合宿
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合宿5日目
今日は鉄心さんがノックをした
4時から、陽が落ちてもまだ…
気持ちが切れかけていた先輩達
それでもみんなの先頭に立ち
プレーでチームを引っ張る結城先輩は
最高にかっこ良かった…
最後のベーラン終えて挨拶してから
片付けに走る
『お疲れ様です!タオルはかごの中に入れといてください!
あ!片付け忘れたボールも置いといてください!』
「お疲れー、桜井ちゃんばかりに任せられねーから持ってくよ」
『先輩達、この後自主練しますよね?
その時間に当ててください!』
「…あぁ、ありがとな…」
「あ、おいそこの1年!こっち手伝ってからあがってくれー」
『あ、大丈夫ですよ…』
「いーから」
結局手を煩わせてしまった…
選手のみんなには合宿でできない分の練習に時間を使ってほしいのに
「桜井、これ持っていくのか?」
『あ、金丸くん…ごめんねー』
「結構重いでしょ?これも筋トレになりそう」
『ありがとう、東条くん』
大きなかごを持ってもらい
私は片付け忘れてたボール3つを手の平で転がしながら
倉庫の方へ歩いていった
「先輩達…すごかったね」
「だな…俺達もまだまだだな」
『ほんとにかっこ良かったね…
私、選手じゃないけど、この人には
この人達には託せるって…思った』
「俺も早くあそこまで行きたい」
「そうだな中学でどうだったとか関係ねーよな!
俺達もレギュラー目指すぞ」
『頑張ってね!応援してる!』
「桜井さん、合宿終わったら素振り…見てくれない?」
『私でよければ!いつでも言って!
鉄心さんは好調な選手は積極的に使うから
狙おう!レギュラー!!』
「あっはは、やっぱポジティブすぎ」
「困ったことがあったら気にせず俺らに言えよ、桜井」
『ありがとう!金丸くん、東条くん』
ボールを片付けて洗濯機の前までかごを運んでもらってからふたりと別れた
主将はかっこ良すぎるし
レギュラーは頼もしいし
チームのみんなは優しいし
青道に来てよかったな…
行きたいな…甲子園
少しでも長くみんなと
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