こえた
「「ひ、120m!!」」
『!えっ120m?!』
いったい誰が…かなりの強肩…
すると、私の所に人がやってきた
身長が大きくてちょっとボーっとした印象の男の子
「降谷暁…120mでした」
『あ…はい!えっと…すごいね!!』
「そう…なの?」
『すごいよ!降谷くん投手なの?
MAX何kmくらい??』
「測ったことないからわからないな…」
『受けてみたいなぁ!
あ、でもこれからいっしょに野球できるんだよね!
キャッチボールしようね!約束!
私、マネージャーの桜井 翼です。
今年1年生!よろしくね!』
私が満面の笑みでそういうと
降谷くんはかすかにふっと笑ってよろしくと言ってくれた
大物な予感の投手候補に胸が踊ったのはいうまでもない
これからがとても楽しみだ
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